TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024129352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038498
出願日
2023-03-13
発明の名称
端末装置、端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置によって実行される方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20240919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザの利便性を向上させ得る技術を提供する。
【解決手段】端末装置は、第1のインターフェースを介して、通信装置を識別するための識別情報を受信し、第2のインターフェースを介して、識別情報が利用される第1の送信先情報を含む第1の要求信号を送信する。端末装置は、第1の要求信号を通信装置に送信することに応じて、第2のインターフェースを介して、通信装置から第1の応答信号を受信する場合に、第2のインターフェースを介して、端末装置と通信装置との間に第1の無線接続を確立する。端末装置は、第1の要求信号を通信装置に送信することに応じて、第2のインターフェースを介して、通信装置から1の応答信号を受信しない場合に、所定操作を通信装置に実行することを示す所定情報を出力する。所定操作は、通信装置を無線ネットワークの親局として動作させるための操作である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置であって、
第1のインターフェースと、
前記第1のインターフェースとは異なる第2のインターフェースであって、無線通信を実行するための前記第2のインターフェースと、
出力部と、
前記第1のインターフェースを介して、通信装置を識別するための識別情報を受信する受信部と、
前記識別情報を受信する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記識別情報が利用される第1の送信先情報を含む第1の要求信号を前記通信装置に送信する第1の要求信号送信部と、
前記第1の要求信号を前記通信装置に送信することに応じて、前記第2のインターフェースを介して、前記通信装置から第1の応答信号を受信する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記端末装置と前記通信装置との間に第1の無線接続を確立する確立部と、
前記第1の要求信号を前記通信装置に送信することに応じて、前記第2のインターフェースを介して、前記通信装置から前記第1の応答信号を受信しない場合に、所定操作を前記通信装置に実行することを示す所定情報を前記出力部に出力させる出力制御部であって、前記所定操作は、前記通信装置を無線ネットワークの親局として動作させるための操作である、前記出力制御部と、
を備える、端末装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記端末装置は、さらに、
前記所定情報が前記出力部に出力された後に、前記第2のインターフェースを介して、前記第1の送信先情報とは異なる第2の送信先情報を含む第2の要求信号を送信する第2の要求信号送信部を備え、
前記確立部は、前記第2の要求信号を送信することに応じて、前記第2のインターフェースを介して、前記通信装置から第2の応答信号を受信する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記端末装置と前記通信装置との間に第2の無線接続を確立する、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第2の要求信号送信部は、前記所定情報が前記出力部に出力された後に、ユーザによる前記端末装置への送信操作を検知する場合に、前記第2の要求信号を送信する、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第1の送信先情報は、第1のSSIDを含み、
前記第2の送信先情報は、前記第1のSSIDとは異なる第2のSSIDを含む、請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記第1のSSIDは、前記通信装置が第1の親局として動作する第1の無線ネットワークを識別する情報であり、
前記第2のSSIDは、前記通信装置が第2の親局として動作する第2の無線ネットワークを識別する情報である、請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
前記通信装置は、前記第1の親局として動作する状態において、前記第1のSSIDを含む要求信号を受信する場合に応答信号を送信し、SSIDを含まない要求信号を受信する場合に応答信号を送信しない、請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
前記端末装置は、さらに、
前記端末装置がアクセスポイントとの第3の無線接続を確立している状態において、前記通信装置から前記第1の応答信号を受信する場合に、前記アクセスポイントとの前記第3の無線接続を切断する切断部を備え、
前記確立部は、前記アクセスポイントとの前記第3の無線接続を切断する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記第2の無線接続を確立する、請求項2に記載の端末装置。
【請求項8】
前記端末装置は、さらに、
前記端末装置と前記通信装置との間に前記第2の無線接続を確立する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記第2の無線接続を利用して、前記通信装置と前記アクセスポイントとの間に無線接続を確立するための確立情報を前記通信装置に送信する確立情報送信部を備える、請求項7に記載の端末装置。
【請求項9】
前記所定操作は、
前記通信装置が第1種の通信装置である場合に、第1の操作を含み、
前記通信装置が前記第1種の通信装置とは異なる第2種の通信装置である場合に、前記第1の操作とは異なる第2の操作を含む、請求項1に記載の端末装置。
【請求項10】
