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公開番号2024131054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041080
出願日2023-03-15
発明の名称発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、および、移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G09G 3/3233 20160101AFI20240920BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示品質の低下の抑制に有利な技術を提供する。
【解決手段】発光素子および前記発光素子に輝度信号に応じた電流を供給するための駆動トランジスタを含む電流経路と、前記駆動トランジスタのゲートとソースとの間に配された容量素子と、を含む画素を備える発光装置であって、前記画素は、前記発光素子に電流を供給する第1電源線と前記電流経路との間に配された第1スイッチングトランジスタと、前記発光素子に電流を供給する第2電源線と前記電流経路との間に配された第2スイッチングトランジスタと、をさらに含み、前記第1電源線の電位と前記第2電源線の電位とが、互いに異なっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子および前記発光素子に輝度信号に応じた電流を供給するための駆動トランジスタを含む電流経路と、前記駆動トランジスタのゲートとソースとの間に配された容量素子と、を含む画素を備える発光装置であって、
前記画素は、前記発光素子に電流を供給する第1電源線と前記電流経路との間に配された第1スイッチングトランジスタと、前記発光素子に電流を供給する第2電源線と前記電流経路との間に配された第2スイッチングトランジスタと、をさらに含み、
前記第1電源線の電位と前記第2電源線の電位とが、互いに異なっていることを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記画素は、前記ゲートに前記輝度信号を書き込むための書込トランジスタをさらに含み、
前記第1電源線の電位は、前記第2電源線の電位よりも低く、
1つのフレーム期間は、前記書込トランジスタが導通し前記ゲートに前記輝度信号を書き込む書込期間と、前記書込期間の後に前記発光素子を発光させる発光期間と、を含み、
前記書込期間において、前記書込トランジスタが導通している間に、前記第2スイッチングトランジスタが導通し、
前記発光期間において、前記第1スイッチングトランジスタが導通することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記画素において、前記第1電源線の最大の配線幅が、前記第2電源線の最大の配線幅よりも広いことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記画素において、前記第1電源線と前記第2電源線とが、同じ配線層に配されていることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記画素において、前記第1電源線が延びる方向に沿って前記第2電源線が延びていることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記画素において、前記第1電源線と前記第2電源線とが、互いに異なる配線層に配されていることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
【請求項7】
前記画素において、前記第1電源線と前記第2電源線とが、交差する方向に延びていることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記画素を含む複数の画素が行および列を構成するように配された画素アレイ部を備え、
前記発光素子を発光させる発光期間において、前記複数の画素に配された前記発光素子のそれぞれに、行ごとに前記第1電源線または前記第2電源線から電流が供給されることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
制御回路とメモリとをさらに含み、
前記メモリは、前記容量素子の容量値に基づく容量データを記憶しており、
前記発光期間において、前記制御回路は、前記容量データに応じて、前記複数の画素に配された前記発光素子のそれぞれに、行ごとに前記第1電源線または前記第2電源線から電流が供給されるように制御することを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第1電源線の電位は、前記第2電源線の電位よりも低く、
前記複数の画素のうち第1行に配された画素の前記容量素子の容量値は、前記複数の画素のうち前記第1行とは異なる第2行に配された画素の前記容量素子の容量値よりも大きく、
前記発光期間において、前記制御回路は、前記複数の画素のうち前記第1行に配された画素の前記発光素子に前記第1電源線から電流が供給され、前記複数の画素のうち前記第2行に配された画素の前記発光素子に前記第2電源線から電流が供給されるように制御することを特徴とする請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、および、移動体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、映像信号に応じて発光素子を駆動する駆動トランジスタと、駆動トランジスタに駆動電流を供給するスイッチングトランジスタと、駆動トランジスタのゲート電極とソース電極との間に接続された容量素子と、を含む画素が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-145579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画素に配されたトランジスタや容量素子などの素子の特性が画素間でばらつくと、表示品質が低下する可能性がある。素子の特性がばらついた場合であっても、表示品質の低下を抑制することができる構成が求められる。
【0005】
本発明は、表示品質の低下の抑制に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る発光装置は、発光素子および前記発光素子に輝度信号に応じた電流を供給するための駆動トランジスタを含む電流経路と、前記駆動トランジスタのゲートとソースとの間に配された容量素子と、を含む画素を備える発光装置であって、前記画素は、前記発光素子に電流を供給する第1電源線と前記電流経路との間に配された第1スイッチングトランジスタと、前記発光素子に電流を供給する第2電源線と前記電流経路との間に配された第2スイッチングトランジスタと、をさらに含み、前記第1電源線の電位と前記第2電源線の電位とが、互いに異なっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示品質の低下の抑制に有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の発光装置の構成例を示す図。
図1の発光装置に配された画素の構成例を示す回路図。
図2の画素の駆動トランジスタのVsig-Id特性を示す図。
図2の画素の駆動トランジスタのVsig-Id特性を示す図。
図2の画素の動作例を示すタイミング図。
図2の画素の構成例を示す平面図。
図2の画素の構成例を示す平面図。
図1の発光装置の変形例を示す図。
図8の発光装置に配された画素の構成例を示す回路図。
図8の発光装置に配された画素の構成例を示す回路図。
本実施形態の発光装置の画素の構成例を示す断面図。
本実施形態の発光装置を用いた画像形成装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた光電変換装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた電子機器の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた照明装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた移動体の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いたウェアラブルデバイスの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1~図10を参照して、本開示の実施形態による発光装置について説明する。以下に説明する実施形態では、発光装置が備える画素に、発光素子として有機エレクトロルミネセンス(EL)素子が配され、発光素子に輝度信号に応じた電流を供給するための駆動トランジスタが発光素子の陽極に接続される。また、画素に配されるトランジスタが全てP型(Pチャネル型)トランジスタである場合について説明する。しかしながら、画素の構成はこれに限られるものではない。例えば、極性や導電型が全て逆であってもよい。また、例えば、駆動トランジスタがP型トランジスタであり、他のトランジスタはN型トランジスタであってもよく、適宜、極性や導電型の組合せに応じて供給される電位や接続を変更すればよい。また、発光素子も、有機EL素子に限られることはなく、無機EL素子や半導体レーザ素子、発光ダイオード(LED)などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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