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公開番号2024127749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024005805
出願日2024-01-18
発明の名称超広照明視野ディフューザのためのシステムおよび方法
出願人ツー-シックス デラウェア インコーポレイテッド,II-VI Delaware,Inc.
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 5/02 20060101AFI20240912BHJP(光学)
要約【課題】超広照明視野を分布させるための光電子デバイスを提供すること。
【解決手段】例において、電子デバイスは、光を発生させるための光源と、光を受け取り分布させるためのディフューザとを含む。ディフューザは、入射光線の全内部反射を引き起こすように、ある角度において配置構成される反射面と、反射面に関してある角度において配置構成され、入射角度とは異なる1つまたは複数の透過角度において光線を方向付けるように構成される射出面とを各々が有する、複数の拡張部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超広照明視野を分布させるためのディフューザであって、
複数の拡張部
を含み、前記複数の拡張部は、
入射光線の全内部反射を引き起こすように、ある角度において配置構成される反射面と、
前記反射面に関してある角度において配置構成され、入射角度とは異なる1つまたは複数の透過角度において前記光線を方向付けるように構成される射出面と
を含む、
ディフューザ。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載のディフューザであって、前記複数の拡張部の各々は、
前記1つまたは複数の透過角度のうちの第1の透過角度で前記光線を方向付けるための第1の形状を有する第1の拡張部と、
前記1つまたは複数の透過角度のうちの第2の透過角度で前記光線を方向付けるための第2の形状を有する第2の拡張部と
を含む、ディフューザ。
【請求項3】
請求項2に記載のディフューザであって、前記第1の拡張部は、中心線に関して、前記第2の拡張部と反対に配置構成される、ディフューザ。
【請求項4】
請求項2に記載のディフューザであって、前記第1および第2の拡張部は、中心線に関して、前記複数の拡張部のうちの第3および第4の拡張部の鏡像として配置構成される、ディフューザ。
【請求項5】
請求項2に記載のディフューザであって、前記第1の形状は、前記第2の形状の1つまたは複数の寸法と実質的に同様の1つまたは複数の寸法を有する、ディフューザ。
【請求項6】
請求項2に記載のディフューザであって、前記第1の形状は、前記第2の形状の1つまたは複数の寸法とは異なる1つまたは複数の寸法を有する、ディフューザ。
【請求項7】
請求項2に記載のディフューザであって、前記第1の形状または前記第2の形状は、全体的に三角形である、ディフューザ。
【請求項8】
請求項1に記載のディフューザであって、前記複数の拡張部のうちの第1の拡張部は、第2の拡張部と隣り合う、ディフューザ。
【請求項9】
請求項1に記載のディフューザであって、前記複数の拡張部を支持し、前記入射光線を受けるための基部をさらに含むディフューザ。
【請求項10】
請求項9に記載のディフューザであって、前記複数の拡張部のうちの第1の拡張部は、前記基部の一部分により第2の拡張部から分離される、ディフューザ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
[0001]多くの光電子デバイスは、関心の物体を照明するための光学系を用いる。従来の光学ディフューザを、標的の照明視野(FOI)を照明するために使用するとき、入射角度(AOI:angle of incidence)がディフューザ基板材料からの臨界角度、全内部反射が生起する角度に接近するにつれて、フレネル損失が極めて高くなる。このことは、従来のディフューザの達成可能なFOIを制限し、以て、これらのディフューザの有効性および有用性を制限する。
続きを表示(約 2,400 文字)【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
[0002]本開示の主題は、上記で論述された問題の負の側面を回避することに方向付けられる。
【課題を解決するための手段】
【0003】
[0003]本開示によれば、超広照明視野を分布させるためのディフューザが提供される。特に、ディフューザは、入射光線の全内部反射を引き起こすように、ある角度において配置構成される反射面と、反射面に関してある角度において配置構成され、入射角度とは異なる1つまたは複数の透過角度において光線を方向付けるように構成される射出面とを各々が伴う、複数の拡張部を含む。
【0004】
