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公開番号2024126918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035674
出願日2023-03-08
発明の名称通信管理システム、通信システム、通信管理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H04M 3/56 20060101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約【課題】Web会議等の遠隔会議で適切なタイミングでリアクションを話し手に伝えることを目的としている。
【課題を解決するための手段】第1の通信端末と第2の通信端末との遠隔会議を管理する通信管理システムであって、前記遠隔会議における前記第1の通信端末の利用者に対する前記第2の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得する取得部と、前記反応情報に基づき前記第2の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成するリアクション生成部と、前記リアクションデータを前記第1の通信端末と前記第2の通信端末へ出力する送受信部と、を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項１】
第１の通信端末と第２の通信端末との遠隔会議を管理する通信管理システムであって、
前記遠隔会議における前記第１の通信端末の利用者に対する前記第２の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得する取得部と、
前記反応情報に基づき前記第２の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成するリアクション生成部と、
前記リアクションデータを前記第１の通信端末と前記第２の通信端末へ出力する送受信部と、を有する、通信管理システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第１の通信端末から取得した利用者の音データに基づき、前記音データが示す内容と対応するリアクションを特定する分析部を有し、
前記リアクション生成部は、
前記分析部による分析結果に基づきリアクションデータを生成する、請求項１記載の通信管理システム。
【請求項３】
前記第２の通信端末がミュート状態であるか否かを判断する判断部を有し、
前記リアクション生成部は、
前記第２の通信端末がミュート状態である場合に、前記リアクションデータを生成する、請求項２記載の通信管理システム。
【請求項４】
前記判断部は、
前記第２の通信端末に関する設定情報に基づき、前記リアクションデータを前記反応情報に基づき生成するか、又は、前記分析部による分析結果に基づき生成するかを判断する、請求項３記載の通信管理システム。
【請求項５】
前記反応情報は、
前記第２の通信端末から受信した利用者の音データと画像データの少なくとも一方を含む、請求項１何れか一項に記載の通信管理システム。
【請求項６】
前記リアクション生成部は、
前記第２の通信端末から受信した利用者音データ及び画像データの少なくとも一方に基づき前記リアクションデータを生成する、請求項５記載の通信管理システム。
【請求項７】
第１の通信端末と第２の通信端末との遠隔会議を管理する通信管理システムを含む通信システムであって、
前記通信管理システムは、
前記遠隔会議における前記第１の通信端末の利用者に対する前記第２の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得する取得部と、
前記反応情報に基づき前記第２の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成するリアクション生成部と、
前記リアクションデータを前記第１の通信端末と前記第２の通信端末へ出力する送受信部と、を有し、
前記第１の通信端末及び前記第２の通信端末は、
前記通販管理システムから受信したリアクションデータをディスプレイに表示させる表示制御部を有する、通信システム。
【請求項８】
第１及の通信端末と第２の通信端末との遠隔会議を管理する通信管理システムによる通信管理方法であって、
前記通信管理システムが、
前記遠隔会議における前記第１の通信端末の利用者に対する前記第２の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得し、
前記反応情報に基づき前記第２の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成し、
前記リアクションデータを前記第１の通信端末と前記第２の通信端末へ出力する、通信管理方法。
【請求項９】
コンピュータに、第１の通信端末と第２の通信端末との遠隔会議を管理する処理を実行させるプログラムであって、
前記遠隔会議における第１の通信端末の利用者に対する第２の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得し、
前記反応情報に基づき前記第２の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成し、
前記リアクションデータを前記第１の通信端末へ出力する、処理を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、通信管理システム、通信システム、通信管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
近年では、ネットワークを介して、遠隔地の相手とのＷｅｂ会議等を実現する技術が知られている。例えば、複数の端末の各々のカメラが撮影した人物の動作または表情を分析して、所定の動作または所定の表情を示す割合を反映したアイコンを表示部に表示させる技術が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
Ｗｅｂ会議等では、聞き手は、マイクやカメラ等による入力を無効（オフ）にしておく場合が多い。このため、上述した従来の技術では、聞き手がリアクションを行う場合には、マイクやカメラの入力を有効（オン）にする操作を行う必要があり、適切なタイミングでリアクションを話し手に伝えることが難しい。
【０００４】
開示の技術は、上記事情に鑑みて成されたものであり、Ｗｅｂ会議等の遠隔会議で適切なタイミングでリアクションを話し手に伝えることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
開示の技術は、第１の通信端末と第２の通信端末との遠隔会議を管理する通信管理システムであって、前記遠隔会議における前記第１の通信端末の利用者に対する前記第２の通信端末の利用者の反応を示す反応情報を取得する取得部と、前記反応情報に基づき前記第２の通信端末の利用者の反応を反映させたリアクションデータを生成するリアクション生成部と、前記リアクションデータを前記第１の通信端末と前記第２の通信端末へ出力する送受信部と、を有する。
【発明の効果】
【０００６】
Ｗｅｂ会議等の遠隔会議で適切なタイミングでリアクションを話し手に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態の通信システムのうち遠隔会議の通信部分を示した概略図である。
本実施形態に係る遠隔会議端末のハードウェア構成図である。
本実施形態に係る通信管理システム及び中継装置のハードウェア構成図である。
本実施形態に係る電子黒板のハードウェア構成図である。
本実施形態に係るスマートフォン又はタブレット端末のハードウェア構成図である。
本実施形態に係る通信システムの各機能ブロック図である。
データ管理テーブルを示す概念図である。
認証管理テーブルを示す概念図である。
端末管理テーブルを示す概念図である。
宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。
通信の準備処理を示したシーケンス図である。
宛先リストを示した画面例である。
通信システムを利用した画像・音の通信の準備を行うための処理を示したシーケンス図である。
データＩＤの送信処理を示したシーケンス図である。
リアクションデータを生成する際の通信システムの動作を説明するシーケンス図である。
リアクションを生成する処理を説明するフローチャートである。
通信端末の表示例を示す第一の図である。
通信端末の表示例を示す第二の図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態について説明する。
【０００９】
＜＜通信システムの全体構成＞＞
まず、図１を用いて、複数の通信端末間で遠隔会議を行なうための通信システム１について説明する。図１は、本実施形態の通信システムのうち遠隔会議の通信部分を示した概略図である。
【００１０】
また、ここでは、一例として、遠隔会議について説明するが、単なる会話であってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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