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公開番号2024133312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024115101,2022095567
出願日2024-07-18,2022-06-14
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240920BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録ヘッドを任意の角度で位置決め可能な汎用性の高いガイド機構を提供する。
【解決手段】インクを吐出する吐出口が開口する吐出口面を有する記録ヘッド22と、記録ヘッド22を支持し、記録ヘッド22を記録位置と非記録位置との間で移動させる支持移動部26と、記録位置にある記録ヘッド22を所定の角度に位置決めする位置決め部材811と、を備える記録装置において、支持移動部26は、記録ヘッド22が位置決め部材811に当接しない間は、吐出口面の角度の変化が規制されるように記録ヘッド22を支持する第1の態様と、記録ヘッド22が位置決め部811に当接すると、吐出口面の角度が可変となるように記録ヘッド22を支持する第2の態様とを取りうることを特徴とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
インクを吐出する吐出口が開口する吐出口面を有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを支持し、前記記録ヘッドを記録位置と非記録位置との間で移動させる支持移動部と、
前記記録位置にある前記記録ヘッドを所定の角度に位置決めする位置決め部と、
を備える記録装置において、
前記支持移動部は、前記記録ヘッドが前記位置決め部に当接しない間は、前記吐出口面の角度の変化が規制されるように前記記録ヘッドを支持する第1の態様と、前記記録ヘッドが前記位置決め部に当接すると、前記吐出口面の角度が可変となるように前記記録ヘッドを支持する第2の態様とを取りうることを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材にインクを吐出して記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、記録紙や樹脂シート等の記録材にインク等の記録用液体の液滴を吐出して文字や画像などを記録する記録装置が知られている。このような記録装置において、水平方向に対して傾斜した方向に搬送される記録材に対して記録を行うように構成される場合がある。このように傾斜した方向に搬送される記録材に対して高品位な文字や画像を高精度に記録するためには、インクの吐出方向が記録材の被記録面に対して垂直となるように、記録ヘッドの吐出口面の向きを高精度に位置決めする必要がある。特許文献1には、記録ヘッドの位置決めにおいて、記録ヘッドの直線移動と回転移動を同時に進行させる機構により、印刷位置において記録ヘッドを水平方向に対して所定の角度に位置決めする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-011522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたガイド機構は、記録ヘッドの直線移動の軌跡がガイド孔の延びる軌跡によって決まり、記録位置における記録ヘッドの位置決め角度に合せてガイド孔の延びる方向が決まる構成となっている。ここで、例えば、記録材の搬送経路が湾曲して延び、複数の記録ヘッドを搬送経路に沿って並べて配置する記録装置では、各記録ヘッドの位置決め角度を異ならせる必要がある。このような記録装置に対して特許文献1のガイド機構を用いる場合には、各記録ヘッドの位置決め角度に対応してガイド孔の形状を異ならせたガイド機構を記録ヘッドごとに個別に用意する必要が生じる。そのため、ガイド機構の複雑化や、装置サイズやコストの増大等の懸念がある。
【0005】
本発明の目的は、記録ヘッドを任意の角度で位置決め可能な汎用性の高いガイド機構を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の記録装置は、
インクを吐出する吐出口が開口する吐出口面を有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを支持し、前記記録ヘッドを記録位置と非記録位置との間で移動させる支持移動部と、
前記記録位置にある前記記録ヘッドを所定の角度に位置決めする位置決め部と、
を備える記録装置において、
前記支持移動部は、前記記録ヘッドが前記位置決め部に当接しない間は、前記吐出口面の角度の変化が規制されるように前記記録ヘッドを支持する第1の態様と、前記記録ヘッドが前記位置決め部に当接すると、前記吐出口面の角度が可変となるように前記記録ヘッドを支持する第2の態様とを取りうることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録ヘッドを任意の角度で位置決め可能な汎用性の高いガイド機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の内部構成を示す概略図
記録装置の制御構成図
記録部のシート搬送部筐体を示す図
シート搬送部筐体上面図、及びシート、記録ヘッド、ガイドローラの関係図
記録ヘッド昇降機構の斜視図
記録ヘッドの斜視図
記録ヘッドの位置決め動作例の説明図
記録ヘッドの退避位置を示す図
記録ヘッドと付勢部材の構成を示す図
記録ヘッドの移動を説明する図
記録ヘッドの移動を説明する図
記録ヘッドの移動を説明する図
記録ヘッドの印刷位置を示す図
記録ヘッドと付勢部材の構成を示す図
記録ヘッドの退避動作を示す図
記録ヘッドの傾き状態と電気コネクタ接続部を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
はじめに、図1の装置上方を上方、図の右から左を長手方向、シート搬送方向に直交する紙面手前から奥をシート幅方向と定義し、紙面手前側を装置正面側、紙面奥側を装置背面側とする。本実施例の記録装置1は、ロール状に巻かれた連続シートを使用した高速ラインプリンタである。
(【0011】以降は省略されています)

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