TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024128663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037766
出願日
2023-03-10
発明の名称
フィルタ装置及び濾過装置
出願人
ヤマシンフィルタ株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
29/50 20060101AFI20240913BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】作動油に含まれる気泡の流出を防ぐことができるフィルタ装置を提供する。
【解決手段】ケース12と、ケースに流体を流入させる第1流入部と、ケースの内部に設けられた第1フィルタエレメント11と、第1フィルタエレメントで濾過された濾過後流体を第1濾過ユニット10から流出させる第1流路S4、S5を有する第1流出部とからなる第1濾過ユニットと、第2フィルタエレメント22と、第1流出部と第2フィルタエレメントとの間に設けられ、第1流路と第2フィルタエレメントの中空部を連通させる第2流路を有する第2流入部と、第2フィルタエレメントの中空部と外部とを連通させる第3流路24cを有する第2流出部とからなる第2フィルタユニット20と、第1流路、前記第2流路又は第3流路の少なくとも1つを覆う濾過部を有する第3濾過ユニット30とからなるフィルター装置である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1濾過ユニットと、
前記第1濾過ユニットの下側に、平面視において前記第1濾過ユニットと重なるように設けられた第2濾過ユニットと、
前記第1濾過ユニット又は前記第2濾過ユニットに設けられた第3濾過ユニットと、
を備え、
前記第1濾過ユニットは、
ケースと、
前記ケースに設けられており、前記ケースの内部に流体を流入させる第1流入部と、
前記ケースの内部に設けられており、前記流体が通過することで前記流体を濾過する筒状の第1フィルタエレメントと、
前記ケースに設けられており、前記第1フィルタエレメントで濾過された後の濾過後流体を前記第1濾過ユニットから流出させる第1流路を有する第1流出部と、を有し、
前記第2濾過ユニットは、
タンク内部に設けられている筒状の第2フィルタエレメントと、
前記第1流出部と前記第2フィルタエレメントとの間に設けられ、前記第1流路と前記第2フィルタエレメントの中空部を連通させる第2流路を有する第2流入部と、
前記第2フィルタエレメントの下方に設けられ、前記第2フィルタエレメントの中空部と前記第2フィルタエレメントの外部とを連通させる第3流路を有する第2流出部と、を有し、
前記第3濾過ユニットは、前記第1流路、前記第2流路又は前記第3流路の少なくとも1つを覆う濾過部を有する
ことを特徴とするフィルタ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2濾過ユニットは、前記第2フィルタエレメントの上端側に設けられた上端部材を有し、
前記上端部材には、前記第2流路が形成されており、
前記第3濾過ユニットは、板状の網状部材で形成されており、前記第2流路を覆うように前記上端部材に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。
【請求項3】
前記第2流出部は、前記第2フィルタエレメントの下端側に設けられた下端部材を有し、
前記下端部材には、前記第3流路が形成されており、
前記第3濾過ユニットは、前記第3流路を覆うように前記第2濾過ユニットの中空部に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。
【請求項4】
前記濾過部は、網状部材を筒状にした部材であり、
前記第3濾過ユニットは、前記濾過部の一方の端を覆うプレートを有し、
前記濾過部の前記プレートが設けられていない側の端は、前記下端部材に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のフィルタ装置。
【請求項5】
前記第1濾過ユニット又は前記第2濾過ユニットに設けられた排圧バルブを備え、
前記ケースは、フィルタケースと、前記フィルタケースの上側が設けられた蓋部材とを有し、
前記蓋部材は、前記第1流入部と、前記第1流入部を介して前記蓋部材の内部に流入した作動油を流出させる第3流出部と、を有する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルタ装置。
【請求項6】
タンクと、
前記タンクの上面から前記タンクの内部に突出するように設けられた第1濾過ユニットと、
前記第1濾過ユニットの下側に、平面視において前記第1濾過ユニットと重なるように設けられた第2濾過ユニットと、
