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公開番号
2024122094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029434
出願日
2023-02-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20240902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カートリッジを装置本体に装着する際の負荷を低減可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、駆動源と、第1伝達面136c1を含む第1係合部136cと第1端とを有する第1ギアと、第1伝達面136c1と当接する第2伝達面137d1を含む第2係合部137dと第2端とを有する第2ギアと、装置本体と、第2ギアによって駆動される第3ギアを有し、装置本体に着脱可能なカートリッジと、第1ギア及び第2ギアを付勢する付勢部材と、を備え、カートリッジが装置本体に装着されるとき、第1ギアは第3ギアによって回転方向に回転され、第1ギア及び第2ギアが付勢部材により移動させられた後の第1関係にあるときの第2ギアが第1ギアに対して相対的に回転方向に回転可能な回転角は、第1ギア及び第2ギアが付勢部材により移動させられる前の第2関係にあるときの回転角より大きい。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像形成する画像形成装置であって、
駆動源と、
前記駆動源により駆動され、回転軸線方向に延びる回転軸線の周りに回転可能な第1ギアであって、第1伝達面を含む第1係合部と、前記回転軸線方向について前記第1係合部が配置される端部と反対の第1端とを有する第1ギアと、
前記第1ギアにより駆動され、前記回転軸線の周りに回転可能な第2ギアであって、前記第1ギアが回転したときに前記第1伝達面と当接する第2伝達面を含む第2係合部と、前記回転軸線方向について前記第2係合部が配置される端部と反対の第2端とを有する第2ギアと、
前記駆動源、前記第1ギア、前記第2ギアを支持する装置本体と、
前記第2ギアと噛み合い、前記第2ギアによって駆動される第3ギアを有し、前記装置本体に対して前記回転軸線方向と交差する方向に着脱可能なカートリッジと、
前記第1ギア及び前記第2ギアを付勢する付勢部材であって、前記第1ギアと前記第2ギアが停止され、前記第3ギアが前記第2ギアから離れたときに、前記回転軸線方向において前記第1端と前記第2端が互いに遠ざかるように前記第1ギア及び前記第2ギアを移動する付勢部材と、
を備え、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されるとき、前記第1ギアは前記第3ギアによって回転方向に回転され、
前記付勢部材により移動させられた後の前記第1ギア及び前記第2ギアの位置関係を第1関係とし、前記付勢部材により移動させられる前の前記第1ギア及び前記第2ギアの位置関係を第2関係とすると、前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第1関係にあるときの前記第2ギアが前記第1ギアに対して相対的に前記回転方向に回転可能な回転角は、前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第2関係にあるときの前記回転角より大きいことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2ギアは、前記第3ギアと噛み合って前記回転方向に回転することにより、前記回転軸線方向について前記第2端が前記第1端に近づく方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記駆動源によって駆動され、前記第1ギアに噛み合う第4ギアを更に含み、
前記第1ギアは、前記第4ギアと噛み合って前記回転方向に回転することにより、前記回転軸線方向について前記第1端が前記第2端に近づく方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像形成が行われるとき、前記第1ギアと前記第2ギアは前記回転方向に回転することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1係合部は、前記回転方向の上流側を向くと共に、前記第1端に近づくにつれて前記回転方向の上流側に向かうように前記回転軸線方向に対して傾斜した第1斜面を有し、
前記第2係合部は、前記回転方向の下流側を向くと共に、前記第2端に近づくにつれて前記回転方向の下流側に向かうように前記回転軸線方向に対して傾斜した第2斜面を有し、
前記第1斜面と前記第2斜面は前記回転方向について対向することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1係合部は、前記第1斜面を複数有し、
前記第2係合部は、前記第2斜面を複数有し、
前記回転方向において、前記第1斜面と前記第2斜面は交互に配置されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第1関係にあるときの前記第1斜面と前記第2斜面との前記回転方向における隙間は、前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第2関係にあるときの前記隙間より大きいことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記カートリッジの前記装置本体に対する着脱動作をガイドするガイド部を更に備え、
前記ガイド部によりガイドされて前記装置本体に前記カートリッジが挿入されると、前記第3ギアは前記第2ギアを前記回転方向に回転させる方向に押すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
