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公開番号2024176220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094607
出願日2023-06-08
発明の名称シート搬送装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 5/02 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】メンテナンス時の作業性を向上する。
【解決手段】上ベルトユニット410を収納可能な上扉ユニット43と、上ベルトユニット410を、上扉ユニット43に収納された収納位置と、上扉ユニット43から突出したメンテナンス位置とに上扉ユニット43に対して変位する第1変位部441とを備える。上扉ユニット43及び上ベルトユニット410は、上扉ユニット43が閉位置に位置し、かつ、上ベルトユニット410が収納位置に位置して、上ベルトによりシートが搬送される第1状態と、上扉ユニット43が開位置に位置し、かつ、上ベルトユニット410が収納位置に位置して、シートの搬送路が開放される第2状態と、上扉ユニット43が開位置に位置し、かつ、上ベルトユニット410がメンテナンス位置に位置して、上ベルトユニット410に対する上ベルトの着脱が許容される第3状態と、に変位する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送するシート搬送装置であって、
筐体と、
シートを搬送する搬送ベルトを着脱可能に有するベルトユニットと、
前記ベルトユニットを収納可能であり、かつ、前記筐体に対して回動により閉位置と開位置とに変位可能な収納部と、
前記ベルトユニットを、前記収納部に収納された第1位置と、前記収納部から突出した第2位置と、に前記収納部に対して変位する変位部と、
前記収納部が前記閉位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置するときに前記ベルトユニットに対向して配置され、前記搬送ベルトと共にシートを挟持して搬送する回転体と、を備え、
前記収納部及び前記ベルトユニットは、
前記収納部が前記閉位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置して、前記搬送ベルトによりシートが搬送される第1状態と、
前記収納部が前記開位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置して、シートの搬送路が開放される第2状態と、
前記収納部が前記開位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第2位置に位置して、前記ベルトユニットに対する前記搬送ベルトの着脱が許容される第3状態と、に変位可能である、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ベルトユニットは、前記回転体に対して鉛直方向上方に配置され、
前記収納部は、上方に開放可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
シート搬送方向に交差するシート幅方向に関して前記筐体の背面側に設けられ、かつ、前記シート搬送方向に沿った第1回動軸を備え、
前記収納部は、前記第1回動軸を中心に前記筐体に対して回動可能に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記搬送ベルトは、前記第3状態において、前記シート幅方向に関して前記筐体の手前側に引出可能である、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記変位部は、
前記シート幅方向に関して前記閉位置に位置するときの前記収納部の背面側に設けられ、かつ、前記シート搬送方向に沿った第2回動軸と、
前記収納部が前記開位置に位置するときに前記ベルトユニットを前記第2位置に保持する保持部と、を有し、
前記ベルトユニットは、前記第2回動軸を中心に回動可能に設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記変位部は、前記開位置に位置する前記収納部に対して前記ベルトユニットを前記第1位置に向けて付勢する第1付勢部を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記ベルトユニットを前記収納部に対して前記第1位置に固定するロック状態と、前記ロック状態を解除して前記ベルトユニットの前記第1位置から前記第2位置への回動を許容する解除状態と、に切り替わるロック機構を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記収納部を前記開位置に向けて付勢する第2付勢部を備え、
前記第2付勢部は、
前記収納部の開放角度が水平方向に対して第1角度以下である場合は、前記収納部及び前記ベルトユニットの自重により前記閉位置に回動する付勢力を有し、かつ、
前記収納部の開放角度が水平方向に対して第2角度以上である場合は、前記収納部を前記開位置に回動する付勢力を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記搬送ベルトは、第1搬送ベルトであり、
前記ベルトユニットは、第1ベルトユニットであり、
前記変位部は、第1変位部であり、
前記回転体は、第2搬送ベルトであり、
前記第2搬送ベルトを有する第2ベルトユニットと、
前記第2ベルトユニットを、前記筐体に収納された第3位置と、シート搬送方向に交差するシート幅方向に関して前記筐体から手前側に突出して前記第2ベルトユニットに対する前記第2搬送ベルトの着脱が許容される第4位置と、に前記筐体に対して変位する第2変位部と、を備え、
前記第2ベルトユニットは、前記収納部が前記開位置に位置するときに、前記第3位置から前記第4位置への移動を許容される、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
シートにインクを吐出して画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成されたシートを搬送するシート搬送装置と、を備え、
前記シート搬送装置は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置と、これを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一対のベルトによりシートを挟持搬送しつつ、このシートをヒータにより加熱する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-15290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、定着機能部の構成では、ジャム発生時のシート除去作業性向上のため、装置正面からシート除去作業を行える構成が要求される。例えば、シート搬送経路が略水平に配置され、左右に別装置が連結される場合には、定着機能部の上ベルトユニットと下ベルトユニットとを離間可能な構成にすることが望ましい。この場合、例えば、上ベルトユニットのベルト交換などを行う場合は、外装カバーや内カバーを取り外し、上扉の上側からアクセスするか、上扉自体を装置本体から取り外して作業する必要がある。
【0005】
しかしながら、上述したようにベルトユニットのベルトを交換する作業は、ベルトにアクセスするための分解作業が煩雑であったり、あるいは高所作業及び重量物作業が必要になって作業性が悪い。
【0006】
本発明は、ベルト交換時などのメンテナンス時の作業性を向上可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシート搬送装置は、シートを搬送するシート搬送装置であって、筐体と、シートを搬送する搬送ベルトを着脱可能に有するベルトユニットと、前記ベルトユニットを収納可能であり、かつ、前記筐体に対して回動により閉位置と開位置とに変位可能な収納部と、前記ベルトユニットを、前記収納部に収納された第1位置と、前記収納部から突出した第2位置と、に前記収納部に対して変位する変位部と、前記収納部が前記閉位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置するときに前記ベルトユニットに対向して配置され、前記搬送ベルトと共にシートを挟持して搬送する回転体と、を備え、前記収納部及び前記ベルトユニットは、前記収納部が前記閉位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置して、前記搬送ベルトによりシートが搬送される第1状態と、前記収納部が前記開位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第1位置に位置して、シートの搬送路が開放される第2状態と、前記収納部が前記開位置に位置し、かつ、前記ベルトユニットが前記第2位置に位置して、前記ベルトユニットに対する前記搬送ベルトの着脱が許容される第3状態と、に変位可能であることを特徴とする。
【0008】
本発明の画像形成装置は、シートにインクを吐出して画像を形成する画像形成部と、前記画像が形成されたシートを搬送するシート搬送装置と、を備え、前記シート搬送装置は、上記のシート搬送装置であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ベルト交換時などのメンテナンス時の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る画像形成システムを示す概略構成断面図である。
実施形態に係る定着モジュールを示す概略構成断面図である。
実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを閉位置に位置させた第1状態を示す斜視図である。
実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを開位置に位置させ、かつ、上ベルトユニットを上収納位置に位置させた第2状態を示す斜視図である。
実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを閉位置に位置させた状態におけるガススプリングを示す斜視図である。
実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを開位置に位置させ、かつ、上ベルトユニットをメンテナンス位置に位置させた第3状態を示す斜視図である。
実施形態に係る定着モジュールのロック機構を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図である。
実施形態に係る定着モジュールの第3状態を示す側面から見た断面図である。
実施形態に係る定着モジュールが第3状態であるときに下ベルトユニットを引出位置に位置させた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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