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公開番号2024132627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043472
出願日2023-03-17
発明の名称光源装置およびプロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20240920BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】所望の出力光が得られる光源装置およびプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明の光源装置は、発光素子と導光部材と支持部材と押圧部材とを備える。導光部材は、導光部材の第1軸において互いに反対側に位置する第1面および第2面と、第1軸に交差する第2軸において互いに反対側に位置する第3面および第4面と、第1軸および第2軸に交差する第3軸において互いに反対側に位置する第5面および第6面と、を有する。第1面は導光部材を導光した光を射出し、発光素子は第3面に対向して設けられ、溝部は第4面に対向する支持面を有する。押圧部材は、第1軸よりも第3軸に沿う方向に延出し、第3面と接触する第1延出部と、第3軸よりも第1軸に沿う方向に延出し、一端が第1延出部に接続されるとともに他端が支持部材に固定される一対の第2延出部と、を有し、支持面の主面と交差する方向に弾性変形することで第3面を付勢する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光を射出する発光素子と、
前記発光素子から射出された前記光が入射する導光部材と、
前記導光部材を溝部に支持する支持部材と、
前記導光部材を前記支持部材に対して押圧する押圧部材と、を備え、
前記導光部材は、当該導光部材の第1軸において互いに反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1軸に交差する第2軸において互いに反対側に位置する第3面および第4面と、前記第1軸および前記第2軸に交差する第3軸において互いに反対側に位置する第5面および第6面と、を有し、
前記導光部材の前記第1面は、当該導光部材を導光した光を射出し、
前記発光素子は、前記第3面に対向して設けられ、
前記溝部は、前記第4面に対向する支持面を有し、
前記押圧部材は、前記第1軸よりも前記第3軸に沿う方向に延出し、前記第3面と接触する第1延出部と、前記第3軸よりも前記第1軸に沿う方向に延出し、一端が前記第1延出部に接続されるとともに他端が前記支持部材に固定される一対の第2延出部と、を有し、前記支持面の主面と交差する方向に弾性変形することで前記第3面を付勢する、
光源装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記押圧部材は、前記第1延出部と前記一対の第2延出部の前記一端とをそれぞれ接続し、弧状に湾曲する一対の第1接続部を含む、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記押圧部材は、前記一対の第2延出部の前記他端を前記支持部材に固定する一対の固定部を含み、
前記一対の固定部は、前記第2軸に沿う方向において、前記一対の第2延出部の間に位置する、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
前記押圧部材は、前記一対の固定部と前記一対の第2延出部の前記他端とをそれぞれ接続し、弧状に湾曲する一対の第2接続部を含む、
請求項3に記載の光源装置。
【請求項5】
前記溝部に支持された前記導光部材の前記第3面の前記第2軸に沿う方向の高さは、前記支持部材において前記第2延出部の前記他端を固定する固定面の前記第2軸に沿う方向の高さよりも高い、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項6】
前記溝部は、前記第5面に対向し前記第5面と離間している第1壁面と、前記第6面に対向し前記第6面と離間している第2壁面と、をさらに有し、
前記第1壁面は、前記第3面側に位置している第1部分と、前記支持面側に位置している第2部分とを有し、前記第1部分は前記支持面に対して垂直な方向に延び、前記第2部分は、前記第1部分側から前記支持面側に向かうにつれて前記第5面に近づくように傾斜し、
前記第2壁面は、前記第3面側に位置している第3部分と、前記支持面側に位置している第4部分とを有し、前記第3部分は前記支持面に対して垂直な方向に延び、前記第4部分は、前記第3部分側から前記支持面側に向かうにつれて前記第6面に近づくように傾斜し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分は、前記発光素子から射出された前記光の少なくとも一部を反射する、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項7】
