TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024127089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035965
出願日2023-03-08
発明の名称トナーボトル収容構造及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240912BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ボトル収容部に対するボトルの挿入速度を規制することでエア噴出・トナー飛散や異常画像を防止する。
【解決手段】画像形成装置のボトル収容部100aに対して、現像剤が入ったトナーボトル13をボトル収容部に挿入可能なトナーボトル収容構造において、トナーボトル13の挿入を規制する規制部材(雌雄ネジ部100b、13cや摩擦部材としての摩擦部材100c、100d)を設けたことを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置のボトル収容部に対して、現像剤が入ったトナーボトルを前記ボトル収容部に挿入可能なトナーボトル収容構造において、前記トナーボトルの挿入を規制する規制部材を設けたことを特徴とするトナーボトル収容構造。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記規制部材が、前記ボトル収容部の内周に形成された雌ネジ部と、当該雌ネジ部に螺合可能なように前記トナーボトルの外周に形成された雄ネジ部で構成されていることを特徴とする請求項1のトナーボトル収容構造。
【請求項3】
前記トナーボトルを回転させて前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合させた後に、前記トナーボトルが前記ボトル収容部に装着されることを特徴とする請求項2のトナーボトル収容構造。
【請求項4】
前記雄ネジ部が前記雌ネジ部を通過した後に、前記トナーボトルが前記ボトル収容部に装着されることを特徴とする請求項3のトナーボトル収容構造。
【請求項5】
前記規制部材が、前記ボトル収容部の内周に設けられた摩擦部材で構成されていることを特徴とする請求項1のトナーボトル収容構造。
【請求項6】
前記摩擦部材が弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項5のトナーボトル収容構造。
【請求項7】
前記弾性部材の最小内径が、前記トナーボトルの最大外径よりも小さいことを特徴とする請求項6のトナーボトル収容構造。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項のトナーボトル収容構造を有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はトナーボトル収容構造及び画像形成装置に係り、特に装置本体側のボトル収容部に対するトナーボトルの挿入速度を規制したトナーボトル収容構造及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、例えば特許文献1(特開2014-112189号公報)のように、現像剤(トナー)を収容したトナーボトルが着脱可能に装着される。トナーボトルのトナー残量が規定量以下(トナーエンド)になると、トナーボトルの交換時期が到来したことが画像形成装置の操作パネルに表示される。カラー画像形成装置では複数色のトナーボトルを使用するため、トナーボトルの交換時期も色ごとに操作パネルに表示される。
【0003】
トナーエンドになったボトルは、ユーザまたはサービスマンによって交換される。トナーエンド前のボトルを誤って交換しないため、当該ボトルへのアクセスを不能にするロックカバーがトナーボトル出入口に設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トナーボトルの交換は、ロックカバーを開放してトナーエンドになったボトルを画像形成装置本体から引き抜き、次に新しいボトルを装置本体側のボトル収容部に挿入することで行われる。新しいボトルをボトル収容部に挿入すると、ボトル側と本体補給装置側のシャッタが開放してボトル内のトナーが本体補給装置側に補給可能となる。
【0005】
トナーの補給は、補給装置側の搬送ノズルを通じて行われる。この搬送ノズルは、新しいボトルをボトル収容部に挿入する際にボトル内に深く挿入される。
【0006】
搬送ノズルがボトル内に挿入されると、ボトル内エアが本体補給装置側に押し出される。ボトルを勢いよく挿入すると、ボトル内エアの押し出される速度が増大するため、トナーボトルと補給装置の接続部分からエアと共にトナーが外側に噴出・飛散するおそれがある。また、エアと共に押し出されたトナーが補給装置を超えて現像装置の1次、2次スクリユオーガに流れ込むと、濃度ムラや地汚れ等の異常画像が発生するおそれがある。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ボトル収容部に対するボトルの挿入速度を規制することでエア噴出・トナー飛散や異常画像を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明は、画像形成装置のボトル収容部に対して、現像剤が入ったトナーボトルを前記ボトル収容部に挿入可能なトナーボトル収容構造において、前記トナーボトルの挿入を規制する規制部材を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ボトル収容部に対するボトルの挿入速度が規制されるので、エア噴出・トナー飛散や異常画像を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置の外観斜視図である。
アクセス制限カバーを開いた状態のボトル収容部の斜視図である。
アクセス制限カバーを開いた状態のボトル収容部の斜視図である。
画像形成装置の作像部を示す模式図である。
画像形成装置の補給装置にトナーボトルが接続された状態を示す模式図である。
ボトル収容部にトナーボトルが収容される状態を示す概略斜視図である。
トナーボトルの斜視図である。
トナーボトル本体にノズル受入部材を挿入する(a)前の状態と(b)後の状態を示す図である。
補給装置に対するトナーボトルの挿入動作で発生するエアの噴出状態を説明する図である。
雄ネジ付きのトナーボトルがトナー補給装置に接続される(a)直前状態、(b)雄ネジと雌ネジの当接状態、(c)雄ネジと雌ネジの螺合状態、(d)雄ネジが雌ネジを通過してトナーボトルが補給装置に接続された状態を示す図である。
トナーボトルが(a)ボトル収容部の摩擦部材に接触し始めた状態の図と、(b)補給装置に接続された状態の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
服薬支援装置
14日前
株式会社リコー
加圧装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
排紙装置及び画像形成装置
11日前
株式会社リコー
トナーボトル及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
定着装置、及び、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
電極の製造方法及び液体吐出装置
4日前
株式会社リコー
画像読取装置、及び、画像形成装置
10日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
トナーボトル収容構造及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
媒体処理装置、及び、画像形成システム
3日前
株式会社リコー
撮影システム、撮影方法、及びプログラム
11日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置および液体を吐出する方法
11日前
株式会社リコー
画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム
11日前
株式会社リコー
発泡シート、発泡シートの製造方法、及び成型体
4日前
株式会社リコー
感熱記録媒体、感熱記録媒体の製造方法及び物品
3日前
株式会社リコー
シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置、情報処理方法および情報処理システム
3日前
株式会社リコー
シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、およびプログラム
11日前
株式会社リコー
シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成方法、画像形成装置、キャリア、及び現像剤
3日前
株式会社リコー
液体付与装置、画像形成装置、及び画像形成システム
11日前
株式会社リコー
発泡シート及び成型体、並びに発泡シートの製造方法
4日前
株式会社リコー
現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
発泡シート、発泡シートの製造方法、製造物、及び成型体
14日前
株式会社リコー
サービス提供システム、サービス提供方法、およびプログラム
11日前
株式会社リコー
画像処理方法、装置およびコンピュータ読み取り可能記憶媒体
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
3日前
株式会社リコー
粒子層形成装置、画像形成装置、粒子層形成方法及び画像形成方法
3日前
株式会社リコー
通信管理システム、通信システム、通信管理方法、及びプログラム
3日前
続きを見る