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公開番号
2024121066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027944
出願日
2023-02-27
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240830BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 感光ドラムに付着した異物による画像弊害を抑制することができる。
【解決手段】 装置本体と、感光ドラムと、感光ドラムと接触する帯電部で感光ドラムの表面を帯電する帯電部材と、感光ドラムの表面上にトナーを供給する現像部材と、感光ドラムと接触する転写部で感光ドラム上に形成されたトナーを被転写体に転写する転写部材と、装置本体の内部を露出する開放位置と、装置本体の内部の露出を遮蔽する遮蔽位置と、に移動することが可能な移動部材と、移動部材が開放位置から遮蔽位置に移動する第1の移動、または、遮蔽位置から開放位置に移動する第2の移動、に関する情報を検知する検知手段と、感光ドラムを回転駆動する駆動源と、を備え、非画像形成動作が実行される間に、感光ドラムが駆動された状態で、感光ドラムを停止させ、再度、感光ドラムを回転駆動させる切り替え動作を、検知手段が情報を検知した場合に、複数切り替え動作を実行する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲
【請求項1】
被転写体に画像形成を行う画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、
回転可能な感光ドラムと、
前記感光ドラムと接触して帯電部を形成し、前記帯電部において前記感光ドラムの表面を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材によって帯電された前記感光ドラムの表面上にトナーを供給する現像部材と、
前記感光ドラムと接触して転写部を形成し、前記転写部において前記感光ドラム上に形成された前記トナーを被転写体に転写する転写部材と、
前記画像形成装置の内部を露出する開放位置と、前記画像形成装置の内部の露出を遮蔽する遮蔽位置と、に移動することが可能な移動部材と、
前記移動部材が前記開放位置から前記遮蔽位置に移動する第1の移動、または、前記遮蔽位置から前記開放位置に移動する第2の移動、に関する情報を検知する検知手段と、
前記感光ドラムを回転駆動する駆動源と、
前記駆動源を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部が、前記画像形成動作とは異なる動作である非画像形成動作が実行される間に、前記感光ドラムが駆動された状態で、前記感光ドラムを停止させ、再度、前記感光ドラムを回転駆動させる切り替え動作を複数回実行する複数切り替え動作を実行可能な画像形成装置において、
前記制御部は、前記検知手段が前記情報を検知した場合に、前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記検知手段が前記情報を検知した場合に、前記画像形成動作の後に実行される前記非画像形成動作において前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記検知手段が前記情報を検知した場合に、前記画像形成動作の前に実行される前記非画像形成動作において前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成動作によって画像形成された記録材の枚数に関する情報をカウントするカウント部をさらに有し、
前記制御部は、前記カウント部によってカウントされた前記記録材の枚数に関する情報に基づいて、前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記記録材の枚数に関する情報は、記録材の印刷枚数であり、
前記制御部は、前記記録材の印刷枚数が所定の枚数を超えるまで前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、所定の枚数から前記記録材の印刷枚数をカウントダウンしていき、前記記録材の印刷枚数が0になるまで前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記記録材の枚数に関する情報は、記録材のジョブ数であり、
前記制御部は、前記記録材のジョブ数が所定のジョブ数を超えるまで前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、所定のジョブ数から前記記録材のジョブ数をカウントダウンしていき、前記記録材のジョブ数が0になるまで前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項9】
記録材の枚数に関する第1の閾値を記憶する第1のメモリをさらに有し、
前記制御部は、前記カウント部によってカウントされた前記記録材の枚数に関する情報と、前記第1の閾値とに基づいて、前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記記録材の枚数に関する情報は、記録材の印刷枚数であり、前記第1の閾値は記録材の印刷枚数の閾値であって、