[0004]本開示のこれらおよび他の特徴は、本明細書において以降で論述されるような、後に続く説明、および、添付される特許請求の範囲から、より十分に明らかになることになる。
【0005】
[0005]本開示の上記および他の特徴をさらに明確にするために、主題のより詳しい説明が、添付される図面において図解される、その主題の具体的な例を参照することにより行われることになる。これらの図面は、主題のいくつかの例のみを描写し、それゆえに、その主題の範囲について制限的と考えられるべきではないということが認識される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
[0006]超広照明視野をもたらすためのディフューザを用いる例光電子デバイスの一部分を図解する図である。
[0007]図1のディフューザの詳細な視図を図解する図である。
[0008]図3Aは、スネルの法則の例図解を提供する図である。
[0009]図3Bは、スネルの法則の例方程式記述を提供する図である。
[0010]平面状面のみを用いる例ディフューザの粗いシミュレーションを提供する図である。
[0011]図5Aは、変動する寸法を有する例ディフューザを図解する図である。
図5Bは、変動する寸法を有する例ディフューザを図解する図である。
図5Cは、変動する寸法を有する例ディフューザを図解する図である。
[0012]図6Aは、別の例ディフューザを図解する図である。
図6Bは、別の例ディフューザを図解する図である。
[0013]図7Aは、2つの他の例ディフューザを図解する図である。
図7Bは、2つの他の例ディフューザを図解する図である。図7Cは、2つの他の例ディフューザを図解する図である。
[0014]図8Aは、異なる開示されるディフューザからの異なる強度分布の例を図解する図である。
図8Bは、異なる開示されるディフューザからの異なる強度分布の例を図解する図である。
図8Cは、異なる開示されるディフューザからの異なる強度分布の例を図解する図である。
[0015]光学ディフューザについての例設計考慮事項を図解する図である。
[0016]代表的な拡張部の1つまたは複数の角度を決定するための例方程式を提供する図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0017]超広照明視野を分布させるための電子デバイスが開示される。例において、光電子デバイスは、光を発生させるための光源と、光を受け取り分布させるためのディフューザとを含む。ディフューザは、入射光線の全内部反射を引き起こすように、ある角度において配置構成される反射面と、反射面に関してある角度において配置構成され、入射角度とは異なる1つまたは複数の透過角度において光線を方向付けるように構成される射出面とを各々が有する、複数の拡張部を含む。
【0008】
[0018]従来の光学ディフューザが、標的の照明視野(FOI)を照明するために使用されるとき、入射角度(AOI)がディフューザ基板材料の臨界角度(例えば、全内部反射(TIR)が生起する角度)に近くなるにつれて、フレネル損失が極めて高くなる。これらの損失は、そのような従来のディフューザの達成可能なFOIを、(例えば、近似的に1.5の屈折率を伴う)付近の標準的な屈折率の材料について、近似的に130~140度の最大値に制限する。
【0009】
[0019]ある程度の適する超広FOIは、魚眼型レンズ光学系などの2次的光学系を用いる、従来のディフューザによって達成され得る。まずまずのFOIが、そのような手法から結果的に生じるが、損失は、面の大きい数に起因して悪化させられる。さらに、そのような光学システムは、典型的には、かなり嵩高く、潜在的に複雑である。最高で近似的に160度のFOIが、より高い屈折率の材料を用いることにより達成され得るが、そのような材料は、典型的には、極めて高価である成形ガラスである。その上、そのような材料による小さい特徴部、複数個の(例えば、2つの)次元における出力プロファイルを形状設定するための特徴部を成形することは困難である。そうして高屈折率材料は、典型的には、単一の拡散次元のためにのみ用いられる。
【0010】
[0020]開示されるディフューザ(例えば、全内部反射(TIR)を使用する超広照明視野(UWFOI)ディフューザ)は、平面状出力面と関連付けられる付きもののフレネル損失を避けるために、1つまたは複数の射出面に光の一部分を方向付けるために、ディフューザ材料のTIRを使用する。開示されるディフューザは、可能なFOI角度を増大するために、そのような射出面に1つまたは複数の角度において光を方向付けるために、単一または複数個のTIR変化面を使用し得る。これらの射出面は、光学出力プロファイルをより良好に形状設定するために、非平面状として設計され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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