前記第1濾過ユニット又は前記第2濾過ユニットに設けられた第3濾過ユニットと、
を備え、
前記第1濾過ユニットは、
ケースと、
前記ケースに設けられており、前記ケースの内部に流体を流入させる第1流入部と、
前記ケースの内部に設けられており、前記流体が通過することで前記流体を濾過する筒状の第1フィルタエレメントと、
前記ケースに設けられており、前記第1フィルタエレメントで濾過された後の濾過後流体を前記第1濾過ユニットから流出させる第1流路を有する第1流出部と、を有し、
前記第2濾過ユニットは、
前記タンクの内部に設けられている筒状の第2フィルタエレメントと、
前記第1流出部と前記第2フィルタエレメントとの間に設けられ、前記第1流路と前記第2フィルタエレメントの中空部とを連通させる第2流路を有する第2流入部と、
前記第2フィルタエレメントの下方に設けられ、前記第2フィルタエレメントの中空部と前記第2濾過ユニットの外部とを連通させる第3流路を有する第2流出部と、を有し、
前記第3濾過ユニットは、前記第1流路、前記第2流路又は前記第3流路の少なくとも1つを覆う濾過部を有する
ことを特徴とする濾過装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルタ装置及び濾過装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を貯留するタンクに取り付けられており、上端が開口している有底筒形状のフィルタケースと、フィルタケースの内部に設けられており、筒形状の第1濾材を有するフィルタエレメントと、フィルタケースの上端を覆うように、フィルタケース及びフィルタエレメントに設けられた蓋体であって、フィルタエレメントの内部の空間とフィルタケースの外部の空間とを連通する空気抜き孔を有する蓋体と、フィルタケースの内部かつフィルタエレメントの外部の空間へ液体を流入させる流入部と、フィルタエレメントの内部の空間とフィルタケースの外部の空間とを連通する流出部と、流出部に設けられた背圧バルブと、を備えたフィルタ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/218357号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明は、アイドリング時に背圧バルブを閉状態とし、エンジンが稼働して初めて背圧バルブを開状態とすることで、エンジン稼働前にフィルタケース内部にある空気(イニシャルエア)が流出部から流出されないようにしている。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、エンジンが稼働した後でフィルタ装置に流入する作動油に気泡が含まれる場合には、気泡を除去することが困難である。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、流体に含まれる気泡の流出を防ぐことができるフィルタ装置及び濾過装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るフィルタ装置は、例えば、第1濾過ユニットと、前記第1濾過ユニットの下側に、平面視において前記第1濾過ユニットと重なるように設けられた第2濾過ユニットと、前記第1濾過ユニット又は前記第2濾過ユニットに設けられた第3濾過ユニットと、を備え、前記第1濾過ユニットは、ケースと、前記ケースに設けられており、前記ケースの内部に流体を流入させる第1流入部と、前記ケースの内部に設けられており、前記流体が通過することで前記流体を濾過する筒状の第1フィルタエレメントと、前記ケースに設けられており、前記第1フィルタエレメントで濾過された後の濾過後流体を前記第1濾過ユニットから流出させる第1流路を有する第1流出部と、を有し、前記第2濾過ユニットは、タンク内部に設けられている筒状の第2フィルタエレメントと、前記第1流出部と前記第2フィルタエレメントとの間に設けられ、前記第1流路と前記第2フィルタエレメントの中空部を連通させる第2流路を有する第2流入部と、前記第2フィルタエレメントの下方に設けられ、前記第2フィルタエレメントの中空部と前記第2フィルタエレメントの外部と連通させる第3流路を有する第2流出部と、を有し、前記第3濾過ユニットは、前記第1流路、前記第2流路又は前記第3流路の少なくとも1つを覆う濾過部を有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の別の態様に係るフィルタは、例えば、タンクと、前記タンクの上面から前記タンクの内部に突出するように設けられた第1濾過ユニットと、前記第1濾過ユニットの下側に、平面視において前記第1濾過ユニットと重なるように設けられた第2濾過ユニットと、前記第1濾過ユニット又は前記第2濾過ユニットに設けられた第3濾過ユニットと、を備え、前記第1濾過ユニットは、ケースと、