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公開番号
2024133772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043735
出願日
2023-03-20
発明の名称
粉体補給装置および粉体補給装置の制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20240926BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 トナーなどの粉体が収容される収容部内の当該粉体が補給対象要素へ補給される状態にあるかどうかに拘らず、当該収容部内の粉体の残量を常に正確に検知する。
【解決手段】 本発明に係るトナー補給装置38によれば、収容部としてのホッパ100(本体部102)には、ホッパ100内のトナー残量を検知するためのトナー残量センサ(112)が設けられる。このトナー残量センサ(112)が収容されるセンサケース(114、116)の窓部(114a、116a)は、ワイパ118によって清掃されるが、ワイパ118は、ホッパ100内のトナーを現像装置50へ補給するための搬送スクリュ110と共通のホッパモータ130により駆動される。特に、トナーカートリッジ(382)からホッパ100内にトナーが補給される際に、ホッパモータ130の駆動頻度に応じて、トナー残量の判定基準となるトナー残量判定閾値(Hbt)が設定される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に粉体が収容される第1収容部、
前記第1収容部に設けられるとともに当該第1収容部内の所定の領域に検知領域を形成する検知部を有し、当該検知領域における前記粉体を含む何らかの物体の有無に応じた検知信号を出力する検知手段、
前記検知部の表面を摺擦することにより当該検知部の表面を清掃する清掃部材、
前記第1収容部内の前記粉体を補給対象要素へ補給する補給部材、
前記清掃部材と前記補給部材とを一括して駆動させる第1駆動手段、
前記検知信号に基づいて、前記検知領域における前記粉体の有無を判定する判定手段、および、
前記第1駆動手段の状態に応じて、前記判定手段による判定基準を設定する設定手段を備える、粉体補給装置。
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【請求項2】
前記設定手段は、所定の第1期間ごとに、当該第1期間における前記第1駆動手段の駆動頻度に応じた前記判定基準を設定する、請求項1に記載の粉体補給装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記検知領域における前記粉体を含む何らかの物体の有無に応じた2値の前記検知信号を出力し、
前記判定手段は、所定の第2期間ごとに、当該第2期間における前記検知信号が前記2値の一方を示す頻度に基づいて、前記粉体の有無を判定する、請求項1に記載の粉体補給装置。
【請求項4】
前記第1駆動手段によって駆動され、前記第1収容部内の前記粉体を攪拌する攪拌部材をさらに備える、請求項1に記載の粉体補給装置。
【請求項5】
前記清掃部材は、前記攪拌部材に設けられる、請求項4に記載の粉体補給装置。
【請求項6】
前記補給対象要素における前記粉体の消費量に基づいて、前記第1駆動手段を制御する第1制御手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記第1制御手段による前記第1駆動手段の制御状態に基づいて、当該第1駆動手段の状態を認識する、請求項1に記載の粉体補給装置。
【請求項7】
内部に前記粉体が収容される第2収容部、
前記第2収容部内の前記粉体を前記第1収容部へ補給する第2補給部材、
前記第2補給部材を駆動させる第2駆動手段、および、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2駆動手段を制御する第2制御手段をさらに備える、請求項1に記載の粉体補給装置。
【請求項8】
前記粉体は、トナーを含む、請求項1から7までのいずれかに記載の粉体補給装置。
【請求項9】
内部に粉体が収容される第1収容部、
前記第1収容部内に設けられるとともに当該第1収容部内の所定の領域に検知領域を形成する検知部を有し、当該検知領域における前記粉体を含む何らかの物体の有無に応じた検知信号を出力する検知手段、
前記検知部の表面を摺擦することにより当該検知部の表面を清掃する清掃部材、
前記第1収容部内の前記粉体を補給対象要素へ補給する補給部材、および、
前記清掃部材と前記補給部材とを一括して駆動させる第1駆動手段を備える粉体補給装置の制御方法であって、
前記検知信号に基づいて、前記検知領域における前記粉体の有無を判定する判定ステップ、および、
