TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024131131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041219
出願日
2023-03-15
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウェット性能や雪上性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができるタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2には、複数の溝状要素5が形成されている。複数の溝状要素5は、傾斜した複数の第1溝状要素6及び複数の第2溝状要素7を含んでいる。複数の第1溝状要素6及び複数の第2溝状要素7は、タイヤ1周に亘って第1の配列で並べられている。複数の第1溝状要素6のそれぞれは、第1外端6oと、第1内端6iとを含む。複数の第2溝状要素7のそれぞれは、第2外端7oと、第2内端7iとを含む。第1の配列は、一つの第1溝状要素6の第1外端6oが、一つの第2溝状要素7の第2内端7iとタイヤ周方向で同じ位置とされており、かつ、一つの第2溝状要素7の第2外端7oが、一つの第1溝状要素6の第1内端6iとタイヤ周方向で同じ位置とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、第1トレッド端及び第2トレッド端と、前記第1トレッド端と前記第2トレッド端との間の接地面とを含み、
前記トレッド部には、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端のいずれか一方で開口し、かつ、前記接地面のタイヤ軸方向の中央部に延びている複数の溝状要素が形成されており、
前記複数の溝状要素は、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向に対して傾斜した複数の第1溝状要素及び複数の第2溝状要素を含んでおり、
前記複数の第1溝状要素及び前記複数の第2溝状要素は、タイヤ1周に亘って第1の配列で並べられており、
前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端で開口する第1外端と、前記接地面の中央部側の第1内端とを含み、
前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端で開口する第2外端と、前記接地面の中央部側の第2内端とを含み、
前記第1の配列は、
一つの前記第1溝状要素の前記第1外端が、一つの前記第2溝状要素の前記第2内端とタイヤ周方向で同じ位置とされており、かつ、
一つの前記第2溝状要素の前記第2外端が、一つの前記第1溝状要素の前記第1内端とタイヤ周方向で同じ位置とされている、
タイヤ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端で開口しており、
前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第2トレッド端で開口している、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して第1の方向に傾斜しており、
前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾斜している、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記複数の第1溝状要素のそれぞれ、及び、前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、円弧状に湾曲している、請求項3に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、前記第1内端が前記第2溝状要素に連通しており、
前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第2内端が前記第1溝状要素に連通している、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
一つの前記第1溝状要素と一つの前記第2溝状要素とがV字状に連通している、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、前記第1内端が他の溝に連通することなく前記接地面内で途切れており、
前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第2内端が他の溝に連通することなく前記接地面内で途切れている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記複数の第1溝状要素のぞれぞれ、及び、前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端で開口している、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記複数の第1溝状要素のぞれぞれ、及び、前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している、請求項8に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記複数の溝状要素は、複数の第3溝状要素及び複数の第4溝状要素を含んでおり、
前記複数の第3溝状要素のそれぞれ、及び、前記複数の第4溝状要素のそれぞれは、前記第2トレッド端で開口しており、かつ、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜しており、
前記複数の第3溝状要素及び前記複数の第4溝状要素は、タイヤ1周に亘って第2の配列で並べられており、
前記複数の第3溝状要素のそれぞれは、前記第2トレッド端で開口する第3外端と、前記接地面の中央部側の第3内端とを含み、
前記複数の第4溝状要素のそれぞれは、前記第2トレッド端で開口する第4外端と、前記接地面の中央部側の第4内端とを含み、
前記第2の配列は、
一つの前記第3溝状要素の前記第3外端が、一つの前記第4溝状要素の前記第4内端とタイヤ周方向で同じ位置とされており、かつ、
一つの前記第4溝状要素の前記第4外端が、一つの前記第3溝状要素の前記第3内端とタイヤ周方向で同じ位置とされている、請求項9に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、タイヤのトレッド部には、氷雪路性能やドライ路面での操縦安定性を向上させる観点から、溝やサイプが設けられる(例えば、下記特許文献1参照)。一方、溝やサイプは、走行時にノイズを発生させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-156025号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の車両の静粛化に伴い、タイヤについても、さらなるノイズ性能の改善が求められており、溝やサイプに起因する走行ノイズを低減させる必要がある。
【0005】
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ウェット性能や雪上性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、第1トレッド端及び第2トレッド端と、前記第1トレッド端と前記第2トレッド端との間の接地面とを含み、前記トレッド部には、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端のいずれか一方で開口し、かつ、前記接地面のタイヤ軸方向の中央部に延びている複数の溝状要素が形成されており、前記複数の溝状要素は、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向に対して傾斜した複数の第1溝状要素及び複数の第2溝状要素を含んでおり、前記複数の第1溝状要素及び前記複数の第2溝状要素は、タイヤ1周に亘って第1の配列で並べられており、前記複数の第1溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端で開口する第1外端と、前記接地面の中央部側の第1内端とを含み、前記複数の第2溝状要素のそれぞれは、前記第1トレッド端又は前記第2トレッド端で開口する第2外端と、前記接地面の中央部側の第2内端とを含み、前記第1の配列は、一つの前記第1溝状要素の前記第1外端が、一つの前記第2溝状要素の前記第2内端とタイヤ周方向で同じ位置とされており、かつ、一つの前記第2溝状要素の前記第2外端が、一つの前記第1溝状要素の前記第1内端とタイヤ周方向で同じ位置とされている、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、ウェット性能や雪上性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
他の実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。
比較例のタイヤのトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のいくつかの実施形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本実施形態のタイヤ1の正規状態におけるトレッド部2の展開図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして実施される。望ましい態様として、本実施形態のタイヤ1は、ドライ路面及び氷雪路面の双方での走行を想定したオールシーズン用のタイヤとして用いられる。本発明は、自動二輪車用タイヤや、重荷重用タイヤとして実施されても良い。また、本実施形態のタイヤ1は、回転方向Rが指定されており、本明細書の各図では、上方向が回転方向Rとなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
28日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
27日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
20日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
制震装置
12日前
住友ゴム工業株式会社
水質浄化装置
今日
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
二輪車用タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
二輪車用タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
6日前
住友ゴム工業株式会社
生タイヤ供給装置
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤの製造方法
28日前
住友ゴム工業株式会社
加硫方法及び加硫装置
今日
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブシャフト
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ゴム組成物及びタイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ポリマー被覆ガラス基材
26日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤの空気圧監視装置
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブ用グリップ
12日前
住友ゴム工業株式会社
産業車両用ソリッドタイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
エアレスタイヤの製造方法
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ評価用雪面の形成方法
12日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
12日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ用加硫機およびセグメント
12日前
住友ゴム工業株式会社
高帯電防止塗り床材および塗り床
26日前
住友ゴム工業株式会社
更生タイヤの製造方法及び更生タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
医療用ゴム組成物および医療用ゴム製品
20日前
住友ゴム工業株式会社
走行中の車両の状態のモニタリング装置
26日前
住友ゴム工業株式会社
スイング解析装置、方法及びプログラム
26日前
住友ゴム工業株式会社
スイング解析装置、方法及びプログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る