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公開番号2024131395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041630
出願日2023-03-16
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 7/15 20060101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザのアバターを仮想空間に参加する他ユーザの端末に表示する際、他ユーザの立場に応じて、アバターを適切な表示形態で表示する技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、第1のユーザのアバターの複数の表示形態の情報を取得する第1取得手段と、前記第1のユーザが参加する仮想空間内の第2のユーザの情報を取得する第2取得手段と、前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態のうち、前記第2のユーザに対する前記第1のユーザのアバターの表示形態を、前記第2のユーザの情報に基づいて決定する決定手段とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1のユーザのアバターの複数の表示形態の情報を取得する第1取得手段と、
前記第1のユーザが参加する仮想空間内の第2のユーザの情報を取得する第2取得手段と、
前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態のうち、前記第2のユーザに対する前記第1のユーザのアバターの表示形態を、前記第2のユーザの情報に基づいて決定する決定手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記決定手段が決定した前記第1のユーザのアバターの表示形態で、前記第1のユーザのアバターを表示した前記仮想空間の映像を生成し、前記第2のユーザのユーザ端末に送信する送信手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定手段が決定した前記第1のユーザのアバターの表示形態で、前記第1のユーザのアバターを表示した前記仮想空間のシーンを決定し、前記第2のユーザのユーザ端末に通知する通知手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1のユーザから、前記第2のユーザに対する前記第1のユーザのアバターの表示形態の設定を受け付ける第1設定手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1設定手段は、前記第1のユーザが前記仮想空間に参加中に前記第2のユーザのアバターを選択することにより、前記第1のユーザのアバターの表示形態の前記設定を受け付ける
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態は、前記第1のユーザの顔から取得した3D形状を表示する形態を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態は、前記第1のユーザの顔映像の一部または全部を、前記第1のユーザのアバターとともに表示する形態を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態は、前記第1のユーザのアバターを加工して表示する形態を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態は、前記仮想空間の画像とともに前記第1のユーザのアバターの顔映像を拡大して表示する形態を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1のユーザから、前記第2のユーザに対して再生される前記第1のユーザの声を加工するか否かの設定を受け付ける第2設定手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
仮想現実(VR、Virtual Reality)技術の発展・普及に伴い、配信、ビジネス、医療など様々な目的に仮想空間を利用することが検討されている。例えば医療分野への応用に関しては、身体または精神の障害により外出が困難な患者、または離島など病院まで赴くのが困難な土地に住む患者であっても、仮想空間にて診療およびカウンセリングを受けることが可能である。また、仮想空間でアバター(システムにおけるユーザの分身)を使用することで、広く顔が知られている患者、または周りの目が気になる患者であっても、他ユーザに顔を見られずに本音で話すことができるため、診察およびカウンセリングに参加しやすくなる。
【0003】
グループ・カウンセリングといわれる手法は、複数の患者が集まって行われるカウンセリングの一手法である。グループ・カウンセリングでは、患者は、他者の反応および人間関係を通じて自分自身がより見えやすくなり、他人の考え方および視点を取り入れてより柔軟にものごとを見ることができるようになる。
【0004】
ユーザは、自分に似ていないアバターを使用することで、自己開示が促されやすいという研究結果が発表されている。仮想空間で開催されるグループ・カウンセリングでは、患者が自分に似ていないアバターを使用することで、より効果的なカウンセリングを実施できることが期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-104482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
グループ・カウンセリングでは、患者は、プライバシー保護の観点および周りの目を気にせずに本音を話せるという理由から、自分の実際の顔画像からかけ離れたアバターを使用することが望ましい。しかしながら、精神科医やカウンセラーは、患者の実際の表情を見ることで精神状態、症状の重さなどを推し量ることができるため、患者がアバターを使用することは望ましくない。つまり、患者のアバターを他ユーザの端末に表示する際、他ユーザの立場が精神科医またはカウンセラーであるのか、他の患者であるのかによってアバターの適切な表示形態は異なる。
【0007】
グループ・カウンセリング以外の目的であっても、仮想空間においてユーザのアバターを他ユーザの端末に表示する際、アバターの適切な表示形態は、他ユーザの立場に応じて異なる場合がある。一例として、ユーザは、仮想空間で商談を行う際、同僚のユーザに対しては自分が普段から使用しているアバターを表示し、取引先のユーザに対してはより好印象を与えるためにビジネスマンの外見のアバターを表示したい場合がある。別の例として、仮想空間でライブを行う際、主催者は、チケットを購入したユーザにはパフォーマの実際の外見を忠実に模したリアルアバターを表示し、チケットを購入していないユーザにはパフォーマをデフォルメしたアバターを表示したい場合がある。アバターを切り替えることで、ライブの主催者は、ファン向けのライブを開催するとともに、ファンでないユーザに向けてプロモーションすることが可能になる。
【0008】
アバターの表示を変更する技術として、特許文献1は、共通の活動履歴がより多いユーザのアバターに吹き出しをつけるなど識別可能に表示する技術を開示している。しかしながら、共通の活動履歴を考慮しても、ユーザの立場に応じてアバターを適切に切り替えることは困難な場合がある。
【0009】
本発明は、ユーザのアバターを仮想空間に参加する他ユーザの端末に表示する際、他ユーザの立場に応じて、アバターを適切な表示形態で表示する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る情報処理装置は、第1のユーザのアバターの複数の表示形態の情報を取得する第1取得手段と、前記第1のユーザが参加する仮想空間内の第2のユーザの情報を取得する第2取得手段と、前記第1のユーザのアバターの前記複数の表示形態のうち、前記第2のユーザに対する前記第1のユーザのアバターの表示形態を、前記第2のユーザの情報に基づいて決定する決定手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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