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公開番号
2024171299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023186122
出願日
2023-10-31
発明の名称
二酸化炭素吸放出材
出願人
国立大学法人広島大学
代理人
個人
,
個人
主分類
B01J
20/22 20060101AFI20241204BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】吸着させた二酸化炭素の回収を低温で行える二酸化炭素吸放出材を提供する。
【解決手段】二酸化炭素吸放出材は、多孔質担体と、多孔質担体に担持されたアミンと、を備える。多孔質担体は、BJH法による細孔直径が25nm以下である。また、多孔質担体が無機酸化物である場合、アミンの含有量が10wt%~60wt%であることが好ましく、多孔質担体が活性炭である場合、アミンの含有量が60wt%~80wt%であることが好ましい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
多孔質担体と、前記多孔質担体に担持されたアミンと、を備え、
前記多孔質担体は、BJH法による細孔直径が25nm以下である、
ことを特徴とする二酸化炭素吸放出材。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記多孔質担体が無機酸化物であり、
前記アミンの含有量が10wt%~60wt%である、
ことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素吸放出材。
【請求項3】
前記多孔質担体が活性炭であり、
前記アミンの含有量が60wt%~80wt%である、
ことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素吸放出材。
【請求項4】
前記アミンがジエチレントリアミン、ポリエチレンイミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタミン、1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、N-メチルエチレンジアミン、N,N-ジメチルエチレンジアミン、N-メチル-1,3-ジアミノプロパン、N,N-ジメチル-1,3-プロパンジアミン、トリス(2-アミノエチル)アミン、1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン、N-メチル-2,2’-ジアミノジエチルアミン、N,N’-ジメチルN-[2-(メチルアミノ)エチル]エチレンジアミン、または、N1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N2,N2-ジメチルエタン-1,2-ジアミンである、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二酸化炭素吸放出材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素吸放出材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
地球での環境問題の代表例として地球温暖化が挙げられ、その原因となる温室効果ガスにはCO
2
が含まれている。CO
2
の排出量は人類の発展と共に増加し、現状の排出傾向がそのまま進行すると、2100年に大気中のCO
2
濃度が530~980ppmとなると予測されており、このCO
2
濃度の上昇によって、1990年から2100年にかけて1.4から6.1℃の世界平均気温変化を引き起こす可能性がある。
【0003】
地球温暖化を抑制するために、大気中のCO
2
を捕捉して除去する技術、DAC(Direct Air Capture)に注目が集まっており、特に、多孔質材料とアミンを組み合わせたアミン系吸着剤の研究が盛んである(例えば、特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-164656号公報
特開2018-202275号公報
特開2012-139622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アミン系吸着材は、水蒸気共存下でも吸着能力を示すことから、二酸化炭素回収分野において有望視されている。しかし、吸着後の二酸化炭素の回収(放出)には、80~120℃での加熱が必要であり、エネルギーを大量に消費するとともに使用環境を制限してしまう。
【0006】
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸着させた二酸化炭素の回収を低温で行える二酸化炭素吸放出材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る二酸化炭素吸放出材は、
多孔質担体と、前記多孔質担体に担持されたアミンと、を備え、
前記多孔質担体は、BJH法による細孔直径が25nm以下である、
ことを特徴とする。
【0008】
前記多孔質担体が無機酸化物であり、
前記アミンの含有量が10wt%~60wt%であることが好ましい。
【0009】
また、前記多孔質担体が活性炭であり、
前記アミンの含有量が60wt%~80wt%であることが好ましい。
【0010】
また、前記アミンがジエチレントリアミン、ポリエチレンイミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタミン、1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、N-メチルエチレンジアミン、N,N-ジメチルエチレンジアミン、N-メチル-1,3-ジアミノプロパン、N,N-ジメチル-1,3-プロパンジアミン、トリス(2-アミノエチル)アミン、1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン、N-メチル-2,2’-ジアミノジエチルアミン、N,N’-ジメチルN-[2-(メチルアミノ)エチル]エチレンジアミン、または、N1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-N2,N2-ジメチルエタン-1,2-ジアミンであることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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