前記第1駆動手段の状態に応じて、前記判定ステップによる判定基準を設定する設定ステップを含む、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粉体補給装置および粉体補給装置の制御方法に関し、特に、電子写真方式の画像形成装置におけるトナーなどの粉体を現像装置などの補給対象要素へ補給する、粉体補給装置および粉体補給装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された技術によれば、粉体としてのトナーが収容されたトナーボトルから当該トナーを一時的に収容するトナー収容部を介して当該トナーが補給対象要素としての現像装置へ補給される。トナー収容部内には、当該トナー収容部内のトナーを現像装置への排出口に向けて搬送する搬送部材が設けられる。併せて、トナー収容部内には、当該トナー収容部内のトナーの有無を検知する、厳密には自身が設けられた位置(高さ位置)におけるトナーの有無を検知する、トナー検知手段が設けられる。このトナー検知手段によりトナー収容部内にトナーがないことが検知されたときに、換言すればトナー収容部内のトナーの残量が所定量に満たない不十分な状態にあるときに、トナーボトルから当該トナー収容部内へトナーが補給される。さらに、トナー収容部内には、当該トナー収容部内に収容されたトナーを攪拌する攪拌部材が設けられる。この攪拌部材によりトナーが攪拌されることで、トナーの流動性が保たれる。加えて、撹拌部材には、トナー検知手段の検知面を清掃する清掃部材が設けられる。この清掃部材が設けられた攪拌部材が駆動されると、清掃部材がトナー検出手段の検知面を摺擦し、これにより、当該検知面に付着したトナーが掻き落とされ、つまり当該検知面が清掃される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-178612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示された技術では、トナー検知手段の検知面が清掃部材により清掃されるときに(その瞬間に)、当該清掃部材がトナー検知手段の検知面を横切る。このため特に、トナー収容部内のトナーの残量が不十分であるときに、トナー検知手段の検知面を清掃部材が横切ると、厳密にはそのタイミングでトナー検知手段の出力信号がサンプリングされると、当該トナー収容部内のトナーの残量が所定量に達していて十分な状態にあるものと誤検知される場合がある。またたとえば、トナー収容部内のトナーが攪拌部材により攪拌されると、当該トナーが飛散し(舞い上がり)、とりわけトナー収容部内のトナーの残量が不十分であるときに、この飛散したトナーがトナー検知手段により検知されることで、トナー収容部内のトナーの残量が十分であるものと誤検知される虞がある。さらに、特許文献1には明記されていないが、装置全体の低コスト化を図るために、攪拌部材は、搬送部材と共通のモータなどの駆動源により駆動されるものと思われる。このような構成においては、搬送部材が駆動されるときに、つまりトナー収容部内のトナーが現像装置へ補給されるときに、これと連動して、攪拌部材が駆動される。要するに、特許文献1に開示された技術では、トナー収容部内のトナーが現像装置へ補給される状態にあるときに、当該トナー収容部内のトナーの残量についての検知精度が低下する。言い換えれば、トナー収容部内のトナーが現像装置へ補給される状態にあるかどうかによって、当該トナー収容部内のトナーの残量についての検知精度が変わる。
【0005】
そこで、本開示は、トナーなどの粉体が収容される収容部内の当該粉体が補給対象要素へ補給される状態にあるかどうかに拘らず、当該収容部内の粉体の残量を常に正確に検知することができる、新規な粉体補給装置および粉体補給装置の制御方法を提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本開示は、粉体補給装置に係る第1の開示、および、粉体補給装置の制御方法に係る第2の開示を含む。
【0007】
このうちの粉体補給装置に係る第1の開示は、第1収容部、検知手段、清掃部材、補給部材、第1駆動手段、判定手段および設定手段を備える。第1収容部の内部には、粉体が収容される。検知手段は、検知部を有する。検知部は、第1収容部内に設けられ、当該第1収容部内の所定の領域に、たとえば自身が設けられた位置(高さ位置)における水平な領域に、検知領域を形成する。そして、検知手段は、検知部により形成された検知領域における粉体を含む何らかの物体の有無に応じた検知信号を出力する。清掃部材は、検知手段の検知部の表面を摺擦することにより、当該検知部の表面を清掃する。補給部材は、第1収容部内の粉体を補給対象要素へ補給する。第1駆動手段は、清掃部材と補給部材とを一括して駆動させる。言い換えれば、清掃部材と補給部材とは、互いに連動して駆動される。さらに、判定手段は、検知手段から出力される検知信号に基づいて、検知部により形成される検知領域における粉体の有無を判定する。そして、設定手段は、第1駆動手段の状態に応じて、つまり第1駆動手段が駆動しているかどうかに応じて、換言すれば清掃部材と補給部材との駆動状態に応じて、判定手段による判定基準を設定する。
【0008】
なお、設定手段は、たとえば所定の第1期間ごとに、当該第1期間における第1駆動手段の駆動頻度に応じた判定基準を設定する。
【0009】
またたとえば、検出手段は、前述の検知領域における粉体を含む何らかの物体の有無に応じた2値の検知信号を出力する。この場合、判定手段は、所定の第2期間ごとに、当該第2期間における検知信号が2値の一方を示す頻度に基づいて、粉体の有無を判定してもよい。ここで言う第2期間は、前述の第1期間と等価(共通)であってもよいし、そうでなくてもよい。
【0010】
さらに、本第1の開示においては、攪拌部材が、備えられてもよい。この攪拌部材は、第1駆動手段によって駆動され、つまり清掃部材と補給部材とに連動して駆動される。そして、攪拌部材は、第1収容部内の粉体を攪拌する。
(【0011】以降は省略されています)
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