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公開番号
2024133033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024041390
出願日
2024-03-15
発明の名称
エネルギー吸収間柱
出願人
國立臺灣科技大學
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20240920BHJP(建築物)
要約
【課題】エネルギー吸収間柱を提供する。
【解決手段】エネルギー吸収間柱は、境界梁に垂直に接続される境界柱翼板と、境界柱翼板の第1の側に位置する境界柱腹板を有する中間部、及び、水平方向に沿って延びる隙間を有し、中間部とともに境界柱翼板で境界梁に接続され、水平と垂直の力を伝達するように配置され、中間部の一端に位置する少なくとも1つの刀板接続部を含む少なくとも1つの境界柱と、境界柱翼板の境界柱腹板と反対側の第2の側に位置し、剪断力塑性挙動を発展させてエネルギーを吸収するように配置され、一側に境界柱が位置するエネルギー吸収板と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エネルギー吸収間柱であって、
境界梁に垂直に接続される境界柱翼板と、
前記境界柱翼板の第1の側に位置する境界柱腹板を有する中間部、及び、水平方向に沿って延びる隙間を有し、前記中間部とともに前記境界柱翼板で前記境界梁に接続され、水平と垂直の力を伝達するように配置され、前記中間部の一端に位置する少なくとも1つの刀板接続部を含み、エネルギー吸収板の一側に位置する少なくとも1つの境界柱と、
前記境界柱翼板の前記境界柱腹板と反対側の第2の側に位置し、均一な剪断力変形を形成するように配置され、一側に前記境界柱が位置する、エネルギー吸収板と、を備えるエネルギー吸収間柱。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記エネルギー吸収板の幅は前記エネルギー吸収板の高さより小さく、且つ前記エネルギー吸収板の前記高さは前記境界柱の高さの半分より大きい請求項1に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項3】
前記境界柱の幅と前記エネルギー吸収板の前記幅の半分は実質に同じか、それ以下である請求項2に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項4】
前記エネルギー吸収板、前記刀板接続部及び前記境界梁の間に窓がある請求項1に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項5】
前記窓における前記境界柱翼板との前記第2の側に位置し、前記刀板接続部の強度を強化するように配置される板カバーをさらに備える請求項4に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項6】
前記窓内に位置し且つ前記板カバーと前記エネルギー吸収板に隣接する境界板をさらに備える請求項5に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項7】
前記エネルギー吸収板の第1の表面に位置し且つ垂直方向に沿って配置される第1の補強板と、
前記エネルギー吸収板の端部に位置し、水平方向に沿って配置され且つ前記第1の補強板に接合される境界板と、をさらに備える請求項1に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項8】
前記エネルギー吸収板の前記第1の表面に対する第2の表面に位置し、且つ水平方向に沿って配置される第2の補強板をさらに備える請求項7に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項9】
前記境界柱腹板の表面に位置し且つ水平方向に沿って配置される水平補強板をさらに備える請求項1に記載のエネルギー吸収間柱。
【請求項10】
2つの前記境界柱を備え、前記エネルギー吸収板は2つの前記境界柱の間にあり、且つ2つの前記境界柱のそれぞれは2つの前記刀板接続部を含み、前記中間部は2つの前記刀板接続部の間に位置する請求項1に記載のエネルギー吸収間柱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はエネルギー吸収間柱に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
台湾は環太平洋地震帯に位置しているため、近年、様々な防振、制振設計が絶えず発展して、人民の生命財産の安全を保障している。耐震間柱式金属エネルギー吸収器はその体積が小さく、耐震建築構造に広く応用されている。一般的に、耐震間柱は曲げモーメント降伏型及び剪断力降伏型の2種類に分けられ、剪断力降伏型耐震間柱はエネルギー吸収鋼板と上下両端の接続段から、三段式設計を採用して構成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の剪断力降伏型耐震間柱は、そのエネルギー吸収鋼板の高さが総柱高さの3分の1以下であり、剪断力の変形需要は床の変位の3倍以上であるため、座屈が生じないように補強するために多くの補剛板が必要である。また、エネルギー吸収鋼板の剪断力塑性ヒンジの発生を確保するために、上下弾性部は非常に硬く、一定の高さを占有しなければならず、そのため、全体のロッド効率が低下した。それに加えて、従来のエネルギー吸収鋼板が必要とする低降伏強度鋼材は高価で入手が困難であり、特殊な加工が必要であるため、コストアップにつながる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一技術態様はエネルギー吸収間柱である。
【0005】
本開示の一実施形態によれば、エネルギー吸収間柱であって、境界梁に垂直に接続される境界柱翼板と、境界柱翼板の第1の側に位置する境界柱腹板を有する中間部、及び、水平方向に沿って延びる隙間を有し、中間部とともに境界柱翼板で境界梁に接続され、水平と垂直の力を伝達するように配置され、中間部の一端に位置する少なくとも1つの刀板接続部を含む少なくとも1つの境界柱と、境界柱翼板の境界柱腹板と反対側の第2の側に位置し、剪断力塑性挙動を発展させてエネルギーを吸収するように配置され、一側に境界柱が位置するエネルギー吸収板と、を備える。
【0006】
本開示の一実施形態において、エネルギー吸収板の幅はエネルギー吸収板の高さより小さく、且つエネルギー吸収板の高さは境界柱の高さの半分より大きい。
【0007】
本開示の一実施形態において、境界柱の幅はエネルギー吸収板の幅の半分と実質に同じかそれ以下である。
【0008】
本開示の一実施形態において、エネルギー吸収板、刀板接続部及び境界梁の間に窓がある。
【0009】
本開示の一実施形態において、エネルギー吸収間柱は、窓における該境界柱翼板との第2の側に位置し、刀板接続部の強度を増加するように配置される板カバーを備えてよい。
【0010】
本開示の一実施形態において、エネルギー吸収間柱は、窓内に位置し且つ板カバーとエネルギー吸収板に隣接する境界板をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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