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公開番号2025081247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024192710
出願日2024-11-01
発明の名称分析システム
出願人株式会社明治,国立大学法人広島大学
代理人弁理士法人ドライト国際特許事務所
主分類G16H 20/70 20180101AFI20250520BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】心理的特性が行動に与える影響の把握に役立つ分析システムを提供する。
【解決手段】分析システム11は、質問事項に基づき心理的特性を点数化して得られる心理的特性データを含む解析データを格納する記憶部13と、解析データをクラスター解析して、個々のクラスターごとに心理的特性データから特徴事項を抽出する分析部18とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
質問事項に基づき心理的特性を点数化して得られる心理的特性データを含む解析データを格納する記憶部と、
前記解析データをクラスター解析して、個々のクラスターごとに前記心理的特性データから特徴事項を抽出する分析部と
を備える分析システム。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記解析データを生成する解析データ生成部を備え、
前記記憶部は、
前記心理的特性データを保持する第1データベースと、数値に基づき購買行動を特定する購買行動データを保持する第2データベースと、を格納し、
前記解析データ生成部は、
前記第1データベースから取得される前記心理的特性データに、前記第2データベースから取得される前記購買行動データを組み合わせ、前記解析データを生成し、
前記分析部は、
個々のクラスターごとに前記購買行動データおよび前記心理的特性データから特徴事項を抽出する、請求項1に記載の分析システム。
【請求項3】
前記心理的特性は内受容感覚である、請求項1または2に記載の分析システム。
【請求項4】
決められた期間にわたって前記購買行動データを収集する購買数値化部をさらに備える、請求項2に記載の分析システム。
【請求項5】
前記クラスターごとに前記購買行動データおよび前記心理的特性データのうち少なくとも1指標を視覚的に表示するグラフィックデータを生成する描画部を備える、請求項2に記載の分析システム。
【請求項6】
前記心理的特性データは、質問事項に基づき得られるストレスに関する指標の点数を含む、請求項1または2に記載の分析システム。
【請求項7】
前記解析データのクラスター解析にあたってk-means法が用いられる、請求項1または2に記載の分析システム。
【請求項8】
前記解析データのクラスター解析にあたってクラスター数が予め決められたクラスター数を超えると、主成分分析を実施する補助分析部を備える、請求項7に記載の分析システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、質問事項に基づき点数化して得られる特性データを保持するデータベースを有する分析システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1はストレス感受性評価用紙を開示する。ストレス感受性評価用紙は、質問事項に基づき、ストレスに対する感受性を点数化する。点数化にあたって被験者はストレス感受性評価用紙の質問事項に回答する。回答の表現に対応して評価点は設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-230553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ひとが物品やサービスを購入するなどの行動は個人差が生ずるが、ひとの多様な個人差と行動との関係性を把握することは容易ではない。その一方で、ひとの心理的特性、例えばストレスに対する感受性、が特徴事項ごとに分類されれば、心理的特性、例えばストレスに対する感受性、がひとの行動に与える影響を把握することができる可能性がある。
【0005】
本発明は、心理的特性が行動に与える影響の把握に役立つ分析システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る分析システムは、質問事項に基づき心理的特性を点数化して得られる心理的特性データを含む解析データを格納する記憶部と、前記解析データをクラスター解析して、個々のクラスターごとに前記心理的特性データから特徴事項を抽出する分析部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
以上のように本発明によれば、心理的特性が行動に与える影響の把握に役立つ分析システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る感覚行動分析システムの構成を概略的に示す図である。
スクリープロットの一具体例を示す図である。
主成分ごとに主成分係数を示すグラフである。
クラスター数に対してギャップ統計量を示すグラフである。
クラスターごとに主成分の重心を示すグラフである。
(A)因子数「5」でクラスター解析された際に得られる1主成分の重心を示すグラフ、および(B)因子数「4」でクラスター解析された際に得られる1主成分の重心を示すグラフである。
(A)因子数「5」でクラスター解析された際に得られる1主成分の重心を示すグラフ、および(B)因子数「4」でクラスター解析された際に得られる1主成分の重心を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
【0010】
<感覚行動分析システムの全体構成>
図1は本発明の一実施形態に係る感覚行動分析システムの構成を概略的に示す。感覚行動分析システム11は、第1データベース12を格納する第1記憶部13と、第2データベース14を格納する第2記憶部15とを備える。第1データベース12は、点数化された内受容感覚と、ストレスに関する指標の点数とを特定する心理的特性データを保持する。第2データベース14は、数値に基づき消費者の購買行動を特定する購買行動データを保持する。
(【0011】以降は省略されています)

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