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公開番号
2024139690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2024015939
出願日
2024-02-05
発明の名称
ボトルセット及びパンク修理キット
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
73/02 20060101AFI20241002BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】 パンク修理を短時間で行うためのボトルセット及びパンク修理キットを提供する。
【解決手段】 パンク修理液Rを収容するための容器4と、容器4に取り付けられるキャップ部材5と、容器4とキャップ部材5との間に装着可能なアダプタ部材6とを含む、ボトルセット2である。キャップ部材5は、圧縮空気Aを供給するための第1流路7と、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを排出するための第2流路8とを有している。アダプタ部材6は、キャップ部材5に装着されたときに、パンク修理液Rと圧縮空気Aとの混合物を生成するための混合室9と、混合室9にパンク修理液Rを供給するための第3流路10とを有している。第1流路7は、キャップ部材5が容器4に直接取り付けられたときに、容器4内に圧縮空気Aを供給し、かつ、キャップ部材5が容器4にアダプタ部材6を介して取り付けられたときに、混合室9内に圧縮空気Aを供給する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを充填するために用いられるボトルセットであって、
前記パンク修理液を収容するための容器と、
前記容器に取り付けられるキャップ部材と、
前記容器と前記キャップ部材との間に装着可能なアダプタ部材とを含み、
前記キャップ部材は、前記圧縮空気を供給するための第1流路と、前記パンク修理液と前記圧縮空気とを排出するための第2流路とを有し、
前記アダプタ部材は、前記キャップ部材に装着されたときに、前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を生成するための混合室と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第3流路とを有し、
前記第1流路は、前記キャップ部材が前記容器に直接取り付けられたときに、前記容器内に前記圧縮空気を供給し、かつ、前記キャップ部材が前記容器に前記アダプタ部材を介して取り付けられたときに、前記混合室内に前記圧縮空気を供給する、
ボトルセット。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記容器は、前記キャップ部材又は前記アダプタ部材が取り付けられる口部を備え、
前記口部は、前記パンク修理液を気密に保持するためのフィルムを有し、
前記キャップ部材は、前記口部に前記キャップ部材が取り付けられたときに、前記フィルムを破断する第1破断部を有し、
前記アダプタ部材は、前記口部に前記アダプタ部材が取り付けられたときに、前記フィルムを破断する第2破断部を有する、請求項1に記載のボトルセット。
【請求項3】
前記第1破断部又は前記第2破断部により破断した前記フィルムの開口面積は、前記第3流路の断面積よりも大きい、請求項2に記載のボトルセット。
【請求項4】
前記第1破断部と前記第2破断部とは、同一構造である、請求項2に記載のボトルセット。
【請求項5】
前記第3流路は、断面が円形状の少なくとも1つの孔であり、
前記第3流路の直径は、3mm以下である、請求項1に記載のボトルセット。
【請求項6】
前記混合室は、前記混合物の少なくとも一部をエアロゾル化する、請求項5に記載のボトルセット。
【請求項7】
前記パンク修理液は、25℃での粘度が100mPa・s以下であり、-30℃での粘度が400mPa・s以上である、請求項1に記載のボトルセット。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載のボトルセットと、前記圧縮空気を供給するためのコンプレッサとを含む、パンク修理キット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを充填するために用いられるボトルセット及び当該ボトルセットを含むパンク修理キットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理キットが知られている。例えば、下記特許文献1では、コンプレッサからの圧縮空気により、パンクしたタイヤにパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを修理するためのパンク修理キットを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-056662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のパンク修理キットは、パンク修理液を注入後、圧縮空気を注入するため、パンクしている部位をパンク修理液で塞ぐのに要する時間が長くなる傾向にあった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、パンク修理を短時間で行うためのボトルセット及びパンク修理キットを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを充填するために用いられるボトルセットであって、前記パンク修理液を収容するための容器と、前記容器に取り付けられるキャップ部材と、前記容器と前記キャップ部材との間に装着可能なアダプタ部材とを含み、前記キャップ部材は、前記圧縮空気を供給するための第1流路と、前記パンク修理液と前記圧縮空気とを排出するための第2流路とを有し、前記アダプタ部材は、前記キャップ部材に装着されたときに、前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を生成するための混合室と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第3流路とを有し、前記第1流路は、前記キャップ部材が前記容器に直接取り付けられたときに、前記容器内に前記圧縮空気を供給し、かつ、前記キャップ部材が前記容器に前記アダプタ部材を介して取り付けられたときに、前記混合室内に前記圧縮空気を供給する、ボトルセットである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のボトルセットは、上述の構成を備えることにより、パンク修理を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のパンク修理キットの一実施形態を概念的に示す断面図である。
キャップ部材が容器に取り付けられた状態のパンク修理キットの断面図である。
アダプタ部材の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のパンク修理キット1を概念的に示す断面図である。図1に示されるように、パンク修理キット1は、例えば、パンクしたタイヤ等の対象物Tに、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを充填するために好適に用いられる。本実施形態のパンク修理キット1は、ボトルセット2と、ボトルセット2に圧縮空気Aを供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。
【0010】
本実施形態のボトルセット2は、パンク修理液Rを収容するための容器4と、容器4に取り付けられるキャップ部材5と、容器4とキャップ部材5との間に装着可能なアダプタ部材6とを含んでいる。このようなボトルセット2は、容器4とキャップ部材5、アダプタ部材6との取り付けが容易であり、パンク修理に要する時間を短縮することに役立つ。
(【0011】以降は省略されています)
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