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公開番号2024127534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036747
出願日2023-03-09
発明の名称検査装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 3/113 20060101AFI20240912BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 両眼の眼からの反射光を取得する検査装置において、撮像素子によって得られた信号のクロストークによって生じる誤差の影響を低減すること。
【解決手段】 被検体の第1の眼EY1からの第1の反射光RY1及び該被写体の第2の眼EY2からの第2の反射光RY2を検出する検査装置OS1であって、撮像素子103と、処理部105とを有し、撮像素子103は、第1の光電変換部PD1及び第2の光電変換部PD2を含む画素IPを備え、処理部105は、第1の光電変換部PD1に入射した第1の反射光RY1に基づく第1の信号と、第2の光電変換部PD2に入射した第2の反射光RY2に基づく第2の信号とを取得する手段と、第1及び第2の眼の位置に関する情報に基づいて第1及び第2の信号のクロストーク量を取得する手段と、第1及び第2の信号とクロストーク量とに基づいて補正信号を生成する手段とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検体の第1の眼からの第1の反射光及び該被写体の第2の眼からの第2の反射光を検出する検査装置であって、
撮像素子と、処理部とを有し、
前記撮像素子は、第1の光電変換部及び第2の光電変換部を含む画素を備え、
前記処理部は、
前記第1の光電変換部に入射した前記第1の反射光に基づく第1の信号と、前記第2の光電変換部に入射した前記第2の反射光に基づく第2の信号とを取得する手段と、
前記第1及び第2の眼の位置に関する情報に基づいて前記第1及び第2の信号のクロストーク量を取得する手段と、
前記第1及び第2の信号と前記クロストーク量とに基づいて補正信号を生成する手段とを備える検査装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
光学系を有し、
前記画素は、マイクロレンズを含み、
前記光学系は、第1の瞳を介して前記第1の反射光を前記マイクロレンズに集光し、かつ第2の瞳を介して前記第2の反射光を前記マイクロレンズに集光し、
前記マイクロレンズは、前記第1の反射光を前記第1の光電変換部に入射させ、かつ前記第2の反射光を前記第2の光電変換部に入射させることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記光学系は、前記マイクロレンズの光軸を含む断面に対して互いに異なる側から前記第1及び第2の反射光を前記マイクロレンズに入射させることを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
【請求項4】
前記第1及び第2の眼の位置に関する情報は、前記撮像素子における撮像面の法線と前記第1及び第2の眼を結んだ線分との交点から前記第1及び第2の眼までの距離に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検査装置。
【請求項5】
前記光学系と前記第1の眼との間に該第1の眼の中間像が形成され、前記光学系と前記第2の眼との間に該第2の眼の中間像が形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の眼の位置に関する情報は、前記第1及び第2の信号に基づいて取得されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検査装置。
【請求項7】
前記第1及び第2の眼の位置に関する情報は、前記被検体までの距離に関する情報に基づいて取得されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検査装置。
【請求項8】
前記撮像素子の撮像面から前記被検体までの距離を測定する測定部を有することを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
【請求項9】
前記処理部は、前記第1及び第2の眼の位置に関する情報に基づいて、前記第1及び第2の瞳の位置もしくは前記第1及び第2の反射光の前記撮像素子の撮像面に対する入射角の少なくとも一方を推定する推定手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検査装置。
【請求項10】
前記クロストーク量を取得する手段は、前記第1及び第2の眼の位置に関する情報を前記クロストーク量に変換する変換テーブルを用いて前記クロストーク量を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被検体の両眼を検査する検査装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被検体の両眼の網膜に投射光を投射し、各網膜からの反射光を光学系によりそれぞれ異なる撮像素子に導くことで、被検体の固視状態を検査する検査装置が開示されている。特許文献1に開示された検査装置では、二つの撮像素子に各網膜からの反射光を導光するための二つの結像レンズを配置する必要があるため、光学系の簡素化が難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-509203号公報
特開2009-122524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被検体の両眼を検査する検査装置において、特許文献2に記載されているような一つの画素に複数の光電変換部が設けられた撮像素子を適用することで、光学系の簡素化を図るが考えられる。
【0005】
しかしながら、特許文献2に記載されているような撮像素子を検査装置に適用する場合、周囲の光電変換部によって生じる信号のクロストークによって、光電変換された信号に誤差が生じるおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、両眼からの反射光を検出する検査装置において、撮像素子によって得られた信号のクロストークによって生じる誤差の影響を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、被検体の第1の眼からの第1の反射光及び該被写体の第2の眼からの第2の反射光を検出する検査装置であって、検査装置は、撮像素子と、処理部とを有する。撮像素子は、第1の光電変換部及び第2の光電変換部を含む画素を備える。処理部は、第1の光電変換部に入射した第1の反射光に基づく第1の信号と、第2の光電変換部に入射した第2の反射光に基づく第2の信号とを取得する手段を有する。さらに、処理部は、第1及び第2の眼の位置に関する情報に基づいて第1及び第2の信号のクロストーク量を取得する手段と、第1及び第2の信号とクロストーク量とに基づいて補正信号を生成する手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、両眼からの反射光を取得する検査装置において、撮像素子によって得られた信号のクロストークによって生じる誤差の影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る検査装置OS1のブロック図である。
実施例1に係る検査装置OS1の要部概略図である。
実施例1に係る撮像素子103を示す図である。
瞳の位置と反射光の撮像素子103への入射角との関係を示す図である。
各々の光電変換部の信号強度と光線の撮像素子103への入射角との関係を示す図である。
瞳の位置の推定に関する説明図である。
検査装置OS1による処理の一形態を示すフローチャートである。
光学系102の物体側からみた絞りAPを示す図である。
実施例2に係る検査装置OS2の要部概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面に示すように、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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