前記ケースに設けられており、前記ケースの内部に流体を流入させる第1流入部と、前記ケースの内部に設けられており、前記流体が通過することで前記流体を濾過する筒状の第1フィルタエレメントと、前記ケースに設けられており、前記第1フィルタエレメントで濾過された後の濾過後流体を前記第1濾過ユニットから流出させる第1流路を有する第1流出部と、を有し、前記第2濾過ユニットは、前記タンクの内部に設けられている筒状の第2フィルタエレメントと、前記第1流出部と前記第2フィルタエレメントとの間に設けられ、前記第1流路と前記第2フィルタエレメントの中空部とを連通させる第2流路を有する第2流入部と、前記第2フィルタエレメントの下方に設けられ、前記第2フィルタエレメントの中空部と前記第2濾過ユニットの外部とを連通させる第3流路を有する第2流出部と、を有し、前記第3濾過ユニットは、前記第1流路、前記第2流路又は前記第3流路の少なくとも1つを覆う濾過部を有することを特徴とする。
【0008】
本発明に係るフィルタ装置によれば、濾過部を有する第3濾過ユニットが、第1流路、第2流路又は第3流路の少なくとも1つを覆うように設けられている。これにより、流体が第3濾過ユニットを通過する際に気泡が除去されるため、流体に含まれる気泡がフィルタ装置から流出することを防ぐことができる。
【0009】
前記第2濾過ユニットは、前記第2フィルタエレメントの上端側に設けられた上端部材を有し、前記上端部材には、前記第2流路が形成されており、前記第3濾過ユニットは、板状の網状部材で形成されており、前記第2流路を覆うように前記上端部材に設けられていてもよい。これにより、フィルタ装置の構造を簡素化することができる。
【0010】
前記第2流出部は、前記第2フィルタエレメントの下端側に設けられた下端部材を有し、前記下端部材には、前記第3流路が形成されており、前記第3濾過ユニットは、前記第3流路を覆うように前記第2濾過ユニットの中空部に設けられていてもよい。第2濾過ユニットの中空部は広いため、第3濾過ユニットの形状の自由度が高くなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
分離方法
18日前
個人
トリチウム水濃縮装置
6日前
NOK株式会社
除湿装置
4日前
東レ株式会社
再生複合半透膜およびエレメント
18日前
三菱重工業株式会社
脱硫装置
5日前
住友化学株式会社
混合物の製造方法
12日前
トヨタ自動車株式会社
二酸化炭素の固定方法
12日前
株式会社日阪製作所
混合器
18日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
18日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
18日前
TOTO株式会社
光触媒塗装体
18日前
株式会社デンソー
二酸化炭素供給装置
4日前
株式会社日阪製作所
混合器
18日前
JFEスチール株式会社
炭酸ガスの固定化方法
12日前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
13日前
株式会社パウレック
フィルタ及び粉粒体処理装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
直接空気回収装置のリサイクル方法
12日前
ウシオ電機株式会社
光処理装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
組成予測方法
12日前
株式会社マシンテック中澤
脱液装置及び脱液対象物の脱液方法
13日前
旭化成株式会社
光照射装置、及び光処理方法
12日前
日本特殊陶業株式会社
二酸化炭素の回収装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
水素分離フィルター
4日前
株式会社山田製作所
気泡生成ユニット及び気泡生成装置
18日前
artience株式会社
二酸化炭素の吸収液および二酸化炭素の分離回収方法
4日前
マックエンジニアリング株式会社
スラグ流の発生装置
14日前
株式会社NBCメッシュテック
光触媒フィルタ
5日前
オカモト株式会社
除湿器及び除湿器用容器
4日前
日本碍子株式会社
ハニカムフィルタ
12日前
NECネットワーク・センサ株式会社
固定台、換気装置及び固定方法
13日前
日本碍子株式会社
ハニカムフィルタ
12日前
株式会社荏原製作所
フロー反応用セル及びフロー反応方法
12日前
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社
ガス浄化フィルタ
12日前
東レ株式会社
多孔質膜及び多孔質膜の製造方法
6日前
アイリスオーヤマ株式会社
除湿機
4日前
住友金属鉱山株式会社
希釈剤選択支援装置、希釈剤選択支援方法、およびプログラム
18日前
続きを見る
他の特許を見る