被当接部をさらに備え、
前記第1ギアは、前記回転軸線方向に突出する当接部を更に有し、
前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第1関係にあるときに前記第1ギアが前記回転方向に回転すると前記当接部は前記被当接部に当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記付勢部材は、圧縮コイルバネであり、前記第1ギアの前記回転軸線を中心に前記第1ギア及び前記第2ギアと一体的に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。本発明は、特に電子写真形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置では、感光ドラム等の像担持体にトナー像を形成し、そのトナー像を直接又は間接的に記録媒体に転写することで記録媒体への画像形成が行われる。このような画像形成装置においては、画像形成に用いられる像担持体等のプロセス部材が枠体内にまとめて設けられたカートリッジが画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とされる構成が知られている。
【0003】
特許文献1には、装置本体からカートリッジに駆動力を伝達するための駆動伝達機構として、装置本体側のギアと、それに噛み合うカートリッジ側のギアとが開示されている。特許文献1において、装置本体側のギアには、アイドラギアを介してモータから駆動力が伝達される。また、装置本体に対するカートリッジの装着方向は、装置本体側のギアの回転軸線、またはカートリッジ側のギアの回転軸線に対して、実質的に直交する方向である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-41975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述の構成においては、カートリッジの装着過程でカートリッジ側のギアと装置本体側のギアの歯先同士が当接する場合がある。この場合、カートリッジ側のギアと装置本体側のギアが噛み合うようにカートリッジを装着するために、カートリッジ側のギアと装置本体側のギアの少なくとも一方が回転する必要がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、カートリッジを装置本体に装着する際の負荷を低減可能な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本出願に係る画像形成装置は、
駆動源と、
前記駆動源により駆動され、回転軸線方向に延びる回転軸線の周りに回転可能な第1ギアであって、第1伝達面を含む第1係合部と、前記回転軸線方向について前記第1係合部が配置される端部と反対の第1端とを有する第1ギアと、
前記第1ギアにより駆動され、前記回転軸線の周りに回転可能な第2ギアであって、前記第1ギアが回転したときに前記第1伝達面と当接する第2伝達面を含む第2係合部と、前記回転軸線方向について前記第2係合部が配置される端部と反対の第2端とを有する第2ギアと、
前記駆動源、前記第1ギア、前記第2ギアを支持する装置本体と、
前記第2ギアと噛み合い、前記第2ギアによって駆動される第3ギアを有し、前記装置本体に対して前記回転軸線方向と交差する方向に着脱可能なカートリッジと、
前記第1ギア及び前記第2ギアを付勢する付勢部材であって、前記第1ギアと前記第2ギアが停止され、前記第3ギアが前記第2ギアから離れたときに、前記回転軸線方向にお
いて前記第1端と前記第2端が互いに遠ざかるように前記第1ギア及び前記第2ギアを移動する付勢部材と、
を備え、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されるとき、前記第1ギアは前記第3ギアによって回転方向に回転され、
前記付勢部材により移動させられた後の前記第1ギア及び前記第2ギアの位置関係を第1関係とし、前記付勢部材により移動させられる前の前記第1ギア及び前記第2ギアの位置関係を第2関係とすると、前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第1関係にあるときの前記第2ギアが前記第1ギアに対して相対的に前記回転方向に回転可能な回転角は、前記第1ギア及び前記第2ギアが前記第2関係にあるときの前記回転角より大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カートリッジを装置本体に装着する際の負荷を低減可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の内部構造の概略断面図である。
カートリッジの概略断面図である。
カートリッジの駆動側と非駆動側の斜視図である。
カートリッジに設けられたドラムギアの斜視図である。
装置本体の駆動伝達機構の斜視図である。
装置本体の駆動伝達機構の断面図である。
ドラムカップリングギアとドラム入力ギアの斜視図である。
ドラムカップリングギアとドラム入力ギアの係合部の模式的展開図である。
ドラムギアとドラム入力ギアの噛み合い動作を示す模式的断面図である。
ドラムギアとドラム入力ギア噛み合い力を示す模式的な断面図である。
カートリッジが装置本体へ挿入される様子を示す斜視図である。
カートリッジの装置本体への挿入過程を示す側面図である。
カートリッジ挿入時のギア噛み合い動作を示す図である。
カートリッジ挿入時のギア係合部の模式的展開図である。
ドラムカップリングギアと第3アイドラギアの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施形態で説明されている特徴の全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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