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公開番号
2024126828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035505
出願日
2023-03-08
発明の名称
液体収納容器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20240912BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】小型化に寄与する位置決めのための構成を備えた液体収納容器を提供する。
【解決手段】内部に液体を収納可能な液体収納容器であって、内部と外部とを連通する連通口を備え、液体を供給する供給部材が嵌合して前記連通口を介して内部に液体を供給可能な嵌合部と、前記供給部材を、1点において位置決めする第1位置決め部と、前記嵌合部に設けられ、前記第1位置決め部により位置決めされた状態で前記供給部材を前記嵌合部へ嵌合させる際に、前記供給部材を前記嵌合部に嵌合する位置までガイド可能なガイドと、前記供給部材が前記嵌合部に嵌合する位置において、前記第1位置決め部を回動軸とした前記供給部材の移動を規制する規制部と、を備えた第2位置決め部と、を有するようにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に液体を収納可能な液体収納容器であって、
内部と外部とを連通する連通口を備え、液体を供給する供給部材が嵌合して前記連通口を介して内部に液体を供給可能な嵌合部と、
前記供給部材を、1点において位置決めする第1位置決め部と、
前記嵌合部に設けられ、前記第1位置決め部により位置決めされた状態で前記供給部材を前記嵌合部へ嵌合させる際に、前記供給部材を前記嵌合部に嵌合する位置までガイド可能なガイドと、前記供給部材が前記嵌合部に嵌合する位置において、前記第1位置決め部を回動軸とした前記供給部材の移動を規制する規制部と、を備えた第2位置決め部と、を有することを特徴とする液体収納容器。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記ガイドは、前記嵌合部の周囲に形成され、前記嵌合部に嵌合する際の前記供給部材の移動に応じて、前記供給部材を前記嵌合部に嵌合する位置までガイド可能な傾斜部であることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項3】
前記ガイドは、前記第1位置決め部を回動軸とした前記供給部材の移動方向に延在することを特徴とする請求項1または2に記載の液体収納容器。
【請求項4】
前記規制部は、2か所に設けられ、互いに前記連通口を挟んで対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項5】
前記規制部は、2か所に設けられ、一方の位置と前記連通口の中心とを結ぶ線分と、他方の位置と前記連通口の中心とを結ぶ線分とのなす角が、90度以上、180度未満となる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項6】
前記規制部は、前記第1位置決め部を回動軸とした前記供給部材の移動軌道上に位置することを特徴とする請求項5に記載の液体収納容器。
【請求項7】
前記嵌合部は、前記供給部材が嵌合する際に前記供給部材が挿入される凹部を備え、
前記規制部は、前記凹部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項8】
前記規制部は、前記凹部において前記連通口に向かって突出して形成されることを特徴とする請求項7に記載の液体収納容器。
【請求項9】
前記規制部は、前記凹部を形成する対向する平面により形成されることを特徴とする請求項7に記載の液体収納容器。
【請求項10】
前記連通口は、前記供給部材が嵌合する際に前記供給部材が挿入される凹部内に立設され、
前記規制部は、前記連通口の外周面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体収納容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクなどの液体を吐出する液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置における、液体吐出ヘッドへの液体供給方式として、液体吐出ヘッドにチューブを介して接続されたメインタンクから液体を供給するチューブ供給方式が知られている。特許文献1では、液体吐出ヘッドにおいて液体を収納する液体収納容器に設けられた複数の供給口に、ジョイントを介してチューブを接続する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-151896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ジョイントは各供給口に対応する接続部を備えているため、液体収納容器の供給口と、ジョイントの接続部とをそれぞれ対応する位置に位置させるために、専用の位置決め部が複数設けられている。このように、特許文献1の技術では、複数の位置決め部を形成するため、液体収納容器の小型化が困難となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小型化に寄与する位置決めのための構成を備えた液体収納容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示による一実施形態は、内部に液体を収納可能な液体収納容器であって、内部と外部とを連通する連通口を備え、液体を供給する供給部材が嵌合して前記連通口を介して内部に液体を供給可能な嵌合部と、前記供給部材を、1点において位置決めする第1位置決め部と、前記嵌合部に設けられ、前記第1位置決め部により位置決めされた状態で前記供給部材を前記嵌合部へ嵌合させる際に、前記供給部材を前記嵌合部に嵌合する位置までガイド可能なガイドと、前記供給部材が前記嵌合部に嵌合する位置において、前記第1位置決め部を回動軸とした前記供給部材の移動を規制する規制部と、を備えた第2位置決め部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、位置決めのための機能を維持しつつ、小型化することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の概略構成図
液体吐出ヘッドへのインクの供給系を示す図
液体収納容器の構成図
図3(b)のIV-IV線断面図
液体収納容器へのジョイントの接続を説明する図
嵌合部の配列ラインと、接続部の配列ラインとのずれを示す図
接続部の嵌合部への嵌合時のシール部材の断片の動きを示す図
シール部材の切込み部を説明する図
図8の切込み部を設けた際の、嵌合時のシール部材の断片の動きを示す図
他の実施形態のガイド部を示す図
公知技術の液体収納容器の概略構成図
図11の液体収納容器へのジョイントの接続を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、液体収納容器の実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで一例であり、この発明をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
(第1実施形態)
まず、図1乃至図9を参照しながら、第1実施形態による液体収納容器の一例について説明する。本実施形態では、液体収納容器は、液体吐出装置に搭載される液体吐出ヘッドに設けられ、液体吐出ヘッドから吐出する液体を収納するとともに、液体吐出装置に設けられたメインタンクからチューブを介して液体が供給される形態を例として説明する。つまり、本発明による液体収納容器は、液体吐出ヘッドに設けられるものに限定されるものではない。なお、本実施形態では、液体吐出装置は、記録媒体に対してインクなどの液体を吐出して記録する記録装置とする。
(【0011】以降は省略されています)
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