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公開番号
2025125429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021482
出願日
2024-02-15
発明の名称
組成物、硬化物、積層体及び硬化物の製造方法
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08F
290/06 20060101AFI20250820BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】硬化性に優れ、外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物を形成できる組成物を提
供する。
【解決手段】ポリアルキルシロキサンユニットを含む共重合体(A)と、少なくとも1種
のR
4
4-n
Si(OR
5
)
n
(R
4
は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラルキ
ル基を表し、R
5
はアルキル基又はフェニル基を表し、nは2~4の整数を表し、n個の
OR
5
は互いに異なっていてもよく、nが2の場合、(4-n)個のR
4
は互いに異なっ
ていてもよい。)で表されるシラン化合物又はその部分加水分解縮合物からなる成分(B
)と、屈折率が1.45以上の化合物からなる成分(C)とを含む組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリアルキルシロキサンユニットを含む共重合体(A)と、少なくとも1種の下記式(
b)で表されるシラン化合物又はその部分加水分解縮合物からなる成分(B)と、共重合
体(A)と成分(B)と異なる、屈折率が1.45以上の化合物からなる成分(C)とを
含む組成物。
R
4
4-n
Si(OR
5
)
n
・・・(b)
ただし、R
4
は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、R
5
はア
ルキル基又はフェニル基を表し、nは2~4の整数を表し、n個のOR
5
は互いに異なっ
ていてもよく、nが2の場合、(4-n)個のR
4
は互いに異なっていてもよい。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記共重合体(A)が、前記ポリアルキルシロキサンユニットを含むシリコーンマクロ
モノマー(X)に基づく構成単位を含む請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記共重合体(A)が、下記式(1)で表される基を有する単量体(Y)に基づく構成
単位を含む請求項2に記載の組成物。
-R
1
-M(R
2
)
r
(OR
3
)
m-r
・・・(1)
ただし、MはAl、Fe、In、Ge、Hf、Si、Ti、Sn、Zr、又はTaを表
し、R
1
は炭素数1~5の炭化水素基を表し、R
2
は炭素数1~5のアルキル基、炭素数
2~5のアルケニル基、又はアリール基を表し、R
3
は炭素数1~5のアルキル基、炭素
数2~5のアルケニル基、アリール基、又はアシル基を表し、mはMに応じた3~4の整
数を表し、rは0~3の整数を表し、rが2以上の場合、r個のR
2
は互いに異なってい
てもよく、m-rが2以上の場合、(m-r)個のOR
3
は互いに異なっていてもよい。
【請求項4】
前記共重合体(A)を構成する全構成単位の合計質量に対し、前記シリコーンマクロモ
ノマー(X)に基づく構成単位の割合と前記単量体(Y)に基づく構成単位の割合の合計
が55質量%以上である、請求項2または3に記載の組成物。
【請求項5】
前記成分(C)が分子中に、Al、Fe、In、Ge、Hf、Si、Ti、Sn、Zr
、又はTaからなる群から選ばれる少なくとも1つ以上を含む請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記共重合体(A)を構成する全構成単位の合計質量に対し、前記シリコーンマクロモ
ノマー(X)に基づく構成単位の割合が15~60質量%で、前記単量体(Y)に基づく
構成単位の割合が40~85質量%である請求項4に記載の組成物。
【請求項7】
前記成分(B)が、テトラアルコキシシランの部分加水分解縮合物である請求項1に記
載の組成物。
【請求項8】
前記成分(B)が、少なくとも1種の前記シラン化合物の部分加水分解縮合物であって
重量平均分子量が300~3000である部分加水分解縮合物を、触媒の存在下に加水分
解縮合反応させたものである請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
開始剤(D)を含む請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記開始剤(D)が、光酸発生剤及び光塩基発生剤からなる群から選ばれる少なくとも
1種を含む請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物、硬化物、積層体及び硬化物の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車用の各種ランプレンズ、グレージング、外装、計器類のカバー等の部材に、ポリ
メチルメタクリレート樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリス
チレン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂等が用いられる。これらの樹脂から製造され
た樹脂成形品は、軽量で耐衝撃性に優れ、透明性も良好である。
また、近年では、各種部品の小型化に伴い、耐久性に優れる透過性ガラスがカバー部材
に用いられることも増えてきた。
【0003】
近年、自動車等の車両においては、運転者や歩行者、対向車両への安全確保のために、
車間距離制御システムをはじめとする先進運転支援システム(ADAS)を搭載すること
がある。例えば、車間距離制御システムの一例として、30~300GHz程度の周波数
