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公開番号2025069631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179458
出願日2023-10-18
発明の名称作業支援システムおよび作業支援方法
出願人国立大学法人広島大学,コベルコ建機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250423BHJP(計算;計数)
要約【課題】建設機械などの操作対象を用いた作業における操縦者の心理状態を改善することができる作業支援システムおよび作業支援方法を提供する。
【解決手段】作業支援システム(300C)のコントローラ(50)は、操作対象(100)の操縦時および操作対象(100)のシミュレータ(200)の操縦時の少なくとも一方における操縦者(MP)の心理状態に相関する情報である心理状態情報を取得し、操作対象(100)の操縦時およびシミュレータ(200)の操縦時の少なくとも一方において操縦者(MP)に対して前記心理状態の変化を促すための情報である変化促進情報が発信されるような制御を行い、前記変化促進情報の発信の前後における前記心理状態の変化に関するデータを用いて、操縦時における心理状態を改善するための情報である改善情報の内容を決定する。
【選択図】図32
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラを備える作業支援システムであって、
前記コントローラは、
操作対象の操縦時および前記操作対象のシミュレータの操縦時の少なくとも一方における操縦者の心理状態に相関する情報である心理状態情報を取得し、
前記操作対象の操縦時および前記シミュレータの操縦時の少なくとも一方において前記操縦者に対して前記心理状態の変化を促すための情報である変化促進情報が発信されるような制御を行い、
前記変化促進情報の発信の前後における前記心理状態の変化に関するデータを用いて、操縦時における心理状態を改善するための情報である改善情報の内容を決定する、作業支援システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記操作対象の操縦時および前記シミュレータの操縦時の少なくとも一方における前記操縦者を特定し、
特定された前記操縦者が前記操作対象または前記操作対象とは異なる操作対象を操縦するときに、前記操縦者に対して前記改善情報を提示する、請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項3】
前記コントローラは、前記操縦者とは異なる他の操縦者が前記操作対象または前記操作対象とは異なる操作対象を操縦するときに、前記他の操縦者に対して前記改善情報を提示する、請求項1または2に記載の作業支援システム。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記心理状態情報を取得するときの作業内容を前記改善情報と関連付けて記憶し、
前記操縦者または前記操縦者とは異なる他の操縦者が前記操作対象または前記操作対象とは異なる操作対象を操縦するときに、前記改善情報と関連付けられた前記作業内容の作業が行われる場合には、前記操縦者または前記他の操縦者に対して、前記改善情報を提示する、請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項5】
前記変化促進情報は、第1の変化促進情報であり、
前記コントローラは、前記第1の変化促進情報が発信されるタイミングとは異なるタイミングで第2の変化促進情報が発信されるような制御を行い、
前記第1の変化促進情報の発信による前記心理状態の改善効果と前記第2の変化促進情報の発信による前記心理状態の改善効果とを比較し、前記改善効果の高い方を前記改善情報として決定する、請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項6】
操作対象の操縦時および前記操作対象のシミュレータの操縦時の少なくとも一方における操縦者の心理状態に相関する情報である心理状態情報をコントローラが取得することと、
前記操作対象の操縦時および前記シミュレータの操縦時の少なくとも一方において前記操縦者に対して前記心理状態の変化を促すための情報である変化促進情報が発信されるような制御を前記コントローラが行うことと、
前記変化促進情報の発信の前後における前記心理状態の変化に関するデータを用いて、操縦時における心理状態を改善するための情報である改善情報の内容を前記コントローラが決定することと、を備える作業支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業支援システムおよび作業支援方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、特定作業者についての第1の記憶区分に記憶された情報および第2の記憶区分に記憶された情報と比較して、特定作業者の身体内部状態を判断し、アラート内容を決定する演算部と、作業者に対してアラートを発生する出力部を備える管理支援システムを開示する。
【0003】
特許文献2は、ドライバが焦っている状態を検出するためのドライバの焦り検出装置を開示する。この焦り検出装置は、焦り情報検出部と、焦り状態検出部と、を備える。焦り情報検出部は、車両が発進するタイミング、車両が停車するタイミング、及び車両の機器が操作されたタイミングを起点として、次の機器が操作されるタイミングまでの時間間隔を検出する。焦り状態検出部は、焦り情報検出部により検出された時間間隔に基づいて、ドライバが焦っている状態検出する。
【0004】
特許文献3は、オペレータ等がショベルの不安定状態が生じうる状況を判断するための情報を蓄積することを目的とする技術を開示する。
【0005】
特許文献4は、作業発注者が発注した作業に適した技能レベルを持つオペレータを作業発注者に容易に選択させるための作業受発注システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-149452号公報
特開2020-185872号公報
国際公開第2019/182042号
特開2019-191734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
建設機械などの操作対象を用いた作業において操縦者の心理状態を改善することは、作業効率の向上、操縦者の負担軽減などのメリットがある。従って、建設機械を用いた作業における操縦者の心理状態を改善することができる技術の開発が望まれる。
【0008】
本開示は、操作対象を用いた作業における操縦者の心理状態を改善することができる作業支援システムおよび作業支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、第1~第4の態様に係る作業支援システムを含む。第1~第4の態様に共通する構成を備える作業支援システムは、コントローラを備え、前記コントローラは、操作対象の操縦時および前記操作対象のシミュレータの操縦時の少なくとも一方における操縦者の心理状態に相関する情報である心理状態情報を用いて、前記操作対象の操縦時における前記操縦者の前記心理状態を改善するための指令の内容を決定する。
【0010】
第1~第4の態様に共通する構成を備える作業支援方法は、操作対象の操縦時および前記操作対象のシミュレータの操縦時の少なくとも一方における操縦者の心理状態に相関する情報である心理状態情報を用いて、前記操作対象の操縦時における前記操縦者の前記心理状態を改善するための指令の内容をコントローラが決定することを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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