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公開番号2024160190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-13
出願番号2021157575
出願日2021-09-28
発明の名称アクセスポイント装置、及び通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 74/04 20090101AFI20241106BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アクセスポイント装置がステーション装置同士の直接通信を管理する通信システムにおいて、アンライセンスバンドにおける通信効率を改善させること。
【解決手段】 複数のステーション装置と通信を行なうアクセスポイント装置は、前記複数のステーション装置にフレーム送信を引き起こすトリガーフレームを送信する送信部と、複数の無線リソースを、それぞれ異なる長さの時間期間で確保するキャリアセンスを実施する受信部と、を備え、前記トリガーフレームは、前記受信部が確保した前記複数の無線リソースの時間期間を示す情報を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数のステーション装置と通信を行なうアクセスポイント装置であって、
前記複数のステーション装置にフレーム送信を引き起こすトリガーフレームを送信する送信部と、
複数の無線リソースを、それぞれ異なる長さの時間期間で確保するキャリアセンスを実施する受信部と、を備え、
前記トリガーフレームは、前記受信部が確保した前記複数の無線リソースの時間期間を示す情報を含む、アクセスポイント装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記トリガーフレームは、前記複数のステーション装置同士の通信である第1の通信と、前記アクセスポイント装置と前記複数のステーション装置の通信である第2の通信を設定可能であり、
前記トリガーフレームは前記第1の通信が設定されるフレームの送信電力に関連付けられた情報を含む、請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項3】
前記トリガーフレームに記載された前記時間期間を示す情報は、前記トリガーフレームを受信したステーション装置に対して、それぞれ異なる属性のNAVの設定を引き起こす、請求項2に記載のアクセスポイント装置。
【請求項4】
前記トリガーフレームが引き起こすNAVの属性は、前記第1の通信が設定されたステーション装置が更新可能なNAVである、請求項3に記載のアクセスポイント装置。
【請求項5】
複数のステーション装置と通信を行なうアクセスポイント装置の通信方法であって、
前記複数のステーション装置にフレーム送信を引き起こすトリガーフレームを送信するステップと、
複数の無線リソースを、それぞれ異なる長さの時間期間で確保するキャリアセンスを実施するステップと、を備え、
前記トリガーフレームは、前記キャリアセンスによって確保された前記複数の無線リソースの時間期間を示す情報を含む通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイント装置、及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
無線LAN(Local Area Network)規格であるIEEE802.11のさらなる高速化を実現する、IEEE802.11axがIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)により仕様化が進められており、仕様ドラフトに準拠した無線LANデバイスが市場に登場している。現在、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11beの標準化活動が開始されている。無線LANデバイスの急速な普及に伴い、IEEE802.11be標準化においても、無線LANデバイスの過密配置環境においてユーザあたりの更なるスループット向上の検討が行われている。
【0003】
無線LANでは、国・地域からの許可(免許)を必要とせずに無線通信を実施可能なアンライセンスバンドを用いて、フレーム送信を行うことができる。無線LANでは、アクセスポイント装置に対して、複数のステーション装置がアクセスして通信を行なうインフラストラクチャモードと、ステーション装置同士が直接通信(ダイレクトリンク、ダイレクトリンク通信、Direct Link)を行なうアドホックモードがそれぞれ仕様化されている
。昨今、様々なデバイスに無線LAN機能が搭載され、必ずしもすべてのデバイスがアクセスポイント装置まで通信を行なう必要がないユースケースが増えつつある。
【0004】
そこで、IEEE802.11be標準化においては、ステーション装置同士の直接通信に対して、アクセスポイント装置が、リソース管理を含めて管理・制御を行なう通信モードに関する議論が行われている(非特許文献1参照)。周辺の無線リソースの利用状況を把握可能なアクセスポイント装置が、ステーション装置同士の直接通信の管理を行なうことが出来れば、従来のアドホックモードと比較して、無線リソースをさらに柔軟に活用することが可能となる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
IEEE 802.11-20/1938-08、Jun.2021。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
アクセスポイント装置が無線リソース管理を行なうことで、直接通信を行なうステーション装置のペアを同時に設定することも可能となる。しかし、同時に通信を行なうステーション装置が増加することは、周辺への与干渉を増加させてしまうことも意味している。同一周波数を装置同士で共用することを基本とする無線LANにおいて、与干渉電力を増加させてしまうことは、ステーション装置の通信機会を削減させてしまい、アンライセンスバンドにおける通信効率を低下させてしまう。
【0007】
本発明は以上の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、アクセスポイント装置がステーション装置同士の直接通信を管理する通信システムにおいて、アンライセンスバンドにおける通信効率を改善させるアクセスポイント装置およびステーション装置および通信方法を開示するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するための本発明に係るアクセスポイント装置およびステーション装置および通信方法は、次の通りである。
【0009】
(1)すなわち、本発明の一態様に係るアクセスポイント装置は、複数のステーション装置と通信を行なうアクセスポイント装置であって、前記複数のステーション装置にフレーム送信を引き起こすトリガーフレームを送信する送信部と、複数の無線リソースを、それぞれ異なる長さの時間期間で確保するキャリアセンスを実施する受信部と、を備え、前記トリガーフレームは、前記受信部が確保した前記複数の無線リソースの時間期間を示す情報を含む。
【0010】
(2)また、本発明の一態様に係るアクセスポイント装置は、上記(1)に記載され、前記トリガーフレームは、前記複数のステーション装置同士の通信である第1の通信と、前記アクセスポイント装置と前記複数のステーション装置の通信である第2の通信を設定可能であり、前記トリガーフレームは前記第1の通信が設定されるフレームの送信電力に関連付けられた情報を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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