前記制御部は、前記記録材の印刷枚数が前記記録材の印刷枚数の閾値を超えるまで前記複数切り替え動作を実行するように制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置において、像担持体としての感光ドラムを一様に帯電処理した後に、画像パターンに従った露光を行うことにより、感光ドラム上に静電潜像を形成する。その後、感光ドラム上の静電潜像をトナーで現像して顕在化し、紙などの記録材に転写する。感光ドラム上に残った転写残トナーを回収する手段としては、現像部において現像装置に回収して再利用するクリーナレス方式(現像同時クリーニング方式)が知られている。
【0003】
感光ドラムの帯電手段として帯電ローラを用いる場合、帯電ローラにトナーが過剰に付着することで発生する帯電不良を抑制するために、感光ドラムと帯電ローラの表面速度に速度差(以下、周速差)をつける構成が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-110052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1において、以下のような課題があった。特許文献1のようなクリーナレス方式の構成において、画像形成装置の内部に異物が混入すると、異物を回収する回収部材が設けられていないため、異物による画像不良が発生する場合がある。特に、画像形成装置の周辺に砂塵などの風で舞いやすい異物がある環境では、エアコンや屋外からの風によって舞った異物が画像形成装置内部に入り込む場合がある。画像形成装置内部に入り込んだ異物の一部が、例えば、画像形成装置のドアを開閉する際などの振動で感光ドラム上に落下すると、画像不良が発生することがあった。
【0006】
本発明は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであり、感光ドラムに付着した異物による画像弊害を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、本発明に係る画像形成装置にて達成される。
【0008】
被転写体に画像形成を行う画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、回転可能な感光ドラムと、前記感光ドラムと接触して帯電部を形成し、前記帯電部において前記感光ドラムの表面を帯電する帯電部材と、前記帯電部材によって帯電された前記感光ドラムの表面上にトナーを供給する現像部材と、前記感光ドラムと接触して転写部を形成し、前記転写部において前記感光ドラム上に形成された前記トナーを被転写体に転写する転写部材と、前記画像形成装置の内部を露出する開放位置と、前記画像形成装置の内部の露出を遮蔽する遮蔽位置と、に移動することが可能な移動部材と、前記移動部材が前記開放位置から前記遮蔽位置に移動する第1の移動、または、前記遮蔽位置から前記開放位置に移動する第2の移動、に関する情報を検知する検知手段と、前記感光ドラムを回転駆動する駆動源と、前記駆動源を制御する制御部と、を備え前記制御部が、前記画像形成動作とは異なる動作である非画像形成動作が実行される間に、前記感光ドラムが駆動された状態で、前記感光ドラムを停止させ、再度、前記感光ドラムを回転駆動させる切り替え動作を複数回実行する複数切り替え動作を実行可能な画像形成装置において、前記検知手段が前記情報を検知した場合に、前記複数切り替え動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明によれば、感光ドラムに付着した異物による画像弊害を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1における画像形成装置の断面の概略図である。
実施例1における両面プリント中の記録材Pの搬送を示した図である。
実施例1における後ドア及び転写ガイドユニットを開けた状態を示した図である。
実施例1における制御ブロック図である。
実施例1における感光ドラムと帯電ローラの駆動系の説明図である。
実施例1における感光ドラムと帯電ローラの駆動列についての説明図である。
実施例1における後ドアの通気穴の説明図である。
実施例1における排紙口と通気穴の間の通気経路と異物蓄積を説明する図である。
実施例1における後ドアを閉める際の異物落下を説明する図である。
実施例1における画像弊害を示す図である。
実施例1における異物クリーニング制御のタイミングチャートの説明図である。
実施例1におけるドア開閉後の異物クリーニング制御を説明する図である。
実施例1におけるドア開閉後の異物クリーニング制御を説明する図である。
実施例1における停止時の感光ドラムと帯電ローラの速度関係を説明する図である。
実施例1における停止時の感光ドラムと帯電ローラの速度関係を説明する図である。
実施例1における感光ドラムと帯電ローラの駆動列についての説明図である。
実施例1における帯電ローラの変形状態を説明する図である。
実施例2におけるドア開閉後の異物クリーニング制御を説明する図である。
実施例3におけるドア開閉後の異物クリーニング制御を説明する図である。
実施例3におけるドア開閉後の異物クリーニング制御を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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