前記押圧部材は、均一な厚さの板材で構成され、
前記第1延出部および前記第2延出部の厚さは、前記第1延出部の延出方向に直交する方向の幅、および、前記第2延出部の延出方向に直交する方向の幅よりも小さい、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項8】
前記第2延出部は、前記第1軸および前記第3軸を含む面に沿う仮想面による断面視において、前記支持面の前記主面側に向かって前記一端側が折れ曲がった形状を有する、
請求項7に記載の光源装置。
【請求項9】
前記支持部材は、前記押圧部材を収容する収容溝が設けられている、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項10】
前記押圧部材を複数備え、
複数の前記押圧部材が前記導光部材を押圧する合計の荷重は、1N以上10N以下である、
請求項1に記載の光源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
プロジェクターに用いる光源装置として、発光素子から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。
【0003】
下記の特許文献1には、励起光を射出する励起光源と、励起光を蛍光に変換する蛍光体ロッドと、蛍光体ロッドで発生する熱を放出させる熱伝導部材と、を備え、蛍光体ロッドが熱伝導部材の溝部に配置されている、光源装置が開示されている。この光源装置では、支持体に貼り付けたばねで蛍光体ロッドを押圧することで熱伝達部材の溝部に保持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/254455号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の光源装置において、熱伝導部材は、蛍光体ロッドの温度上昇を抑制する放熱部材として機能するため、蛍光体ロッドは適切な力で熱伝導部材に押圧されることが望ましい。上記特許文献1では、蛍光体ロッドを押圧するばねが支持体から突出する部分のみが弾性変形可能とされるため、押圧するばねの寸法誤差等により蛍光体ロッドの押圧力にばらつきが生じやすいという課題があった。
例えば、蛍光体ロッドの押圧力が所定値よりも小さい場合、蛍光体ロッドの熱が熱伝導部材に十分に伝達されないため、蛍光体ロッドの温度が上昇し、所望の強度を有する蛍光が得られないおそれがある。一方、蛍光体ロッドの押圧力が所定の値よりも大きい場合、蛍光体ロッドに過大な荷重が加わり、場合によっては蛍光体ロッドが破損するおそれがある。
【0006】
以上、波長変換を伴う光源装置を例に挙げて説明したが、波長変換を伴わない光源装置においても、所望の強度を有する出力光が得られ、信頼性に優れる光源装置の提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の光源装置は、光を射出する発光素子と、前記発光素子から射出された前記光が入射する導光部材と、前記導光部材を溝部に支持する支持部材と、前記導光部材を前記支持部材に対して押圧する押圧部材と、を備え、前記導光部材は、当該導光部材の第1軸において互いに反対側に位置する第1面および第2面と、前記第1軸に交差する第2軸において互いに反対側に位置する第3面および第4面と、前記第1軸および前記第2軸に交差する第3軸において互いに反対側に位置する第5面および第6面と、を有し、前記導光部材の前記第1面は、当該導光部材を導光した光を射出し、前記発光素子は、前記第3面に対向して設けられ、前記溝部は、前記第4面に対向する支持面を有し、前記押圧部材は、前記第1軸よりも前記第3軸に沿う方向に延出し、前記第3面と接触する第1延出部と、前記第3軸よりも前記第1軸に沿う方向に延出し、一端が前記第1延出部に接続されるとともに他端が前記支持部材に固定される一対の第2延出部と、を有し、前記支持面の主面と交差する方向に弾性変形することで前記第3面を付勢する。
【0008】
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す図である。
第1照明装置の概略構成図である。
Y軸方向から見た光源装置の平面図である。
図3のIV-IV線に沿う光源装置の断面図である。
押圧部材のレイアウトに適した支持面の形状を示す図である。
押圧部材の構成を示す平面図である。
押圧部材におけるばね荷重と変位との関係を示したグラフである。
押圧部材の図3のVIII-VIII線矢視による断面図である。
第1変形例の押圧部材の構成を示す平面図である。
第2変形例の押圧部材の構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
(【0011】以降は省略されています)

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