TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024129957
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039389
出願日2023-03-14
発明の名称電気光学装置、および電子機器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20240920BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】品質信頼性の低下が抑制された電気光学装置、および電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置は、画像を表示する表示領域と、平面視で前記表示領域の外側に設けられる周辺領域とを有する電気光学装置であって、第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、前記第1基板および前記第2基板の一方または両方は、前記周辺領域に設けられる遮光層と、前記周辺領域に設けられる反射層と、を備え、前記反射層の可視光に対する反射率は、前記遮光層の可視光に対する反射率よりも高く、前記遮光層は、前記反射層よりも前記表示領域側に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示する表示領域と、平面視で前記表示領域の外側に設けられる周辺領域とを有する電気光学装置であって、
第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、
前記第1基板および前記第2基板の一方または両方は、
前記周辺領域に設けられる遮光層と、
前記周辺領域に設けられる反射層と、を備え、
前記反射層の可視光に対する反射率は、前記遮光層の可視光に対する反射率よりも高く、
前記遮光層は、前記反射層よりも前記表示領域側に配置される、
ことを特徴とする電気光学装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記遮光層と前記反射層とは、互いに異なる層に設けられる、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記遮光層と前記反射層とは接触しており、
前記遮光層の平面積は、前記遮光層の平面積よりも小さい、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記反射層は、アルミニウムを含み、
前記遮光層は、窒化チタン、タングステン、またはタングステンシリサイドを含む、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
前記第1基板および前記第2基板のそれぞれは、前記反射層および前記遮光層を有する、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項6】
前記第1基板に設けられる前記遮光層は、前記第2基板に設けられる前記反射層よりも前記表示領域側に位置する部分を含む、
請求項5に記載の電気光学装置。
【請求項7】
前記周辺領域に設けられるトランジスターをさらに有し、
前記反射層は、前記周辺領域の前記遮光層よりも光の入射側に配置され、かつ、平面視で前記トランジスターと重なる、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項8】
前記第1基板は、
前記表示領域に設けられた複数の画素電極と、
前記周辺領域に設けられ、前記複数の画素電極の外側に位置する複数のダミー画素電極と、をさらに備え、
前記遮光層は、平面視で前記複数のダミー画素電極の一部または全部に重なる部分を含む、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項9】
前記第1基板は、前記表示領域に設けられるトランジスターと、
前記トランジスターに対応して設けられる画素電極と、
前記トランジスターと前記画素電極との間の層に配置される中継電極と、
前記中継電極と前記画素電極との間の層を貫通する貫通孔の内部に設けられ、前記中継電極と前記画素電極とを電気的に接続するコンタクトプラグと、
前記中継電極と前記画素電極との間の層に配置される第2反射層と、
を備える、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項10】
前記反射層は、第1反射層であり、
前記第1基板は、前記第1反射層を有し、
前記第1反射層は、前記第2反射層と同層に配置される、
請求項9に記載の電気光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置、および電子機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
プロジェクター等の電子機器には、例えば、画素ごとに光学的特性を変更可能な液晶表示装置等の電気光学装置が用いられる。当該電気光学装置の例として、特許文献1に記載の電気光学装置が知られている。
【0003】
当該文献の電気光学装置は、第1基板と第2基板とこれら基板の間に配置された液晶層とを含む。当該電気光学装置には、表示領域と、表示領域を囲む周辺領域とが設けられる。また、第1基板の表示領域には、トランジスターおよび画素電極が設けられる。第2基板の表示領域には、対向電極が設けられる。
【0004】
また、第1基板の周辺領域には、導電膜が設けられる。導電膜は、遮光性を有しており、周辺領域における光漏れを防止するために設けられる。当該導電膜は、アルミニウム膜と、光吸収性を有する窒化チタン膜との積層体で構成される。また、第2基板の周辺領域には、見切り部が設けられる。見切り部によって、第1基板同様に、周辺領域における光漏れを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-083678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
当該導電体および見切り部が設けられることで、周辺領域における光漏れが抑制される反面、当該導電体および見切り部が光を吸収することで、第1基板および第2基板の温度が上昇してしまう。このため、光漏れを抑制しつつ、温度上昇を抑制することが難しい。この結果、電気光学装置の品質信頼性が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電気光学装置の一態様は、画像を表示する表示領域と、平面視で前記表示領域の外側に設けられる周辺領域とを有する電気光学装置であって、第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、前記第1基板および前記第2基板の一方または両方は、前記周辺領域に設けられる遮光層と、前記周辺領域に設けられる反射層と、を備え、前記反射層の可視光に対する反射率は、前記遮光層の可視光に対する反射率よりも高く、前記遮光層は、前記反射層よりも前記表示領域側に配置される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電気光学装置の平面図である。
図1に示す電気光学装置のA-A線の断面図である。
図1の第1基板の電気的な構成を示す等価回路図である。
図2の電気光学装置の周辺領域における断面構造を示す図である。
図4の第1基板が有する遮光層および反射層の平面的な配置を示す図である。
図4の第2基板が有する遮光層および反射層の平面的な配置を示す図である。
図4の電気光学装置の周辺領域における光路を説明するための図である。
図2の画素電極および第2トランジスターの平面的な配置を示す図である。
図2の第1基板の表示領域における断面構造を示す図である。
図9の第2反射層の平面図である。
変形例の電気光学装置の周辺領域における断面構造を示す図である。
電子機器の一例であるパーソナルコンピューターを示す斜視図である。
電子機器の一例であるスマートフォンを示す平面図である。
電子機器の一例であるプロジェクターを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法または縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示す部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0010】
A.電気光学装置100
A-1.電気光学装置100の概要
図1は、実施形態に係る電気光学装置100の平面図である。図2は、図1に示す電気光学装置100のA-A線の断面図である。以下では、説明の便宜上、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を適宜用いて説明する。また、X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向とは反対の方向をX2方向と表記する。同様に、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向とは反対の方向をY2方向と表記する。Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向とは反対の方向をZ2方向と表記する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
キヤノン電子株式会社
表示装置
1か月前
個人
リマインダーシステム
2か月前
オムロン株式会社
表示装置
1か月前
個人
演習課題添削システム
1か月前
株式会社レイメイ藤井
地球儀
2か月前
日本無線株式会社
移乗訓練装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
電子機器
20日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
1か月前
個人
課題解決カード及びその使用方法
1か月前
株式会社ホンダアクセス
車載装置
1か月前
株式会社タカトリ
貼付装置及び貼付方法
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
28日前
リンテック株式会社
表示体
1か月前
リンテック株式会社
剥離検知ラベル
1か月前
株式会社共和
セキュリティラベルの製造方法
1か月前
上海天馬微電子有限公司
表示装置
20日前
日本板硝子株式会社
屋外広告板
22日前
株式会社トーラス
地図の表示方法
1か月前
シャープ株式会社
表示装置及び制御方法
26日前
株式会社高研
摘便・浣腸練習モデル
28日前
オムロン株式会社
導光板、および導光板ユニット
20日前
合同会社Smiles.
画力診断システム
26日前
Kepler株式会社
表示装置、電子機器
12日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
2か月前
ソニーグループ株式会社
表示システム
1か月前
セイコーエプソン株式会社
色調整方法
1か月前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
1か月前
シャープ株式会社
マルチディスプレイ
1か月前
株式会社デンソーテン
表示装置
1か月前
さつき株式会社
時刻表示システム
今日
キヤノン株式会社
発光装置
28日前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
2か月前
株式会社デンソー
表示装置
2か月前
続きを見る