帯の電波(ミリ波)を用いたセンサー装置(ミリ波レーダーと呼ぶことがある)や、レー
ザー照射を利用して対象物の性状や距離を測量するセンサー装置(LiDARと呼ぶこと
がある)が挙げられる。
上記センサー装置は、意匠性との両立から、車輌前面のエンブレムやフロントグリルの
裏側に配置されることが多い。しかし、電磁波は雨滴や雪による減衰や散乱を受けやすく
、電磁波が通過するエンブレムやフロントグリル等の最表面に雨滴や雪が付着すると、対
象物との距離の測量に支障をきたす問題がある。そこで、エンブレムやフロントグリルの
表面部材には水滴を容易に滑落させることができる滑水性という機能が求められる。
【0004】
基材表面に滑水性を付与する方法として、ポリジメチルシロキサン構造を含む樹脂を含
むコーティング組成物で基材表面をコーティングする方法が知られている。
特許文献1には、シリコーンマクロマーを共重合したポリマーとシリケートを含む滑水
性良好な組成物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/05912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、本発明者らの検討によれば、特許文献1に記載の組成物は、低屈折材料を薄膜
塗装するため、基材及び/またはプライマー等の高屈折率の基材またはプライマーを用い
る場合外光販社による干渉模様が発生し、外観が優れないものであった。
【0007】
本発明は、高屈折率材料を配合し、基材及び/またはプライマー層との屈折率差を小さ
くすることで、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物を形成で
きる組成物、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物及びその製
造方法、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物層を有する積層
体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の態様を有する。
[1]ポリアルキルシロキサンユニットを含む共重合体(A)と、少なくとも1種の下
記式(b)で表されるシラン化合物又はその部分加水分解縮合物からなる成分(B)と、
共重合体(A)と成分(B)と異なる、屈折率が1.45以上の化合物からなる成分(C
)とを含む組成物。
R
4
4-n
Si(OR
5
)
n
・・・(b)
ただし、R
4
は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、R
5
はア
ルキル基又はフェニル基を表し、nは2~4の整数を表し、n個のOR
5
は互いに異なっ
ていてもよく、nが2の場合、(4-n)個のR
4
は互いに異なっていてもよい。
[2]前記共重合体(A)が、前記ポリアルキルシロキサンユニットを含むシリコーン
マクロモノマー(X)に基づく構成単位を含む[1]に記載の組成物。
[3]前記共重合体(A)が、下記式(1)で表される基を有する単量体(Y)に基づ
く構成単位を含む[1]又は[2]に記載の組成物。
-R
1
-M(R
2
)
r
(OR
3
)
m-r
・・・(1)
ただし、MはAl、Fe、In、Ge、Hf、Si、Ti、Sn、Zr、又はTaを表
し、R
1
は炭素数1~5の炭化水素基を表し、R
2
は炭素数1~5のアルキル基、炭素数
2~5のアルケニル基、又はアリール基を表し、R
3
は炭素数1~5のアルキル基、炭素
数2~5のアルケニル基、アリール基、又はアシル基を表し、mはMに応じた3~4の整
数を表し、rは0~3の整数を表し、rが2以上の場合、r個のR
2
は互いに異なってい
てもよく、m-rが2以上の場合、(m-r)個のOR
3
は互いに異なっていてもよい。
[4]前記共重合体(A)を構成する全構成単位の合計質量に対し、前記シリコーンマ
クロモノマー(X)に基づく構成単位の割合と前記単量体(Y)に基づく構成単位の割合
の合計が55質量%以上である、[1]~[3]のいずれか一項に記載の組成物。
[5]前記成分(C)が分子中に、Al、Fe、In、Ge、Hf、Si、Ti、Sn
、Zr、又はTaからなる群から選ばれる少なくとも1つ以上を含む[1]~[4]のいずれ
か一項に記載の組成物。
[6]前記共重合体(A)を構成する全構成単位の合計質量に対し、前記シリコーンマ
クロモノマー(X)に基づく構成単位の割合が10~70質量%で、前記単量体(Y)に
基づく構成単位の割合が30~90質量%である[1]~[5]のいずれか一項に記載の組成
物。
[7]前記成分(B)が、テトラアルコキシシランの部分加水分解縮合物である、[1
]~[6]のいずれか一項に記載の組成物。
[8]前記成分(B)が、少なくとも1種の前記シラン化合物の部分加水分解縮合物で
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物を形
成できる組成物、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物及びそ
の製造方法、干渉縞を抑制した良好な外観、滑水性及び耐久性に優れる硬化物層を有する
積層体を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明するが、以下の説明は、本発明の実施の形態の
一例であり、本発明はその要旨を超えない限り、以下の記載内容に限定されるものではな
い。
なお、本明細書において「~」という表現を用いる場合、その前後の数値又は物性値を
含む表現として用いるものとする。本明細書に開示の数値範囲は、その下限値および上限
値を任意に組み合わせて新たな数値範囲とすることができる。
また、本発明において、「(メタ)アクリル」という表現を用いた場合、「アクリル」
と「メタクリル」の一方又は両方を意味するものとする。「(メタ)アクリレート」、「
(メタ)アクリロイル」等についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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