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公開番号
2024133881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043883
出願日
2023-03-20
発明の名称
ハードコートフィルム
出願人
日本製紙株式会社
代理人
個人
主分類
B32B
27/16 20060101AFI20240926BHJP(積層体)
要約
【課題】良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備えたハードコートフィルムを提供する。
【解決手段】基材上の少なくとも一方の面に、電離放射線硬化型樹脂を含有するハードコート層を有する。前記ハードコート層は、さらに無機系金属粒子を含有する。前記無機系金属粒子が、前記ハードコート層の前記基材側とは反対側の表面および該表面から深さ0.5μmまでの層内に、0.03質量%以上存在している。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上の少なくとも一方の面に、電離放射線硬化型樹脂を含有するハードコート層を有するハードコートフィルムにおいて、前記ハードコート層は、さらに無機系金属粒子を含有し、前記無機系金属粒子が、前記ハードコート層の前記基材側とは反対側の表面および該表面から深さ0.5μmまでの層内に、0.03質量%以上存在していることを特徴とするハードコートフィルム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記無機系金属粒子は、少なくとも銀成分を含む無機材料であることを特徴とする請求項1に記載のハードコートフィルム。
【請求項3】
前記ハードコート層は、さらに帯電防止剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項4】
前記ハードコート層は、さらに無機微粒子を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項5】
前記ハードコート層は、さらに防曇剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項6】
前記ハードコート層は、さらに有機微粒子を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
【請求項7】
前記基材上の前記ハードコート層と反対の面、もしくは前記基材と前記ハードコート層との間に、金属または金属酸化物からなる薄膜が少なくとも1層以上積層されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抗菌性・抗ウイルス性を有するハードコートフィルムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、特に感染症対策の観点から、人の手が表面に直接触れたりする可能性のある、たとえばフェイスシールド用フィルム、パーティション用フィルム、ウィンドウフィルム、電子機器等のタッチパネル用フィルムなどは、抗菌性・抗ウイルス性を有していることが要望されている。
【0003】
従来技術としては、たとえば、フィルム基材上に、抗菌剤等を含有する抗菌ハードコート層が積層されたハードコートフィルムが種々提案されている(例えば、特許文献1乃至3等を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-216750号公報
特開2010-234523号公報
特開2012-208169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、従来より、抗菌性を備えたハードコートフィルムは種々提案されているが、最近では、抗菌性だけではなく、良好な抗ウイルス性も兼ね備えたものが要望されている。また、用途によっては、抗菌性・抗ウイルス性に加えて、たとえば、帯電防止性能、高硬度、防曇性、高ヘイズ、遮熱性(つまり遮熱乃至は断熱性)なども要求されており、このようにハードコートフィルムに対する機能的要求は高まってきている。
【0006】
そこで、本発明の目的は、第1に、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備えたハードコートフィルムを提供することであり、第2に、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備え、さらに帯電防止性能を有するハードコートフィルムを提供することであり、第3に、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備え、さらに高硬度のハードコートフィルムを提供することであり、第4には、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備え、さらに防曇性を有するハードコートフィルムを提供することであり、第5には、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備え、さらに高ヘイズ値を有するハードコートフィルムを提供することであり、第6には、良好な抗菌性及び抗ウイルス性を備え、さらに遮熱性を有するハードコートフィルムを提供することである。またさらには、良好な抗菌性及び抗ウイルス性に加え、上記の帯電防止性能、高硬度、防曇性、高ヘイズや遮熱性等のうちの複数の性能をも兼備えるハードコートフィルムを提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため鋭意検討を行い、得られた種々の知見に基づき完成したものである。
すなわち、本発明は以下の構成を有するものである。
【0008】
(第1の発明)
基材上の少なくとも一方の面に、電離放射線硬化型樹脂を含有するハードコート層を有するハードコートフィルムにおいて、前記ハードコート層は、さらに無機系金属粒子を含有し、前記無機系金属粒子が、前記ハードコート層の前記基材側とは反対側の表面および該表面から深さ0.5μmまでの層内に、0.03質量%以上存在していることを特徴とするハードコートフィルムである。
【0009】
(第2の発明)
前記無機系金属粒子は、少なくとも銀成分を含む無機材料であることを特徴とする第1の発明に記載のハードコートフィルムである。
【0010】
(第3の発明)
前記ハードコート層は、さらに帯電防止剤を含有することを特徴とする第1又は第2の発明に記載のハードコートフィルムである。
(【0011】以降は省略されています)
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