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公開番号2024129246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038327
出願日2023-03-13
発明の名称プリント基板
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類H05K 3/34 20060101AFI20240919BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】コネクタの一部が製品基板の端縁から突出するようにコネクタが表面実装される際に、コネクタが傾いて実装されるのを抑制可能なプリント基板の提供。
【解決手段】プリント基板700には、外部I/F基板200の端縁200aから突出する突出部504が形成される。外部I/F基板200の端縁200aにコネクタ203を実装する際には、コネクタ203の脚部513が突出部504に載せられる。その状態で、コネクタ203は、はんだ付けされることで外部I/F基板200に表面実装される。脚部513を載せる突出部504が外部I/F基板200に形成されることにより、コネクタ203は、外部I/F基板200に対し傾きが抑制され安定した状態で外部I/F基板200に適切に実装される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタ本体部と、前記コネクタ本体部の第1方向側の第1端面から前記第1方向に突出して相手側コネクタと接続する端子と、前記第1方向から見て前記コネクタ本体部の輪郭の内側に位置し、前記端子の周囲を覆って前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記コネクタ本体部の前記第1方向と直交する第2方向側の第2端面から前記第2方向に突出する第1突部と、前記第2端面において前記第1突部よりも前記第1端面側に設けられて前記第2方向に突出する第2突部と、を有するコネクタが実装されるプリント基板において、
前記第1突部が挿入される挿入孔が形成された基板本体部であって、前記第1突部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記嵌合部が前記基板本体部の端縁から突出するように前記コネクタが実装される基板本体部と、
前記基板本体部の端縁から突出するように設けられ、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で前記第2突部が当接する突出部と、を備える、
ことを特徴とするプリント基板。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記突出部は、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で、前記コネクタの前記第1端面が前記突出部よりも前記基板本体部と反対側に突出するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
【請求項3】
前記基板本体部の前記端縁との間の一部に隙間を有するように前記基板本体部に接続され、前記コネクタを前記基板本体部に実装した後で切り離される捨て基板部をさらに備え、
前記突出部は、前記隙間内に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
【請求項4】
コネクタ本体部と、前記コネクタ本体部の第1方向側の第1端面から前記第1方向に突出して相手側コネクタと接続する端子と、前記第1方向から見て前記コネクタ本体部の輪郭の内側に位置し、前記端子の周囲を覆って前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記コネクタ本体部の前記第1方向と直交する第2方向側の第2端面から前記第2方向に突出する第1突部と、前記第2端面において前記第1突部よりも前記第1端面側に設けられて前記第2方向に突出する第2突部と、を有するコネクタが実装されるプリント基板において、
前記第1突部が挿入される挿入孔が形成された基板本体部であって、前記第1突部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記嵌合部が前記基板本体部の第1端縁から突出するように前記コネクタが実装される基板本体部と、
前記基板本体部の前記第1端縁との間の一部に隙間を有するように前記基板本体部に接続され、前記コネクタを前記基板本体部に実装した後で切り離される捨て基板部と、
前記捨て基板部の第2端縁から前記隙間内に突出するように設けられ、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で前記第2突部が当接する突出部と、を備える、
ことを特徴とするプリント基板。
【請求項5】
前記基板本体部は、前記第1端縁において前記コネクタが実装される位置に凹部が形成されており、
前記凹部は、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で、前記コネクタの前記第1端面が前記基板本体部の前記第1端縁よりも前記捨て基板部側に突出するように形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載のプリント基板。
【請求項6】
