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公開番号
2024129988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023039439
出願日
2023-03-14
発明の名称
記録ヘッドの清掃装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20240920BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録装置のノズル形成面の清掃を適切に行う。
【解決手段】記録媒体上にインクを吐出する記録ヘッドの清掃装置であって、記録ヘッドのノズル形成面に液を付与する液付与ヘッドと、ノズル形成面から液を除去する液除去部を備え、液付与ヘッドは、可撓性を有し、液付与方向上流側の第1の面と、第1の面と交差する第2の面と、がノズル形成面と接触し、液付与方向下流側の第3の面とノズル形成面とが間隙を有する液付与部材と、ノズル形成面に液を供給するための供給流路を有する液供給部材と、液付与部材をノズル形成面に対し付勢する付勢部材を有し、液付与方向と垂直な方向において、液付与ヘッドの液付与幅はノズル形成面の幅よりも狭く、液除去部の液除去幅は液付与ヘッドの液付与幅よりも広い清掃装置を用いる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体上にインクを吐出する記録ヘッドの清掃装置であって、
前記記録ヘッドのノズル形成面に液を付与する液付与ヘッドと、
前記ノズル形成面から前記液を除去する液除去部と、
を備え、
前記液付与ヘッドは、
可撓性を有し、液付与方向上流側の第1の面と、前記第1の面と交差する第2の面と、が前記ノズル形成面と接触し、液付与方向下流側の第3の面と前記ノズル形成面とが間隙を有する液付与部材と、
前記ノズル形成面に液を供給するための供給流路を有する液供給部材と、
を有し、
前記液付与方向と垂直な方向において、前記液付与ヘッドの液付与幅は前記ノズル形成面の幅よりも狭く、前記液除去部の液除去幅は前記液付与ヘッドの前記液付与幅よりも広い、
ことを特徴とする清掃装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記液付与ヘッドの前記第1の面の前記ノズル形成面との接触長さは、前記第2の面の前記ノズル形成面との接触長さよりも長い、
ことを特徴とする請求項1に記載の清掃装置。
【請求項3】
前記液付与部材の先端部分の断面形状は、前記ノズル形成面と接触する面から離れるに従い広がるようなテーパー形状である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃装置。
【請求項4】
前記液付与ヘッドは、前記液付与部材を覆う液付与部材カバーをさらに備え、
前記液付与部材は、前記液供給部材と液付与部材カバーとの間に保持される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃装置。
【請求項5】
前記液付与ヘッドおよび前記液除去部が前記ノズル形成面に接触しながら前記記録ヘッドに対し移動することで清掃が行われる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃装置。
【請求項6】
前記液付与ヘッドと前記液除去部は、前記記録ヘッドに対して共に移動する
ことを特徴とする請求項5に記載の清掃装置。
【請求項7】
前記液付与ヘッドと前記液除去部は、前記記録ヘッドに対して個別に移動する
ことを特徴とする請求項5に記載の清掃装置。
【請求項8】
前記液付与ヘッドは前記液除去部の液付与方向上流側に配置される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃装置。
【請求項9】
前記液除去部は前記ノズル形成面を払拭する払拭部材である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃装置。
【請求項10】
前記払拭部材は前記液付与方向と垂直な方向に延伸するブレードである
ことを特徴とする請求項9に記載の清掃装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録ヘッドの清掃装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロールに巻かれた連続シート状の記録媒体にインクを吐出して文字や画像などを記録する画像形成装置として、インクジェット記録装置などが知られている。このインクジェット記録装置には、記録ヘッドが本体に対して移動しない状態で、被記録媒体の搬送に連動して記録ヘッドから液滴を吐出して記録を行う、ラインヘッド型記録装置がある。
【0003】
このような記録装置においては、画像形成の過程でノズルから吐出されるインクがシートに着弾せずミストとして浮遊しノズルに付着することで、吐出されるインク滴によれを引き起こし、画質の低下を引き起こす問題が知られている。
【0004】
この問題の解決手段として、弾性を有するブレードで吐出ノズル形成面を払拭することにより吐出ノズル面を吐出前の状態に回復し、吐出性能を維持する構成が知られている。しかしながら、吐出ヘッドのノズル形成面と付着したインクの付着力が高い場合には、ブレードの払拭力を高める必要がある一方で、ブレードによる吐出ノズル面のダメージを抑制する必要がある。
【0005】
特許文献1では、ノズル形成面を払拭するワイプブレードを備えた清掃構成として、ワイプブレードとワイプブレードに対向する板との間から洗浄液を供給し、ブレードを湿らせながら吐出ヘッドのノズル面を清掃することで吐出ノズル面のダメージを抑制する構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-058338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示される従来例では、ノズル形成面を払拭するブレードとブレードに対向する板の間から洗浄液を供給することにより、ブレードを湿潤させながらノズル形成面を払拭する構成である。しかしながら、ブレードとブレードに対向する板とが一体で形成されていないために、ブレードと板の間から洗浄液が溢れ出し、ノズル形成面の清掃に必要な洗浄液付与量に対し供給しなければならない洗浄液量が多くなるという課題がある。また、ノズル形成面に付与された洗浄液はノズル形成面に留まることなく即座にブレードにより払拭されてしまい、必要な量の洗浄液をノズル形成面に作用させることができない。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものである。本発明は、記録装置のノズル形成面の清掃を適切に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
記録媒体上にインクを吐出する記録ヘッドの清掃装置であって、
前記記録ヘッドのノズル形成面に液を付与する液付与ヘッドと、
前記ノズル形成面から前記液を除去する液除去部と、
を備え、
前記液付与ヘッドは、
可撓性を有し、液付与方向上流側の第1の面と、前記第1の面と交差する第2の面と、が前記ノズル形成面と接触し、液付与方向下流側の第3の面と前記ノズル形成面とが間隙を有する液付与部材と、
前記ノズル形成面に液を供給するための供給流路を有する液供給部材と、
前記液付与部材を前記ノズル形成面に対し付勢する付勢部材と、
を有し、
前記液付与方向と垂直な方向において、前記液付与ヘッドの液付与幅は前記ノズル形成面の幅よりも狭く、前記液除去部の液除去幅は前記液付与ヘッドの前記液付与幅よりも広い、
ことを特徴とする清掃装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、記録装置のノズル形成面の清掃を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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