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公開番号
2025121580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017091
出願日
2024-02-07
発明の名称
セメント組成物の製造方法
出願人
株式会社大林組
,
国立大学法人広島大学
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
C04B
28/02 20060101AFI20250813BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】材料費及びCO
2
排出量の削減を図る。
【解決手段】セメント組成物供給設備に残された残セメント組成物の洗浄水を取得する洗浄水取得工程と、前記洗浄水から粒径75μm以上の骨材を除去した回収水を取得する回収水取得工程と、前記回収水にCO
2
を混合した溶液を練混ぜ水として用いて、CO
2
混合セメント組成物を製造するCO
2
混合セメント組成物製造工程と、を有することを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
セメント組成物供給設備に残された残セメント組成物の洗浄水を取得する洗浄水取得工程と、
前記洗浄水から粒径75μm以上の骨材を除去した回収水を取得する回収水取得工程と、
前記回収水にCO
2
を混合した溶液を練混ぜ水として用いて、CO
2
混合セメント組成物を製造するCO
2
混合セメント組成物製造工程と、
を有することを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のCO
2
混合セメント組成物製造方法であって、
前記回収水に混合される前記CO
2
は88.0g/水L以下である、
ことを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
【請求項3】
請求項1に記載のCO
2
混合セメント組成物製造方法であって、
前記回収水に、消石灰を混合する消石灰混合工程を有する、
ことを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
【請求項4】
請求項3に記載のCO
2
混合セメント組成物製造方法であって、
前記回収水に混合される前記消石灰は、38.0g/水L以下である、
ことを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
【請求項5】
請求項1又は請求項3に記載のCO
2
混合セメント組成物製造方法であって、
前記回収水に含まれるカルシウム濃度は、2.0mol/L以下である、
ことを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
【請求項6】
請求項1に記載のCO
2
混合セメント組成物製造方法であって、
前記CO
2
は、前記回収水に含まれるカルシウム源が完全に反応する理論量だけ混合される、
ことを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セメント組成物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート(セメント組成物の一例)の製造時における二酸化炭素(CO
2
)の排出量を削減する方法として、コンクリートの中に二酸化炭素を吸収又は混和させることで固定化する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、コンクリートの材料である水(練混ぜ水)にあらかじめ水酸化カルシウムを添加した後、炭酸ガス(気体の二酸化炭素)を注入して二酸化炭素を含有させている。この二酸化炭素として、コンクリート製造時の排ガスから分離回収されたものを用いることにより、CO
2
の排出量を低減できることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2022-201204
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、練混ぜ水に水酸化カルシウムを添加しているため、その水酸化カルシウムの分の材料費や製造に係るCO
2
排出量が大きくなるおそれがある。
【0005】
ところで、生コンクリート製造時において、工場設備やトラックアジデーター車の洗浄工程でセメントを主体とするスラッジ水(回収水)が多量に発生し、その処理が課題となっている。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スラッジ水を有効活用して、材料費及びCO
2
排出量の削減を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための主たる発明は、セメント組成物供給設備に残された残セメント組成物の洗浄水を取得する洗浄水取得工程と、前記洗浄水から粒径75μm以上の骨材を除去した回収水を取得する回収水取得工程と、前記回収水にCO
2
を混合した溶液を練混ぜ水として用いて、CO
2
混合セメント組成物を製造するCO
2
混合セメント組成物製造工程と、を有することを特徴とするCO
2
混合セメント組成物製造方法である。
【0008】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、材料費及びCO
2
排出量の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
参考例のコンクリートの製造方法を材料毎に分けて示したフロー図である。
本実施形態のコンクリートの製造方法を示すフロー図である。
本実施形態のコンクリートの製造方法を材料毎に分けて示したフロー図である。
本実施例における供試体の配合条件を示す図である。
フレッシュ性状の試験結果を示す図である。
W/Pと0打フローの関係を示す図である。
圧縮強度の試験結果を示す図である。
材齢3日と7日の圧縮強度を水準(練混ぜ水の種類)毎に示した図である。
W/Pと圧縮強度(N/mm
2
)の関係を示す図である
CO
2
固定量の試験結果を示す図である
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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