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公開番号2024133316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024115359,2020148705
出願日2024-07-19,2020-09-04
発明の名称光学系及びそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20240920BHJP(光学)
要約【課題】小型かつ色収差等の諸収差が良好に補正された光学系を提供する。
【解決手段】物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1と、負の屈折力の第2レンズ群L2と、1つのレンズ群からなり正の屈折力の後群LRとからなる光学系であって、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第2レンズ群L2は像側へ移動し、且つ隣り合うレンズ群の間隔が変化し、第1レンズ群L1における最も物体側のレンズ面から第1レンズ群L1における最も像側のレンズ面までの光軸上での距離D1、光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上での距離LD、第1レンズ群L1の焦点距離fL1、無限遠物体に合焦した際の前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの距離をBF、前記光学系の焦点距離をfは、所定の条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、1つのレンズ群からなり正の屈折力の後群とからなる光学系であって、
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、且つ隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上での距離をD1、前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上での距離をLD、前記第1レンズ群の焦点距離をfL1、無限遠物体に合焦した際の前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの距離をBF、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.20<D1/LD<0.45
1.60<LD/fL1<2.50
BF/f<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記光学系の焦点距離をfとするとき、
1.00<LD/f
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第2レンズ群の焦点距離をfL2とするとき、
2.00<|LD/fL2|<3.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記後群の焦点距離をfLRとするとき、
1.00<LD/fLR<3.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項5】
フォーカシングに際して、前記第1レンズ群および前記後群は不動であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、光軸と直交する方向の成分を含む方向へ移動する第3レンズ群と、1つのレンズ群からなり正の屈折力の後群とからなる光学系であって、
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、前記第1レンズ群、前記第3レンズ群、および前記後群は不動であり、
前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上での距離をD1、前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上での距離をLD、前記第1レンズ群の焦点距離をfL1、無限遠物体に合焦した際の前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの距離をBF、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.20<D1/LD<0.45
1.60<LD/fL1<2.50
BF/f<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系及びそれを有する撮像装置に関し、例えば、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラ、車載カメラなどの撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アッベ数の小さな材料(高分散材料)を使用した正レンズを適切に配置することで、色収差等の諸収差が良好に補正された光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-215495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系では、フォーカス群から比較的遠い位置に高分散材料を使用した正レンズが配置されている。このため、フォーカス群のピント敏感度(フォーカス群の移動量に対するピントの移動量)を高くすることが困難である。その結果、フォーカシングに際してのフォーカス群の移動量が増大するため、光学系の小型化が難しい。
【0005】
そこで本発明は、小型かつ色収差等の諸収差が良好に補正された撮像光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、1つのレンズ群からなり正の屈折力の後群とからなる光学系であって、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、且つ隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記第1レンズ群における最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群における最も像側のレンズ面までの光軸上での距離D1、前記光学系における最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上での距離LD、前記第1レンズ群の焦点距離fL1、無限遠物体に合焦した際の前記光学系における最も像側のレンズ面から像面までの距離をBF、前記光学系の焦点距離をfは、所定の条件式を満足する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型かつ色収差等の諸収差が良好に補正された光学系および撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における無限遠合焦時の光学系の断面図である。
実施例1における無限遠合焦時の光学系の収差図である。
実施例2における無限遠合焦時の光学系の断面図である。
実施例2における無限遠合焦時の光学系の収差図である。
実施例3における無限遠合焦時の光学系の断面図である。
実施例3における無限遠合焦時の光学系の収差図である。
実施例4における無限遠合焦時の光学系の断面図である。
実施例4における無限遠合焦時の光学系の収差図である。
各実施例における光学系を備えた撮像装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の光学系及びそれを有する撮像装置の実施例について、添付の図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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