前記第1のインターフェースは、無線通信を実行するためのインターフェースである、請求項1に記載の端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、通信装置との無線接続を確立する端末装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プリンタと端末機器とを備える通信システムが開示されている。端末機器は、Probe Request信号をプリンタに送信することに応じてプリンタからProbe Response信号を受信する場合に、プリンタとのSoft AP接続を確立する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-17601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、端末機器がプリンタからProbe Response信号を受信しない場合について何ら考慮されていない。
【0005】
本明細書では、端末装置が通信装置から第1の応答信号を受信しない場合においても、端末装置と通信装置との間に無線接続を確立させ得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書によって開示される端末装置は、第1のインターフェースと、前記第1のインターフェースとは異なる第2のインターフェースであって、無線通信を実行するための前記第2のインターフェースと、出力部と、前記第1のインターフェースを介して、通信装置を識別するための識別情報を受信する受信部と、前記識別情報を受信する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記識別情報が利用される第1の送信先情報を含む第1の要求信号を前記通信装置に送信する第1の要求信号送信部と、前記第1の要求信号を前記通信装置に送信することに応じて、前記第2のインターフェースを介して、前記通信装置から第1の応答信号を受信する場合に、前記第2のインターフェースを介して、前記端末装置と前記通信装置との間に第1の無線接続を確立する確立部と、前記第1の要求信号を前記通信装置に送信することに応じて、前記第2のインターフェースを介して、前記通信装置から前記第1の応答信号を受信しない場合に、所定操作を前記通信装置に実行することを示す所定情報を前記出力部に出力させる出力制御部であって、前記所定操作は、前記通信装置を無線ネットワークの親局として動作させるための操作である、前記出力制御部と、を備えてもよい。
【0007】
上記の構成によると、端末装置は、第1の要求信号を通信装置に送信することに応じて、通信装置から第1の応答信号を受信しない場合に、所定情報を出力部に出力させる。これにより、ユーザは、所定情報に従い所定操作を通信装置に実行して、通信装置を無線ネットワークの親局として動作させることができる。通信装置が親局として動作している場合、端末装置と通信装置との間に無線接続が確立され得る。即ち、端末装置が通信装置から第1の応答信号を受信しない場合においても、端末装置と通信装置との間に無線接続を確立させ得る。
【0008】
上記の端末装置のためのコンピュータプログラム、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体、及び、上記の端末装置によって実行される方法も、新規で有用である。また、上記の端末装置と通信装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、通信システムの構成である。
図2は、ステルスSoftAPを利用して、プリンタとAPとの間にWi-Fi接続が確立されるケースAのシーケンス図である。
図3は、図2の続きのシーケンス図である。
図4は、図3の続きのシーケンス図である。
図5は、通常SoftAPを利用して、プリンタとAPとの間にWi-Fi接続が確立されるケースBのシーケンス図である。
図6は、通常SoftAPを利用して、プリンタとAPとの間のWi-Fi接続が確立されるケースCのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
通信システム2の構成;図1
図1に示されるように、通信システム2は、端末装置10と、プリンタ100Aと、プリンタ100Bと、アクセスポイント200と、を備える。以下では、アクセスポイントのことを「AP」と記載する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
挿耳装置
21日前
個人
仮想アース
26日前
個人
ヘッドホン
2か月前
個人
車両の制御装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像装置
1か月前
個人
投げ銭管理システム
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
10日前
個人
平面映像の回転による立体映像
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
12日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
20日前
株式会社クボタ
作業車両
10日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
24日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
10日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
26日前
株式会社ACSL
確認方法
20日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
19日前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
1か月前
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
10日前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
1か月前
日本放送協会
再生装置及びプログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る