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公開番号
2025114265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008859
出願日
2024-01-24
発明の名称
水分散液、コーティング剤、膜、及び繊維製品
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
33/06 20060101AFI20250729BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】繊維に対するコーティング剤として使用した際に十分な撥水性及び撥油性を付与できる水分散液を提供する。
【解決手段】アクリル-スチレン共重合体(A)、非イオン性界面活性剤(B)、及びワックス(C)を含む水分散液であって、該非イオン性界面活性剤(B)がポリオール脂肪酸エステルを含有し、該ポリオール脂肪酸エステルの含有量が、該アクリル-スチレン共重合体(A)100質量部に対し8~100質量部、かつ該ワックス(C)の含有量が、該非イオン性界面活性剤(B)中のポリオール脂肪酸エステルの含有量100質量部に対して7質量部以上である、水分散液。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アクリル-スチレン共重合体(A)、非イオン性界面活性剤(B)、及びワックス(C)を含む水分散液であって、
該非イオン性界面活性剤(B)がポリオール脂肪酸エステルを含有し、該ポリオール脂肪酸エステルの含有量が、該アクリル-スチレン共重合体(A)100質量部に対し8~100質量部、かつ該ワックス(C)の含有量が、該非イオン性界面活性剤(B)中のポリオール脂肪酸エステルの含有量100質量部に対して7質量部以上である、水分散液。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記ポリオール脂肪酸エステルが、ショ糖脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルの少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の水分散液。
【請求項3】
更にアニオン性界面活性剤(D)を含む、請求項1に記載の水分散液。
【請求項4】
B型粘度計を用いて25℃で、せん断速度100rpmで測定した粘度が5,000mPa・s以下である、請求項1に記載の水分散液。
【請求項5】
レーザー回折装置を用いて25℃で測定したエマルジョンの平均粒子径が100μmより小さい、請求項1に記載の水分散液。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の水分散液からなる、繊維製品のコーティング剤。
【請求項7】
前記繊維製品が、繊維、糸、織物、編物、不繊布、衣料、寝具、床敷物、又は室内装飾品である、請求項6に記載のコーティング剤。
【請求項8】
請求項1~5のいずれか一項に記載の水分散液を乾燥して得られる膜。
【請求項9】
前記膜表面の走査型プローブ顕微鏡法による表面粗さRaが1~250nmである、請求項8に記載の膜。
【請求項10】
請求項8に記載の膜を有する繊維製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は撥水撥油コーティング剤として有用な水分散液、それを用いてなるコーティング剤及び膜と、繊維製品に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、フッ素系のコーティング剤を塗布することによって、撥水性及び撥油性が繊維材に付与されてきた。フッ素系化合物は、撥水性及び撥油性に優れる一方、環境や人体に対する影響が懸念される。そのため、フッ素系化合物はその使用が禁止されるか、または避けられている。
そこでフッ素系化合物の使用に伴う懸念を考慮して、フッ素系化合物の使用量を低減させることや、非フッ素系のアクリル系やシリコーン系のコーティング剤を用いて撥水性を付与することが代替策として検討されている。しかし、これらの代替策にあっては、撥油性が劣るため満足のいく性能が得られないという課題がある。加えて、近年では更に環境に配慮したバイオ材料が求められることがある。
【0003】
前記の課題を背景として、例えば、特許文献1では、アクリル系撥水剤、シリコーン系撥水剤及びデンドリマー系撥水剤からなる群より選ばれる少なくとも1種の非フッ素系撥水剤を、特定の官能基を含む繊維に接触させることが提案されている。
特許文献2には、スチレン-アクリル樹脂、ショ糖脂肪酸エステル、アニオン性界面活性剤、ワックス成分及び水を含有する水分散液が記載されている。
特許文献3には非フッ素系重合体、ワックス、水媒体及び乳化剤を含む撥水撥油剤が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017―210704号公報
国際公開第2023/182272号公報
国際公開第2018/123759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、本発明者の検討によれば、特許文献1に記載の非フッ素系撥水剤をコーティング剤として用いても十分な耐油性が得られなかった。特許文献3に記載の撥水撥油剤もまた、撥水効果は確認されるが十分な撥油性が得られなかった。
また、本発明者は、特許文献2に記載の水分散液を繊維材に適用した場合の撥水性及び撥油性の効果には改善の余地があることを知見した。
【0006】
本発明の目的は、繊維に対するコーティング剤として使用した際に十分な撥水性及び撥油性を付与できる水分散液と、これを用いた撥水性及び撥油性に優れた繊維製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決すべく検討を重ねた結果、バインダー樹脂、非イオン性界面活性剤、及びワックスを含有する水分散液において、バインダー樹脂としてアクリル-スチレン共重合体を用いると共に、非イオン性界面活性剤としてポリオール脂肪酸エステルを用いた上で、ポリオール脂肪酸エステル及びワックスの含有量を特定の比率に制御することにより、上記課題を解決することができることを見出し、本発明を達成した。
即ち、本発明は以下の[1]~[10]を要旨とする。
【0008】
[1] アクリル-スチレン共重合体(A)、非イオン性界面活性剤(B)、及びワックス(C)を含む水分散液であって、
該非イオン性界面活性剤(B)がポリオール脂肪酸エステルを含有し、該ポリオール脂肪酸エステルの含有量が、該アクリル-スチレン共重合体(A)100質量部に対し8~100質量部、かつ該ワックス(C)の含有量が、該非イオン性界面活性剤(B)中のポリオール脂肪酸エステルの含有量100質量部に対して7質量部以上である、水分散液。
【0009】
[2] 前記ポリオール脂肪酸エステルが、ショ糖脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルの少なくともいずれかを含む、[1]に記載の水分散液。
【0010】
[3] 更にアニオン性界面活性剤(D)を含む、[1]又は[2]に記載の水分散液。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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