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公開番号2024131107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041172
出願日2023-03-15
発明の名称緑化パネル支持構造
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A01G 20/00 20180101AFI20240920BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】緑化パネルのメンテナンス性を向上させることを目的とする。
【解決手段】緑化パネル支持構造は、バルコニー20よりも外側に配置される第一支柱50と、第一支柱50に、平面視にて回転可能に支持される緑化パネル30と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
メンテナンス床よりも外側に配置される支持部材と、
前記支持部材に、平面視にて回転可能に支持される緑化パネルと、
を備える緑化パネル支持構造。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
前記支持部材には、一対の前記緑化パネルの一端側が回転可能に支持される、
請求項１に記載の緑化パネル支持構造。
【請求項３】
一対の前記緑化パネルは、回転に伴って、緑化面を外側に向けた設置状態と、前記緑化面を前記メンテナンス床側へ向けたメンテナンス状態と、に変移され、
一対の前記緑化パネルは、前記設置状態において、平面視にて外側へ凸を成すように角度をもって配置される、
請求項２に記載の緑化パネル支持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、緑化パネル支持構造に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
建物の外壁面から張り出す張出床部上に、当該外壁面と平行に設置される緑化パネル体がある（例えば、特許文献１参照）。この緑化パネル体は、張出床部上に立てられた支柱に回転可能に取り付けられている。そして、緑化パネル体を建物の外壁面側へ回転させることにより、張出床部上から緑化パネル体の外面側の植物をメンテナンス可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－１０７２７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に開示された技術では、緑化パネル体を建物の外壁面側へ回転させた場合に、緑化パネル体によって張出床部上のメンテナンススペースが狭くなるため、植物のメンテナンス性が低下する。
【０００５】
本発明は、上記の事実を考慮し、緑化パネルのメンテナンス性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の緑化パネル支持構造は、メンテナンス床よりも外側に配置される支持部材と、前記支持部材に、平面視にて回転可能に支持される緑化パネルと、を備える。
【０００７】
請求項１に係る緑化パネル支持構造によれば、支持部材は、メンテナンス床よりも外側に配置される。この支持部材には、緑化パネルが平面視にて回転可能に支持される。これにより、緑化パネルをメンテナンス床側へ回転させることにより、例えば、緑化パネルの外面側の植物をメンテナンスすることができる。
【０００８】
また、緑化パネルは、前述したように、メンテナンス床よりも外側に配置された支持部材に回転可能に支持される。これにより、本発明では、メンテナンス床上に支持部材が配置された場合と比較して、緑化パネルをメンテナンス床側へ回転させた場合に、メンテナンス床上のメンテナンススペースが狭くなることが抑制される。したがって、緑化パネルのメンテナンス性が向上する。
【０００９】
請求項２に記載の緑化パネル支持構造は、請求項１に記載の緑化パネル支持構造において、前記支持部材には、一対の前記緑化パネルの一端側が回転可能に支持される。
【００１０】
請求項２に係る緑化パネル支持構造によれば、支持部材には、一対の緑化パネルの一端側が回転可能に支持される。これにより、例えば、支持部材に回転可能に支持された一対の緑化パネルを順に回転させることにより、作業者は、支持部材の前から移動せずに、一対の緑化パネルをメンテナンスすることができる。したがって、緑化パネルのメンテナンス性がさらに向上する。
（【００１１】以降は省略されています）

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