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公開番号2024131633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042019
出願日2023-03-16
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像映像以外の映像の視聴中に装置の設定が変更された場合に、ユーザーにとって煩わしくないようにその旨を通知できるようにする。
【解決手段】撮像映像と他の装置から取得したリターン映像とを切り替えて表示する撮像装置であって、リターン映像の表示中に装置に係る設定が変更された機能が存在する場合に、リターン映像から撮像映像へ切り替えた直後に表示される撮像映像において、設定が変更された機能をポップアップメッセージにて通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮像映像である第１の映像を取得する撮像装置であって、
前記第１の映像とは異なる第２の映像を取得する取得手段と、
前記第１の映像と前記第２の映像とを切り替えて表示部に表示する表示制御手段と、
前記第２の映像の表示中に前記撮像装置に係る設定が変更された場合に、前記表示制御手段によって前記第２の映像から前記第１の映像に表示を切り替えてから前記設定の変更を通知する通知手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記表示制御手段は、前記第１の映像の表示中に前記撮像装置に係る設定の一部を併せて表示し、
前記通知手段は、前記第２の映像の表示中に変更された設定のうち、前記第１の映像の表示中に表示されない設定の変更を通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項３】
前記第１の映像の表示中に表示される前記撮像装置に係る設定の一部の表示態様を判定する判定手段をさらに有し、
前記通知手段は、前記第２の映像の表示中に変更された設定のうち、さらに前記判定手段によって判定された表示態様が所定の条件を満たしている設定の変更を通知することを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
【請求項４】
前記所定の条件は、前記第１の映像の中で表示される設定の表示位置に係る条件であることを特徴とする請求項３に記載の撮像装置。
【請求項５】
前記所定の条件は、前記第１の映像の中で表示される設定の表示の大きさに係る条件であることを特徴とする請求項３に記載の撮像装置。
【請求項６】
前記所定の条件は、前記第１の映像の中で表示される設定の表示の色に係る条件であることを特徴とする請求項３に記載の撮像装置。
【請求項７】
前記表示制御手段は、前記第２の映像から前記第１の映像に切り替えた際に、前記第１の映像の表示中に併せて表示していた設定のうち、前記第２の映像の表示中に変更されていない設定を非表示にすることを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
【請求項８】
前記表示制御手段は、前記第２の映像から前記第１の映像に切り替えた際に、前記第１の映像の表示中に併せて表示していた設定のうち、前記第２の映像の表示中に変更された設定の表示を拡大することを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
【請求項９】
前記撮像装置の設定を記憶する記憶手段と、
前記第２の映像の表示中に前記撮像装置に係る設定が変更された場合に、前記記憶手段に記憶された設定に基づいて、前記変更された設定と、前記第２の映像へ切り替える前に表示されていた第１の映像での設定とを比較する比較手段とをさらに有し、
前記通知手段は、前記比較手段による比較の結果、前記変更された設定が前記第２の映像へ切り替える前に表示されていた第１の映像での設定と異なる場合に、前記設定の変更を通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
【請求項１０】
外部装置と接続する接続手段と、
前記外部装置からの操作を、前記接続手段を介して検出する検出手段とをさらに有し、
前記通知手段は、前記検出手段により前記外部装置からの操作が検出されたことに応じて前記第２の映像の表示中に前記撮像装置に係る設定が変更された場合に、前記設定の変更を通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、特に、設定変更を通知するために用いて好適な撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置のうち、自装置で生成した撮像信号から得られる撮像映像と自装置以外の装置で生成された映像（以下、リターン映像）とを同じ表示装置に表示する機能が備え付けられているものがある。このような撮像装置では、ユーザーは好きなタイミングで撮像映像とリターン映像とを切り換えて視聴することができる。ここで、リターン映像と撮像映像とを同時に表示する方法も存在するが、映像を表示する画面が小さくて映像が見づらかったり、リターン映像を表示させたい時はリターン映像に集中したい場合が多かったりする。したがって、リターン映像を表示させる場合はリターン映像のみを表示することが一般的である。
【０００３】
このようにリターン映像を表示している間、もしくは別の画面が表示されている間は、撮像映像は表示されていない。例えばリターン映像の表示中に、意図せずに撮像装置本体のボタンを押して機能の設定が変化した場合、ユーザーは撮像映像に切り替えた時に設定の変化に気づかない可能性がある。
【０００４】
そこで、設定が変化したことをユーザーに気づかせるために、変化した機能の情報を通知する方法が提案されている。特許文献１には、発電システムの電力情報を表示するモニター装置に関し、モニターの表示部が非表示状態の時に電力情報の変化を検知した場合に、ユーザーに通知する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１６－１０２４２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、ユーザーが撮像映像以外の映像を視聴している時に、変化した機能を通知すると、視聴中のユーザーにとって煩わしいという問題点がある。
【０００７】
本発明は前述の問題点に鑑み、撮像映像以外の映像の視聴中に装置の設定が変更された場合に、ユーザーにとって煩わしくないようにその旨を通知できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明に係る撮像装置は、撮像映像である第１の映像を取得する撮像装置であって、前記第１の映像とは異なる第２の映像を取得する取得手段と、前記第１の映像と前記第２の映像とを切り替えて表示部に表示する表示制御手段と、前記第２の映像の表示中に前記撮像装置に係る設定が変更された場合に、前記表示制御手段によって前記第２の映像から前記第１の映像に表示を切り替えてから前記設定の変更を通知する通知手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、撮像映像以外の映像の視聴中に装置の設定が変更された場合に、ユーザーにとって煩わしくないようにその旨を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。
拡張ユニットの内部構成例を示すブロック図である。
撮像装置、拡張ユニットの接続パターンの例を示す図である。
第１の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の一例を示すフローチャートである。
第１の実施形態において、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第２の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の一例を示すフローチャートである。
第２の実施形態において、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第３の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の一例を示すフローチャートである。
第３の実施形態において、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第３の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
第３の実施形態の他の例として、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第３の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順のその他の一例を示すフローチャートである。
第３の実施形態のその他の例として、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第４の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
リターン映像に切り替える前の撮像画像の例を示す図である。
第４の実施形態において、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第４の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
リターン映像に切り替える前の撮像画像の例を示す図である。
第４の実施形態の他の例として、通知内容のメッセージが重畳された撮像映像の例を示す図である。
第５の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
第６の実施形態において、機能が変化したことを通知する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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