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公開番号2025114239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008815
出願日2024-01-24
発明の名称ゴルフクラブシャフトおよびその製造方法
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A63B 53/10 20150101AFI20250729BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】優れた意匠性を有しながらもあらゆる方向の反射が抑えられたゴルフクラブシャフトおよびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】素管の外周面上にマット層とホログラム層とが設けられ、前記マット層が、前記ホログラム層よりも外側に前記ホログラム層を包含するように配置されているゴルフクラブシャフトとする。また、本発明のゴルフクラブシャフトの製造方法は、素管の外周面上の少なくとも一部にホログラム層を設けること、前記ホログラム層を包含する領域にマット層を設けること、を含む。これにより、優れた意匠性を有しながらも、あらゆる方向の反射が抑えられるゴルフクラブシャフトが提供される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
素管の外周面上にホログラム層とマット層とが設けられ、
前記マット層が前記ホログラム層を包含する領域に設けられている、ゴルフクラブシャフト。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記マット層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層が少なくとも1層配置されている、請求項1に記載のゴルフクラブシャフト。
【請求項3】
前記ホログラム層と前記マット層との間にカラー塗装層が少なくとも1層配置されている、請求項1または2に記載のゴルフクラブシャフト。
【請求項4】
前記カラー塗装層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層が少なくとも1層配置されている、請求項3に記載のゴルフクラブシャフト。
【請求項5】
ゴルフクラブに用いられるシャフトを得るためのゴルフクラブシャフトの製造方法であって、
素管の外周面上の少なくとも一部にホログラム層を設けること、および、
前記ホログラム層を包含する領域にマット層を設けること、
を含む、ゴルフクラブシャフトの製造方法。
【請求項6】
前記ホログラム層を包含する領域にクリア塗装層を設ける、請求項5に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
【請求項7】
前記ホログラム層を包含する領域にカラー塗装層を設ける、請求項5または6に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
【請求項8】
前記カラー塗装層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層を少なくとも1層配置する、請求項7に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブシャフトおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゴルフクラブなどのスポーツ用品には、光輝性、意匠性などの観点から、ホログラム層を設けることが行われている。
例えば、ホログラム層の表面を透明状保護層で覆い、さらにクリア塗装層を設けることで、装飾の耐久性を向上させることが行われている(特許文献1)。
また、スポーツ用品の外側にホログラム層を配置し、その上にカラー塗装層を設けることで、ホログラム層の色を隠蔽し、ホログラム層の色抜けを抑えることが行われている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-182546号公報
特開2010-88373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ヘッドのライ角やロフト角を調整できるアジャスタブルゴルフクラブが販売されている。本発明者は、検討の結果、アジャスタブルゴルフクラブではライ角やロフト角を変更できるがゆえに、その角度によってクラブを持って構えたゴルファーの視界にホログラム層で反射した光が入り、プレーの集中を妨げるという課題があることを見出した。
【0005】
本発明の主たる目的は、優れた意匠性を有しながらもあらゆる方向の反射が抑えられたゴルフクラブシャフトおよびその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成を含み得る。
[1]素管の外周面上にホログラム層とマット層とが設けられ、
前記マット層が前記ホログラム層を包含する領域に設けられている、ゴルフクラブシャフト。
[2]前記マット層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層が少なくとも1層配置されている、[1]に記載のゴルフクラブシャフト。
[3]前記ホログラム層と前記マット層との間にカラー塗装層が少なくとも1層配置されている、[1]または[2]に記載のゴルフクラブシャフト。
[4]前記カラー塗装層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層が少なくとも1層配置されている、[3]に記載のゴルフクラブシャフト。
[5]ゴルフクラブに用いられるシャフトを得るためのゴルフクラブシャフトの製造方法であって、
素管の外周面上の少なくとも一部にホログラム層を設けること、および、
前記ホログラム層を包含する領域にマット層を設けること、
を含む、ゴルフクラブシャフトの製造方法。
[6]前記ホログラム層を包含する領域にクリア塗装層を設ける、[5]に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
[7]前記ホログラム層を包含する領域にカラー塗装層を設ける、[5]または[6]に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
[8]前記カラー塗装層と前記ホログラム層の間にクリア塗装層を少なくとも1層配置する、[7]に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、優れた意匠性を有しながらもあらゆる方向の反射が抑えられたゴルフクラブシャフトおよびその製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る方法に用いる素管の一例を示す模式図である。
図2は、実施態様に係る方法により形成される層構成の一例を示す模式図である。
図3は、実施態様に係る方法により形成される層構成の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[ゴルフクラブシャフト]
実施形態に係るゴルフクラブシャフトは、素管の外周面上にホログラム層とマット層とが設けられ、前記マット層が前記ホログラム層を包含する領域に設けられている。
【0010】
「素管の外周面上にホログラム層を設ける」とは、素管の外周面に直接ホログラム層を設けるほか、素管の外周面との間に他の層を介してホログラム層を設けることを含む。
好適例では、素管の外周面に下塗り層、ベースカラー層、クリア塗装層等を設け、それらの層の表面の少なくとも一部にホログラム層を設ける。
(【0011】以降は省略されています)

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