前記突出部は、前記基板本体部の前記第1端縁よりも突出して前記凹部に侵入するように形成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載のプリント基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品であるコネクタが基板の端縁に実装されるプリント基板に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置には、例えば記録材の搬送制御を行う搬送基板、搬送される記録材に対し画像形成制御を行う画像制御基板などの各種基板(区別するために製品基板と呼ぶ)が設けられている。製品基板には、例えばコンデンサ、抵抗、トランジスタ、集積回路、リレー、コネクタなどの電子部品が実装されている。電子部品を実装するのに用いられるプリント基板としては、例えば電子部品が実装される製品基板と電子部品が実装されない捨て基板とを有するものがあり、捨て基板は電子部品の実装後に製品基板から切り離されて廃棄される。
【0003】
コネクタとしては、外部から接続されるケーブルを通じて製品基板と外部機器との間で各種信号やデータ等を送受信可能とするためのものがある。そうしたコネクタは外部からケーブルを接続しやすくするために、製品基板が画像形成装置に装着された状態で、コネクタにおいてケーブルが接続されるコネクタ部(シェルなどと呼ばれる)が外部に露出している。それ故、コネクタ部が製品基板の端縁から突出するように、コネクタは製品基板の端縁に表面実装される。
【0004】
従来、コネクタを表面実装する際にコネクタの位置ずれ及び傾きを規制するため、製品基板と捨て基板との間に形成された逃し孔に位置ずれ防止突起が設けられている(特許文献1)。位置ずれ防止突起は、コネクタ部の外縁に当接してコネクタ部の上下及び左右方向の振れを一定の範囲内に抑えることで、コネクタの位置ずれ及び傾きを規制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-216043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、コネクタの種類によっては、コネクタ部が逃し孔に納められず、コネクタが傾かない限り、位置ずれ防止突起がコネクタ部の外縁に当接しない場合がある。そうしたコネクタは、傾いた状態でプリント基板に表面実装される虞がある。
【0007】
本発明は上述の問題に鑑み、コネクタの一部が製品基板の端縁から突出するようにコネクタが表面実装される際に、コネクタが傾いて実装されるのを抑制可能なプリント基板の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係るプリント基板は、コネクタ本体部と、前記コネクタ本体部の第1方向側の第1端面から前記第1方向に突出して相手側コネクタと接続する端子と、前記第1方向から見て前記コネクタ本体部の輪郭の内側に位置し、前記端子の周囲を覆って前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記コネクタ本体部の前記第1方向と直交する第2方向側の第2端面から前記第2方向に突出する第1突部と、前記第2端面において前記第1突部よりも前記第1端面側に設けられて前記第2方向に突出する第2突部と、を有するコネクタが実装されるプリント基板において、前記第1突部が挿入される挿入孔が形成された基板本体部であって、前記第1突部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記嵌合部が前記基板本体部の端縁から突出するように前記コネクタが実装される基板本体部と、前記基板本体部の端縁から突出するように設けられ、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で前記第2突部が当接する突出部と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の一実施形態に係るプリント基板は、コネクタ本体部と、前記コネクタ本体部の第1方向側の第1端面から前記第1方向に突出して相手側コネクタと接続する端子と、前記第1方向から見て前記コネクタ本体部の輪郭の内側に位置し、前記端子の周囲を覆って前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記コネクタ本体部の前記第1方向と直交する第2方向側の第2端面から前記第2方向に突出する第1突部と、前記第2端面において前記第1突部よりも前記第1端面側に設けられて前記第2方向に突出する第2突部と、を有するコネクタが実装されるプリント基板において、前記第1突部が挿入される挿入孔が形成された基板本体部であって、前記第1突部が前記挿入孔に挿入された状態で、前記嵌合部が前記基板本体部の第1端縁から突出するように前記コネクタが実装される基板本体部と、前記基板本体部の前記第1端縁との間の一部に隙間を有するように前記基板本体部に接続され、前記コネクタを前記基板本体部に実装した後で切り離される捨て基板部と、前記捨て基板部の第2端縁から前記隙間内に突出するように設けられ、前記コネクタが前記基板本体部に実装された状態で前記第2突部が当接する突出部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コネクタの一部が製品基板の端縁から突出するようにコネクタが表面実装されるプリント基板に関し、コネクタが傾いて実装されるのを抑制することが簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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