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公開番号2024129350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038496
出願日2023-03-13
発明の名称液体吐出装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ヘッドユニットの取付作業を簡易にする。
【解決手段】プリンタは、ヘッドユニット10の取付ユニット20に対する位置決めが行われずかつ連通口12yと連通口22yとが互いに連通しない第1状態と、付勢部品291により上記位置決めが行われかつ連通口12yと連通口22yとが互いに連通した第2状態とを取り得る。取付ユニット20の流路部材21及び位置決め部として機能する付勢部品291が共にヘッドユニット10に対して相対的に移動することで、第1状態から第2状態へと移行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吐出口及び前記吐出口に連通する第1連通口を有する第1流路が形成された第1流路部材を含むヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを着脱可能に支持する取付ユニットであって、第2連通口を有する第2流路が形成された第2流路部材と、位置決め部と、を含む取付ユニットと、を備え、
前記ヘッドユニットの前記取付ユニットに対する位置決めが行われずかつ前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通しない第1状態と、前記位置決め部により前記位置決めが行われかつ前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通した第2状態と、を取り得るものであり、
前記第2流路部材及び前記位置決め部が共に前記ヘッドユニットに対して相対的に移動することで、前記第1状態から前記第2状態へと移行することを特徴とする、液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記取付ユニットは、前記ヘッドユニットを支持する支持部材をさらに含み、
前記支持部材は、凹部及び凸部の一方を有し、
前記ヘッドユニットは、前記一方と嵌合可能な、凹部及び凸部の他方を有することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記ヘッドユニットが前記凸部を中心として回動することで、前記ヘッドユニットが前記第2流路部材に向けて移動することを特徴とする、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記取付ユニットは、前記支持部材に回動可能に取り付けられた回動部材をさらに含み、
前記位置決め部は、前記回動部材に配置され、
前記回動部材が回動することで、前記位置決め部が前記ヘッドユニットに向けて移動することを特徴とする、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第1流路部材は、前記吐出口が開口した吐出面と、前記吐出面と反対側の反対面と、前記吐出面及び前記反対面を繋ぐ第1面であって、前記第1連通口が開口した第1面とを有することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記第2流路部材は、前記第2連通口が開口した第2面を有し、前記第2面と平行な方向に移動可能であることを特徴とする、請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記第2面は、前記第2連通口と異なる位置に、突起及び穴の一方を有し、
前記第1面は、前記一方と嵌合可能な、突起及び穴の他方を有することを特徴とする、請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記突起及び穴の一方は、前記第2面の隅に配置され、
前記突起及び穴の他方は、前記第1面の隅に配置されたことを特徴とする、請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記第2面は、前記突起及び穴の一方を2つ有し、
前記第1面は、前記突起及び穴の他方を2つ有し、
2つの前記穴は、第1穴と、前記第1穴よりも細長い第2穴とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記ヘッドユニットは、第1端子を有する第1電子部材をさらに含み、
前記取付ユニットは、第2端子を有する第2電子部材をさらに含み、
前記第1状態において、前記第1端子と前記第2端子とが互いに離隔し、
前記第2状態において、前記第1端子と前記第2端子とが互いに接触し、
前記第2電子部材、前記第2流路部材及び前記位置決め部が共に前記ヘッドユニットに対して相対的に移動することで、前記第1状態から前記第2状態へと移行することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドユニットとヘッドユニットを着脱可能に支持する取付ユニットとを備えた液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘッドユニットをキャリッジ(取付ユニット)に取り付ける際に、ステップS105においてヘッドユニットをキャリッジに対して位置決めした後、ステップS107においてヘッドユニットの流路とキャリッジの液体供給ユニット(第2流路部材)の流路とを連通させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-109377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、ヘッドユニットを取付ユニットに取り付ける作業が、複数の工程を含み、煩雑である。
【0005】
本発明の目的は、ヘッドユニットの取付作業が簡易な液体吐出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体吐出装置は、吐出口及び前記吐出口に連通する第1連通口を有する第1流路が形成された第1流路部材を含むヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを着脱可能に支持する取付ユニットであって、第2連通口を有する第2流路が形成された第2流路部材と、位置決め部と、を含む取付ユニットと、を備え、前記ヘッドユニットの前記取付ユニットに対する位置決めが行われずかつ前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通しない第1状態と、前記位置決め部により前記位置決めが行われかつ前記第1連通口と前記第2連通口とが互いに連通した第2状態と、を取り得るものであり、前記第2流路部材及び前記位置決め部が共に前記ヘッドユニットに対して相対的に移動することで、前記第1状態から前記第2状態へと移行することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係るプリンタ1の内部を示す概略平面図である。
プリンタ1に含まれるヘッドユニット10の断面図である。
ヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第1工程を示す側面図である。
ヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業の第2工程を示す側面図である。
ヘッドユニット10を取付ユニット20に取り付ける作業が完了した状態を示す側面図である。
(a)は、取付ユニットの流路部材21における連通口22yが開口した側面21sを示す図である。(b)は、取付ユニットの電子部材25における端子26が配置された表面25sを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態に係るプリンタ1は、図1に示すように、筐体1aと、ヘッドユニット10と、取付ユニット20と、走査機構30と、タンクユニット40と、搬送機構50と、制御部90とを備えている。ヘッドユニット10、取付ユニット20、走査機構30、タンクユニット40、搬送機構50及び制御部90は、筐体1aの内部に配置されている。
【0009】
ヘッドユニット10は、流路部材11を含む。流路部材11には、複数の吐出口12xを有する流路12が形成されている。流路部材11は本発明の「第1流路部材」に該当し、流路12は本発明の「第1流路」に該当する。
【0010】
吐出口12xは、走査方向に並ぶ4つの列11C,11M,11Y,11Kを構成している。各列11C,11M,11Y,11Kは、搬送方向に並ぶ複数の吐出口12xで構成されている。列11Cを構成する吐出口12xはシアンのインク、列11Mを構成する吐出口12xはマゼンタのインク、列11Yを構成する吐出口12xはイエローのインク、列11Kを構成する吐出口12xはブラックのインクを、それぞれ吐出する。
(【0011】以降は省略されています)

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