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公開番号
2024160192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-13
出願番号
2021159398
出願日
2021-09-29
発明の名称
端末装置、および、基地局装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
72/044 20230101AFI20241106BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】効率的に通信を行う端末装置及び基地局装置を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末装置は、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、PUSCHを送信する送信部とを、備える。PUSCHのための周波数ホッピングをDCIに少なくとも基づいて実行し、周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数を第1の上位層パラメータによって決定し、周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式を、第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定する。第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング及びバンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、周波数ホッピング間隔はスロット数である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、
前記PUSCHを送信する送信部と、を備え、
前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、
前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、
前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である端末装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記スロット数のために1または複数の上位層パラメータが設定され、
前記第1の上位層パラメータは、前記1または複数の上位層パラメータのうち要素1、および、要素2のいずれかに少なくとも基づき決定され、
前記要素1は、前記DCIに対応するDCIフォーマットであり、
前記要素2は、前記DCIに含まれる時間領域リソース割り当てフィールドである
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記PUSCHのための設定される時間領域ウィンドウのウィンドウ長は前記第1の上位層パラメータに基づいて決定され、
前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記PUSCHのための前記設定される時間領域ウィンドウの前記ウィンドウ長は前記第1の上位層パラメータに基づいて決定される
請求項1、または、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、
前記PUSCHを送信する送信部と、を備え、
前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、
前記周波数ホッピング間隔のためのスロット数が1より大きいことに基づき、前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示すことを期待しない
端末装置。
【請求項5】
前記スロット数のために1または複数の上位層パラメータが設定され、
前記第1の上位層パラメータは、前記1または複数の上位層パラメータのうち要素1、および、要素2のいずれかに少なくとも基づき決定され、
前記要素1は、前記DCIに対応するDCIフォーマットであり、
前記要素2は、前記DCIに含まれる時間領域リソース割り当てフィールドである
請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
前記PUSCHのための設定される時間領域ウィンドウのウィンドウ長は、前記第1の上位層パラメータに基づいて決定される
請求項4、または、請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信する送信部と、
前記PUSCHを受信する受信部と、を備え、
前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、
前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、
前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、
前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である基地局装置。
【請求項8】
前記スロット数のために1または複数の上位層パラメータが設定され、
前記第1の上位層パラメータは、前記1または複数の上位層パラメータのうち要素1、および、要素2のいずれかに少なくとも基づき決定され、
前記要素1は、前記DCIに対応するDCIフォーマットであり、
前記要素2は、前記DCIに含まれる時間領域リソース割り当てフィールドである
請求項7に記載の基地局装置。
【請求項9】
前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記PUSCHのための設定される時間領域ウィンドウのウィンドウ長は前記第1の上位層パラメータに基づいて決定され、
前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記PUSCHのための前記設定される時間領域ウィンドウの前記ウィンドウ長は前記第1の上位層パラメータに基づいて決定される
請求項7、または、請求項8に記載の基地局装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、および、基地局装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「EUTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access」とも呼称される)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3
rd
Generation Partnership Project)において検討されている。LTEにおいて、基地局装置はeNodeB(evolved NodeB)、端末装置はUE(User Equipment)とも呼称される。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のサービングセルを管理してもよい。
【0003】
3GPPでは、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)が
策定する次世代移動通信システムの規格であるIMT(International Mobile Telecommunication)―2020に提案するため、次世代規格(NR: New Radio)の検討が行われている(非特許文献1)。NRは、単一の技術の枠組みにおいて、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communication)の3つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
【0004】
3GPPにおいて、NRによってサポートされるサービスの拡張の検討が行われている(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"New SID proposal: Study on New Radio Access Technology", RP-160671, NTT docomo, 3GPP TSG RAN Meeting #71,Goteborg, Sweden, 7th ― 10th March, 2016.
“Release 17 package for RAN”, RP-193216, RAN chairman, RAN1 chairman, RAN2 chairman, RAN3 chairman, 3GPP TSG RAN Meeting #86, Sitges, Spain, 9th ― 12th December, 2019
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、効率的に通信を行う端末装置、該端末装置に用いられる通信方法、効率的に通信を行う基地局装置、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、前記PUSCHを送信する送信部と、を備え、前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホ
ッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である。
【0008】
(2)また、本発明の第2の態様は、基地局装置であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信する送信部と、前記PUSCHを受信する受信部と、を備え、前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である。
【0009】
(3)また、本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信するステップと、前記PUSCHを送信するステップと、を備え、前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である。
【0010】
(4)また、本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信するステップと、前記PUSCHを受信するステップと、を備え、前記PUSCHのための周波数ホッピングが前記DCIに少なくとも基づいて実行され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング間隔のためのスロット数が、第1の上位層パラメータによって決定され、前記周波数ホッピングに対応する周波数ホッピング方式が、前記第1の上位層パラメータとは異なる第2の上位層パラメータによって設定され、前記第2の上位層パラメータがスロット内周波数ホッピングを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は1スロット以内であり、前記第2の上位層パラメータがスロット間周波数ホッピング、および、バンドル間周波数ホッピングのいずれかを示す場合、前記周波数ホッピング間隔は前記スロット数である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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