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公開番号
2024127596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036847
出願日
2023-03-09
発明の名称
半導体装置の製造方法および半導体ウェハ
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/02 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】貼り合わされたウェハから基板を適切に剥離することが可能な半導体装置の製造方法および半導体ウェハを提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、半導体装置の製造方法は、第1基板上に、前記第1基板よりも薬液への耐性が低い第1膜を形成することを具備する。前記方法は更に、前記第1膜上に、第1半導体素子を形成することを具備する。前記方法は更に、第2基板上に、第2半導体素子を形成することを具備する。前記方法は更に、前記第2基板を前記第1基板に接合することを具備する。前記方法は更に、前記第1膜を前記薬液により除去して、前記第1半導体素子から前記第1基板を剥離することを具備する。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板上に、前記第1基板よりも薬液への耐性が低い第1膜を形成し、
前記第1膜上に、第1半導体素子を形成し、
第2基板上に、第2半導体素子を形成し、
前記第2基板を前記第1基板に接合し、
前記第1膜を前記薬液により除去して、前記第1半導体素子から前記第1基板を剥離する、
ことを具備する半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記第2基板の前記第1基板への接合は、前記第2半導体素子に設けられた第2パッドが、前記第1半導体素子に設けられた第1パッドに接続されるように行う、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記第1膜は、窒化物を含有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記第1膜は、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とを交互に含む積層膜である、請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記第1膜は、金属を含有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記第1膜は、ポーラスシリコンを含有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記第2基板を前記第1基板に接合する前に、
前記第1パッドに接するように前記第1半導体素子上に第2膜を形成し、
前記第2膜上に絶縁膜を形成し、
前記絶縁膜、前記第2膜、および前記第1膜を加工して、前記第1パッドと、前記第1基板の外周縁部上の前記第1膜の側面とを露出させることを更に具備し、
前記第1基板の剥離は、露出された前記第1膜の側面を前記薬液に晒すことを含む、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記第2膜は、前記第1膜よりも前記薬液への耐性が高く、
前記第1半導体素子上への前記第2膜の形成は、前記第2膜が、前記第1半導体素子に設けられた前記第1膜よりも前記薬液への耐性が低い第3膜の側面に接するように行う、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第1基板上に前記第1膜を形成する前に、前記第1基板の上面に溝を形成することを更に具備し、
前記第1基板上への前記第1膜の形成は、前記第1膜が前記第1基板の上面および前記溝の内部に形成されるように行う、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記第1基板上への前記第1膜の形成は、前記溝の内部に形成される前記第1膜に空隙部が設けられるように行う、請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置の製造方法および半導体ウェハに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
基板および基板上に設けられた半導体素子をそれぞれ備える複数のウェハを互いに貼り合わせた後に、貼り合わされたウェハから基板を剥離して半導体装置を製造する場合、基板を適切に剥離することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-44408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貼り合わされたウェハから基板を適切に剥離することが可能な半導体装置の製造方法および半導体ウェハを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態によれば、半導体装置の製造方法は、第1基板上に、前記第1基板よりも薬液への耐性が低い第1膜を形成することを具備する。前記方法は更に、前記第1膜上に、第1半導体素子を形成することを具備する。前記方法は更に、第2基板上に、第2半導体素子を形成することを具備する。前記方法は更に、前記第2基板を前記第1基板に接合することを具備する。前記方法は更に、前記第1膜を前記薬液により除去して、前記第1半導体素子から前記第1基板を剥離することを具備する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態による半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の一例を示す断面図である。
図1の半導体装置の柱状部を示す拡大断面図である。
第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図3に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
第1実施形態による半導体装置の製造方法の詳細を示す断面図である。
図5に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図6に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図7に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図8に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図9に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図10に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図11に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図12に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図13に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図14に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図15に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図16に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図17に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図18に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図19に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図20に続く、第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。
第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。
図22に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図24に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す斜視図である。
図25に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す拡大断面図である。
図26に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図27に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図28に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図29に続く、第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1から図30において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の一例を示す断面図である。図1の半導体装置は、アレイチップ1と回路チップ2が貼り合わされた3次元メモリである。
【0009】
アレイチップ1は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ11と、メモリセルアレイ11下の層間絶縁膜13とを備えている。メモリセルアレイ11は、第1半導体素子の一例である。層間絶縁膜13は例えば、シリコン酸化膜、または、シリコン酸化膜とその他の絶縁膜とを含む積層膜である。
【0010】
回路チップ2は、アレイチップ1下に設けられている。符号Sは、アレイチップ1と回路チップ2との貼合面を示す。回路チップ2は、層間絶縁膜14と、層間絶縁膜14下の基板15とを備えている。基板15は、第2基板の一例である。層間絶縁膜14は例えば、シリコン酸化膜、または、シリコン酸化膜とその他の絶縁膜とを含む積層膜である。基板15は例えば、シリコン基板などの半導体基板である。
(【0011】以降は省略されています)
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