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公開番号
2024161769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076783
出願日
2023-05-08
発明の名称
加硫方法及び加硫装置
出願人
住友ゴム工業株式会社
,
独立行政法人国立高等専門学校機構
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
33/04 20060101AFI20241113BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】生タイヤの加硫時間の短縮を容易に図ることができる加硫方法等を提供する。
【解決手段】生タイヤの加硫方法100は、生タイヤの内腔に、直接的または間接的に生タイヤの内腔面よりも高温の凝縮性ガスを供給する第1供給ステップS1と、不凝縮性ガスを加熱する第1加熱ステップS2と、凝縮性ガスが供給されている内腔に、加熱された不凝縮性ガスを供給し、加圧する第2供給ステップS3とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生タイヤの加硫方法であって、
前記生タイヤの内腔に、直接的または間接的に前記生タイヤの内腔面よりも高温の凝縮性ガスを供給する第1供給ステップと、
不凝縮性ガスを加熱する加熱ステップと、
前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔に、加熱された前記不凝縮性ガスを供給し、加圧する第2供給ステップとを含む、
加硫方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記加熱ステップは、前記内腔に供給されている前記凝縮性ガスの凝縮温度以上に前記不凝縮性ガスを加熱する、請求項1に記載の加硫方法。
【請求項3】
前記加熱ステップは、前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔面の温度以上に前記不凝縮性ガスを加熱する、請求項1に記載の加硫方法。
【請求項4】
前記第1供給ステップで供給された前記凝縮性ガスを前記内腔から排出することなく、前記第2供給ステップで前記不凝縮性ガスを供給する、請求項1に記載の加硫方法。
【請求項5】
前記第2供給ステップは、前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔の圧力P1よりも高い圧力P2で前記不凝縮性ガスを供給する、請求項1に記載の加硫方法。
【請求項6】
前記内腔の圧力P1と前記不凝縮性ガスの圧力P2との比P1/P2は、0.528以下である、請求項5に記載の加硫方法。
【請求項7】
前記内腔から前記凝縮性ガス及び前記不凝縮性ガスを排出する排出ステップと、
前記凝縮性ガス及び前記不凝縮性ガスが排出された前記内腔に、前記内腔面よりも高温の前記凝縮性ガスを供給する第3供給ステップと、
前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔に、加熱された前記不凝縮性ガスを供給し、加圧する第4供給ステップとをさらに含む、請求項1に記載の加硫方法。
【請求項8】
生タイヤの加硫装置であって、
前記生タイヤの内腔に、直接的または間接的に前記生タイヤの内腔面よりもよりも高温の凝縮性ガスを供給するための第1供給部と、
不凝縮性ガスを加熱するための加熱部と、
前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔に、前記加熱部によって加熱された前記不凝縮性ガスを供給するための第2供給部とを含む、
加硫装置。
【請求項9】
前記第2供給部は、前記不凝縮性ガスの温度を測定するための測温部を有し、
前記不凝縮性ガスの前記温度に基づいて、前記加熱部を制御するための制御部をさらに含む、請求項8に記載の加硫装置。
【請求項10】
前記第2供給部は、前記不凝縮性ガスを前記内腔に噴出するためのノズルを有し、
前記ノズルは、水平方向に対して上向きに向けられている、請求項8に記載の加硫装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加硫方法及び加硫装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、生タイヤの加硫に関し、種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-210351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タイヤの製造工程において、生タイヤの加硫工程に要する時間は多くの割合を占めており、加硫時間の短縮は、タイヤの生産性を高めるのに貢献する。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、生タイヤの加硫時間の短縮を容易に図ることができる加硫方法及び加硫装置を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、生タイヤの加硫方法であって、
前記生タイヤの内腔に、直接的または間接的に前記生タイヤの内腔面よりも高温の凝縮性ガスを供給する第1供給ステップと、
不凝縮性ガスを加熱する加熱ステップと、
前記凝縮性ガスが供給されている前記内腔に、加熱された前記不凝縮性ガスを供給し、加圧する第2供給ステップとを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明の前記加硫方法は、上記構成を有しているので、前記生タイヤの前記内腔での熱伝達率が高められる。これにより、前記生タイヤの加硫時間の短縮を容易に図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態である生タイヤの加硫方法の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施の一形態である生タイヤの加硫装置の概略構成を示す断面図である。
ガス供給部及びガス排出部の構成を模式的に示す図である。
図1の加硫方法の変形例の手順を示すフローチャートである。
本発明の効果を検証するための実験装置の概略構成を示す断面図である。
図5の実験装置を用いて図1の加硫方法で加熱された不凝縮性ガスが供給されたときの熱伝達率の推移を示すグラフである。
図6の時間T1以降の熱伝達率の推移を拡大して示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の生タイヤの加硫方法の手順を示すフローチャートである。図2は、生タイヤの加硫装置の構成を示す断面図である。
【0010】
生タイヤの加硫方法(以下、単に加硫方法と記する)100は、凝縮性ガスを供給する第1供給ステップS1と、不凝縮性ガスを加熱する第1加熱ステップS2と、加熱された不凝縮性ガスを供給する第2供給ステップS3とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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