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公開番号2024131067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041099
出願日2023-03-15
発明の名称画像登録装置及び画像照合装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06V 40/16 20220101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像の照合精度向上のための画像の登録又は照合を行うことができるようにする。
【解決手段】画像登録装置は、画像によって被写体を認証する為の登録データベースに画像を登録する画像登録装置であって、前記登録データベースを基に、新規の画像の認証難度指標を算出する指標算出手段と、前記新規の画像と前記新規の画像の認証難度指標とを関連付けて前記登録データベースに登録する登録手段と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
画像によって被写体を認証する為の登録データベースに画像を登録する画像登録装置であって、
前記登録データベースを基に、新規の画像の認証難度指標を算出する指標算出手段と、
前記新規の画像と前記新規の画像の認証難度指標とを関連付けて前記登録データベースに登録する登録手段と、
を有することを特徴とする画像登録装置。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記登録手段は、前記新規の画像を基に、前記登録データベースに登録されている画像の認証難度指標を更新することを特徴とする請求項１に記載の画像登録装置。
【請求項３】
前記新規の画像の認証難度指標が第１の場合には、前記新規の画像を登録するか否かの問い合わせの表示を行うように制御する表示制御手段をさらに有し、
前記登録手段は、前記新規の画像の認証難度指標が第２の場合、又は、前記新規の画像を登録する旨の指示があった場合、前記新規の画像と前記新規の画像の認証難度指標とを関連付けて前記登録データベースに登録することを特徴とする請求項１に記載の画像登録装置。
【請求項４】
前記登録手段は、前記新規の画像と、前記新規の画像の認証難度指標と、前記新規の画像の第一特徴量とを関連付けて前記登録データベースに登録し、
前記指標算出手段は、前記新規の画像の第一特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像の第一特徴量とを基に、前記新規の画像の認証難度指標を算出することを特徴とする請求項１に記載の画像登録装置。
【請求項５】
前記指標算出手段は、前記新規の画像の第一特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像のそれぞれの第一特徴量との間の距離を基に、前記新規の画像の認証難度指標を算出することを特徴とする請求項４に記載の画像登録装置。
【請求項６】
前記指標算出手段は、前記新規の画像の第一特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像のそれぞれの第一特徴量との間の類似度スコアを基に、前記新規の画像の認証難度指標を算出することを特徴とする請求項４に記載の画像登録装置。
【請求項７】
前記指標算出手段は、前記新規の画像の第一特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像のそれぞれの第一特徴量との間の類似度スコアの分布を基に、前記新規の画像の認証難度指標を算出することを特徴とする請求項６に記載の画像登録装置。
【請求項８】
画像と前記画像の認証難度指標とが関連付けて登録されている登録データベースを用いる画像照合装置であって、
クエリ画像と前記登録データベースに登録されている画像とを第１の照合方法で照合する第一照合手段と、
前記登録データベースに登録されている画像の認証難度指標のうちの前記第一照合手段の照合の結果に基づく画像の認証難度指標が第１の場合には、前記クエリ画像と前記登録データベースに登録されている画像とを前記第１の照合方法とは異なる第２の照合方法で照合し、前記登録データベースに登録されている画像の認証難度指標のうちの前記第一照合手段の照合の結果に基づく画像の認証難度指標が第２の場合には、前記クエリ画像と前記登録データベースに登録されている画像とを前記第２の照合方法で照合しない第二照合手段と、
を有することを特徴とする画像照合装置。
【請求項９】
前記登録データベースに登録されている画像の認証難度指標のうちの前記第一照合手段の照合の結果に基づく画像の認証難度指標が第１の場合には、前記第二照合手段の照合の結果を表示するように制御し、前記登録データベースに登録されている画像の認証難度指標のうちの前記第一照合手段の照合の結果に基づく画像の認証難度指標が第２の場合には、前記第二照合手段の照合の結果を表示するように制御する表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項８に記載の画像照合装置。
【請求項１０】
前記登録データベースには、画像と、前記画像の認証難度指標と、前記画像の第一特徴量と、前記画像の第二特徴量とが関連付けて登録されており、
前記第一照合手段は、前記クエリ画像の第一特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像の第一特徴量とを基に、照合を行い、
前記第二照合手段は、前記クエリ画像の第二特徴量と、前記登録データベースに登録されている画像の第二特徴量とを基に、照合を行うことを特徴とする請求項８に記載の画像照合装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像の登録又は照合を行う技術に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
非特許文献１及び非特許文献２には、照合を二段階で行い、一段階目の結果の上位に対して二段階目を行って精査するｒｅ－ｒａｎｋｉｎｇと呼ばれる手法が記載されている。また、特許文献１には、照合時に発見された類似顔情報を記録し、以後の照合時にはその類似顔情報とのスコア差を比較することによって、最終的に本人かどうかを判定する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第４９９２５１７号公報
【非特許文献】
【０００４】
Swearingen, Thomas, and Arun Ross. "Lookalike disambiguation: Improving face identification performance at top ranks." 2020 25th International Conference on Pattern Recognition (ICPR). IEEE, 2021.
Phan, Hai, and Anh Nguyen. "DeepFace-EMD: Re-Ranking Using Patch-Wise Earth Mover's Distance Improves Out-of-Distribution Face Identification." Proceedings of the IEEE/CVF Conference on Computer Vision and Pattern Recognition. 2022.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、特許文献１では、照合時にのみ類似顔情報を収集することになるため、照合回数が十分でない間は、判定を正確に行うことが困難である。本開示の目的は、画像の照合精度向上のための画像の登録又は照合を行うことができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
画像登録装置は、画像によって被写体を認証する為の登録データベースに画像を登録する画像登録装置であって、前記登録データベースを基に、新規の画像の認証難度指標を算出する指標算出手段と、前記新規の画像と前記新規の画像の認証難度指標とを関連付けて前記登録データベースに登録する登録手段と、を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、画像の照合精度向上のための画像の登録又は照合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
画像照合装置のハードウェア構成例を示す図である。
画像照合装置の機能構成例を示す図である。
登録データベースの内容例を説明する図である。
照合結果の例を説明する図である。
登録画像を登録する処理の手順を示すフローチャートである。
再登録ダイアログの例を説明する図である。
クエリ画像を照合する処理の手順を示すフローチャートである。
判定部の判定方法の例を示す図である。
認証難度指標を更新する処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して、好適な実施形態を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、図示された構成に限定されるものではない。
【００１０】
（第１の実施形態）
図１は、第１の実施形態に係る画像照合装置１００のハードウェア構成例を示す図である。画像照合装置１００は、画像照合システムの一例であり、ハードウェア構成として、制御装置１１と、記憶装置１２と、演算装置１３と、入力装置１４と、出力装置１５と、Ｉ／Ｆ（Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）装置１６を有する。Ｉ／Ｆ装置１６には、カメラ１０１が接続されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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