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公開番号
2025065065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2024174509
出願日
2024-10-03
発明の名称
複合体、光音響イメージング用造影剤、セラノスティックス材料、及びそれらの製造方法
出願人
三菱ケミカル株式会社
,
国立大学法人広島大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C08L
5/04 20060101AFI20250410BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】難水溶性化合物を水に分散させた新規な複合体、光音響イメージング用造影剤、セラノスティックス材料、及びそれらの関連技術を提供する。
【解決手段】複合体は、難水溶性化合物の粒子表面が生体高分子で包接されている複合体であって、前記難水溶性化合物は、フタロシアニン系骨格を有する難水溶性色素である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
難水溶性化合物の粒子表面が生体高分子で包接されている複合体であって、
前記難水溶性化合物は、フタロシアニン系骨格を有する難水溶性色素である、複合体。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記生体高分子が、多糖類、又はポリペプチドである、請求項1に記載の複合体。
【請求項3】
前記多糖類は、λ-カラギーナン、及びタマリンドガムから選択され、前記ポリペプチドは、ポリ-L-リジン、及びポリ-γ-グルタミン酸から選択される、請求項2に記載の複合体。
【請求項4】
前記難水溶性化合物の粒子の吸収極大波長が、600nm以上にある、請求項1~3の何れか一項に記載の複合体。
【請求項5】
難水溶性化合物の粒子表面が生体高分子で包接されている複合体を含んでいる、光音響イメージング用造影剤。
【請求項6】
前記生体高分子が、多糖類、又はポリペプチドである、請求項5に記載の光音響イメージング用造影剤。
【請求項7】
前記多糖類は、λ-カラギーナン、及びタマリンドガムから選択され、前記ポリペプチドは、ポリ-L-リジン、及びポリ-γ-グルタミン酸から選択される、請求項6に記載の光音響イメージング用造影剤。
【請求項8】
前記難水溶性化合物の粒子の吸収極大波長が、600nm以上にある、請求項5~7の何れか一項に光音響イメージング用造影剤。
【請求項9】
難水溶性化合物の粒子表面が生体高分子で包接されている複合体を含んでいる、セラノスティックス材料。
【請求項10】
前記生体高分子が、多糖類、又はポリペプチドである、請求項9に記載のセラノスティックス材料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合体、光音響イメージング用造影剤、セラノスティックス材料、及びそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、疎水性金属フタロシアニンの粒子を、界面活性剤を用いて乳化することで得られる、疎水性金属フタロシアニンの複合体が記載されている。
【0003】
また、例えば、非特許文献1には、ナフタロシアニンを有機溶媒に溶解し、界面活性剤としてプルロニック(登録商標)を用いて乳化することで得られるナフタロシアニンの複合体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-44790号公報
【非特許文献】
【0005】
Changho Lee et al., "Dual-color photoacoustic lymph node imaging using nanoformulated naphthalocyanines", Biomaterials, 2015, 73, 142-148
Riku Kawasaki et al., "Water solubilization of paclitaxel using polypeptides for cancer therapy", Material Advances, 2022, 3, 467-473
Riku Kawasaki et al., "Formulation of water-dispersible hydrophobic compound nanocomplexes with polypeptides via a supramolecular approach using a high-speed vibration milling technique", RSC Advances, 2022, 12, 32012-32019
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、特許文献1の複合体、及び非特許文献1に記載の複合体の製造においては、疎水性金属フタロシアニン及びナフタロシアニンをクロロホルム等の有機溶媒に溶解分散し、界面活性剤を用いて乳化することで、エマルションとして複合体を製造している。
【0007】
しかしながら、特許文献1の複合体、及び非特許文献1に記載の複合体のように、生体に適用する複合体に有機溶媒が含まれることは好ましくなく、有機溶媒を用いずとも、水系における分散安定性が高い複合体が求められている。
【0008】
例えば、非特許文献2には、高速振動粉砕法によって、ポリペプチド(poly-L-lysine (PLL)を分散剤として用い、疎水性の抗がん剤(anticancer drug paclitaxel (PTX))を水系に分散する抗がん剤の複合体が記載されている。
【0009】
非特許文献3には、ポリペプチド等を分散剤として用い、高速振動粉砕法によって、フラーレン、ポルフィリン、オリゴチオフェン、クマリン、ピレン等を複合体化する方法が記載されている。
【0010】
しかしながら、非特許文献2及び非特許文献3は、生体イメージング用造影剤、及びセラノスティックス材料に関する知見を何ら開示していない。
(【0011】以降は省略されています)
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