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公開番号2025125526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2025019081
出願日2025-02-07
発明の名称積層体及び保護フィルム
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B32B 27/30 20060101AFI20250820BHJP(積層体)
要約【課題】耐湿熱性及び耐候性に優れた積層体、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材用保護フィルム、及びそれを用いた積層体を提供する。
【解決手段】波長380nmにおける透過率が1%未満であるアクリル樹脂組成物(A)からなる層を少なくとも含むアクリル樹脂層と、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材層との積層体とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
波長380nmにおける透過率が1%未満であるアクリル樹脂組成物(A)からなる層を少なくとも含むアクリル樹脂層と、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材層との、積層体。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記アクリル樹脂層が、メタルウェザー暴露試験480時間後の波長380nmにおける透過率が1%未満である、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記アクリル樹脂組成物(A)が、コアシェルゴム(A-1)を含む、請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記アクリル樹脂組成物(A)のアセトン不溶分が65%以下である、請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記アクリル樹脂組成物(A)の100℃における貯蔵弾性率が20MPa以上である、請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
前記アクリル樹脂組成物(A)が紫外線吸収剤を含み、該紫外線吸収剤の分子量が400以上である、請求項1に記載の積層体。
【請求項7】
前記紫外線吸収剤がトリアジン型紫外線吸収剤及び/又はベンゾトリアゾール型紫外線吸収剤である、請求項6に記載の積層体。
【請求項8】
前記紫外線吸収剤の10%重量減少温度が300℃以上である、請求項6に記載の積層体。
【請求項9】
前記アクリル樹脂組成物(A)100質量部における前記紫外線吸収剤の含有量が、0.01~10質量部である、請求項6に記載の積層体。
【請求項10】
前記アクリル樹脂組成物(A)が着色剤を含み、該着色剤がASTM D4303を基準としたLightfastness rating III未満である、請求項1~9の何れか1項に記載の積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体及び保護フィルムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
アクリル樹脂フィルムは透明性や耐候性に優れることから、例えば、屋外建材等の各種成形品に貼合して、表面を保護するオーバーレイフィルムとして好ましく用いられている。
また、成形品の基材には意匠性を付与するため様々な色や絵柄模様を付されることが多く、どのような色、絵柄であっても意匠性を損なわないオーバーレイフィルムが求められている。
【0003】
例えば、特許文献1には、屋外建材として知られるメラミン化粧板へのオーバーレイフィルムが開示されている。具体的には、メラミン基材との貼合性に優れ、耐水性及び外観に優れるアクリル樹脂積層フィルムが開示されている。
一方で、特許文献2には、長波長領域の紫外線(380nm~400nm)を効率よく遮光できるトリアジン系紫外線吸収剤を有する遮光フィルムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/192708号
特開2013-67811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1や2のフィルムでは、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上のメラミン化粧板と積層させた際、得られる積層体の耐候性が不十分となる場合があった。また、湿熱環境下での添加剤のブリードアウトにより積層体の外観が損なわれる恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、耐湿熱性及び耐候性に優れた積層体、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材用保護フィルム、及びそれを用いた積層体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は鋭意研究を行なった結果、特定の物性を有する樹脂層と基材を組み合わせることにより前記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は以下の[1]~[21]に係る発明である。
[1]波長380nmにおける透過率が1%未満であるアクリル樹脂組成物(A)からなる層を少なくとも含むアクリル樹脂層と、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材層との、積層体。
[2]前記アクリル樹脂層が、メタルウェザー暴露試験480時間後の波長380nmにおける透過率が1%未満である、[1]に記載の積層体。
[3]前記アクリル樹脂組成物(A)が、コアシェルゴム(A-1)を含む、[1]又は[2]に記載の積層体。
[4]前記アクリル樹脂組成物(A)のアセトン不溶分が65%以下である、[1]~[3]の何れかに記載の積層体。
[5]前記アクリル樹脂組成物(A)の100℃における貯蔵弾性率が20MPa以上である、[1]~[4]の何れかに記載の積層体。
[6]前記アクリル樹脂組成物(A)が紫外線吸収剤を含み、該紫外線吸収剤の分子量が400以上である、[1]~[5]の何れかに記載の積層体。
[7]前記紫外線吸収剤がトリアジン型紫外線吸収剤及び/又はベンゾトリアゾール型紫外線吸収剤である、[6]に記載の積層体。
[8]前記紫外線吸収剤の10%重量減少温度が300℃以上である、[6]又は[7]に記載の積層体。
[9]前記アクリル樹脂組成物(A)100質量部における前記紫外線吸収剤の含有量が、0.01~10質量部である、[6]~[8]の何れかに記載の積層体。
[10]前記アクリル樹脂組成物(A)が着色剤を含み、該着色剤がASTM D4303を基準としたLightfastness rating III未満である、[1]~[9]の何れかに記載の積層体。
[11]前記アクリル樹脂層のYIが10未満である、[1]~[10]の何れかに記載の積層体。
[12]前記基材層(基材ともいう)が、縮合アゾ顔料以外のアゾ顔料を含有する、[1]~[11]の何れかに記載の積層体。
[13]前記基材層(基材ともいう)がメラミン基材である、[1]~[11]の何れかに記載の積層体。
[14]アクリル樹脂組成物(A)からなる層を少なくとも含み、波長380nmにおける透過率が1%未満であるASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材用の保護フィルム。
[15]前記アクリル樹脂組成物(A)が、コアシェルゴム(A-1)を含む、[14]に記載の基材用の保護フィルム。
[16]前記アクリル樹脂組成物(A)が紫外線吸収剤を含み、該紫外線吸収剤の分子量が400以上である、[14]又は[15]に記載の基材用の保護フィルム。
[17]前記紫外線吸収剤がトリアジン型紫外線吸収剤及び/又はベンゾトリアゾール型紫外線吸収剤である、[16]に記載の基材用の保護フィルム。
[18]前記紫外線吸収剤の10%重量減少温度が300℃以上である、[16]又は[17]に記載の基材用の保護フィルム。
[19]前記アクリル樹脂組成物(A)100質量部における前記紫外線吸収剤の含有量が、0.01~10質量部である、[16]~[18]の何れかに記載の基材用の保護フィルム。
[20]前記基材用の保護フィルムが、前記アクリル樹脂組成物(A)からなる樹脂層(I)と、反応性基含有アクリル樹脂(B-1)を含むアクリル樹脂組成物(B)からなる樹脂層(II)を含む積層フィルムである、[14]~[19]の何れかに記載の基材用の保護フィルム。
[21][14]~[20]の何れかに記載の基材用の保護フィルムと、基材との積層体。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、耐湿熱性及び耐候性に優れたASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材との積層体、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材用保護フィルム、及びそれを用いた積層体を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様について詳細に説明するが、本発明は目的を逸脱しない範囲において以下の各態様に限定されるわけではない。なお、本明細書において「~」は、下限と上限とを含むものとする。また、各好ましい範囲については、上限と下限とを任意で組み合わせて使用することができる。
【0010】
本発明の一態様は、波長380nmにおける透過率が1%未満であるアクリル樹脂組成物(A)からなる層(以下、樹脂層(I)ともいう)を少なくとも含むアクリル樹脂層と、ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材層(以下、基材、メラミン基材ともいう)との、積層体を含む。また、該ASTM D4303を基準としたLightfastness ratingがIII以上の基材用の保護フィルム、およびそれを用いた積層体についても、本発明の一態様に含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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