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公開番号
2024126119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023034300
出願日
2023-03-07
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20240912BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 記録材の幅を検知する幅検知手段の取り付け位置を変えられる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 フレームユニットは、幅検知手段が取り付けられている第一の取付穴と、ガイド部が設けられた領域の、記録材の幅方向に関して第一の取付穴が設けられた位置とは異なる位置に設けられた第二の取付穴であって、幅検知手段を取り付け可能であるが取り付けられていない第二の取付穴と、を有する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー画像が形成された記録材を加熱しつつトナー画像を記録材に定着する定着ユニットと、
前記定着ユニットに向かって搬送される記録材をガイドするガイド部が設けられたフレームユニットと、
前記フレームユニットの前記ガイド部が設けられた領域に設けられており、記録材の幅を検知する幅検知手段と、
を有する画像形成装置において、
前記フレームユニットは、
前記幅検知手段が取り付けられている第一の取付穴と、
前記ガイド部が設けられた領域の、記録材の幅方向に関して前記第一の取付穴が設けられた位置とは異なる位置に設けられた第二の取付穴であって、前記幅検知手段を取り付け可能であるが取り付けられていない第二の取付穴と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記定着ユニットは、第一の温度検知素子と、前記幅方向に関して前記第一の温度検知素子よりも記録材の搬送基準から離れた位置に設けられている第二の温度検知素子と、を有し、
前記幅方向に関して、前記第二の取付穴は前記第一の取付穴よりも前記搬送基準から離れた位置であって、前記第二の温度検知素子が設けられた位置と略一致した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記定着ユニットは温度検知素子を一つのみ有し、
前記幅方向に関して、前記第一の取付穴は前記第二の取付穴よりも記録材の搬送基準から離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記幅検知手段は、記録材が当接するセンサレバーと、前記センサレバーが作用するフォトセンサを有し、前記フレームユニットは、前記第一の取付穴と前記第二の取付穴の二つの穴に対して前記フォトセンサを取り付ける部分が一つであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記幅検知手段は、記録材が当接するセンサレバーと、前記センサレバーが作用するフォトセンサを有し、前記フレームユニットは、前記幅方向に関して、前記第一の取付穴と前記第二の取付穴の中間の位置に前記フォトセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記幅検知手段は、記録材が当接する一対のセンサレバーと、前記一対のセンサレバーが作用する一つのフォトセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
記録材の搬送方向に関して、前記第一の取付穴の位置と前記第二の取付穴の位置はずれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第二の取付穴は、カバー部材で塞がれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、トナー画像が形成された記録材を加熱しつつトナー画像を記録材に定着するト定着ユニットを備えている。幅が狭い記録材に画像形成する場合、定着ユニットにおいて記録材が通過しない領域の温度が昇温する非通紙部昇温という現象が生じることが知られている。
【0003】
幅が狭い記録材に画像形成する場合の非通紙部昇温を低く抑える方法の一つとして、記録材の搬送間隔を幅が広い記録材に画像を形成する場合よりも広くする方法がある。
【0004】
特許文献1には、定着ユニットに非通紙部昇温を検知する温度検知素子を設けて、この素子の検知温度が基準温度を超えたら搬送間隔を広げることが記載されている。
【0005】
特許文献2には、記録材の幅を検知する幅検知手段を記録材の搬送路中に設け、幅検知手段の検知結果に基づいて記録材の搬送間隔を切り替えることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-282036号公報
特開2020-143732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように、定着ユニットに非通紙部昇温を検知する温度検知素子を設けて非通紙部昇温を対策する装置、記録材の幅を検知する幅検知手段を設けて非通紙部昇温を対策する装置、又は両者を併用する装置が存在する。これらの構成の内、どの構成を選択するかは、求められる装置のスペック(製品グレード)等に応じて変わる。最適な構成が異なる複数種類の画像形成装置の構成部品が共通化できれば、画像形成装置の製造コストも抑えることができる。
【0008】
本発明の目的は、記録材の幅を検知する幅検知手段の取り付け位置を変えられる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するための本発明は、トナー画像が形成された記録材を加熱しつつトナー画像を記録材に定着する定着ユニットと、前記定着ユニットに向かって搬送される記録材をガイドするガイド部が設けられたフレームユニットと、前記フレームユニットの前記ガイド部が設けられた領域に設けられており、記録材の幅を検知する幅検知手段と、を有する画像形成装置において、前記フレームユニットは、前記幅検知手段が取り付けられている第一の取付穴と、前記ガイド部が設けられた領域の、記録材の幅方向に関して前記第一の取付穴が設けられた位置とは異なる位置に設けられた第二の取付穴であって、前記幅検知手段を取り付け可能であるが取り付けられていない第二の取付穴と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、記録材の幅を検知する幅検知手段の取り付け位置を変えられる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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