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公開番号
2024121294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028316
出願日
2023-02-27
発明の名称
画像形成装置、診断方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240830BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像形成装置200は、評価パターンの像を転写体上に形成する制御を行う制御部202と、転写体上に形成された評価パターンの像を測定するセンサ20と、評価パターンの基準となる基準値とセンサ20による評価パターンの像の測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示する結果提示部212とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置であって、
評価パターンの像を転写体上に形成する制御を行う制御部と、
前記転写体上に形成された前記評価パターンの像を測定するセンサと、
前記評価パターンの基準となる基準値と前記センサによる前記評価パターンの像の測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示する結果提示部と
を含む、画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記測定値に前記基準値からの許容範囲を超えた差異があった場合に、前記判断結果は、書き込みまたは転写に原因があることを示す、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記測定値に前記基準値からの許容範囲を超えた差異がなかった場合に、1または複数の供給部各々から供給される転写材への第2の評価パターンの印刷実行を制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記1または複数の供給部各々から供給される転写材へ印刷された第2の評価パターンの複数の印刷結果の一部に許容範囲を超えた位置のずれがある場合、前記1または複数の供給部のうちのいずれか1または複数に原因があることが示される、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記1または複数の供給部各々から供給される転写材へ印刷された第2の評価パターンの複数の印刷結果で許容範囲を超えた位置のずれがある場合、前記1または複数の供給部後の搬送路に原因があることを示す、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記転写体は、転写ベルトであり、
前記センサは、前記転写ベルトへ一次転写される像を測定する一次転写側センサと、前記転写ベルトから二次転写される像を測定する二次転写側センサとを含み、前記判断結果は、前記一次転写側センサの比較の結果および前記二次転写側センサの比較の結果に基づき一次転写以前または二次転写に原因があることを示す、請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記評価パターンの画像の形成は、診断モードに入ったことに応答して開始され、前記結果提示部は、前記画像形成装置が備える表示装置に前記判断結果を表示する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像形成装置の診断方法であって、
評価パターンの像を転写体上に形成するステップと、
センサにより前記転写体上に形成された前記評価パターンの像を測定するステップと、
前記評価パターンの基準となる基準値と前記センサによる前記評価パターンの測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示するステップと
を含む、診断方法。
【請求項9】
画像形成装置を実現するためのプログラムであって、前記画像形成装置のプロセッサに対し、
評価パターンの像を転写体上に形成するステップと、
センサにより前記転写体上に形成された前記評価パターンの像を測定するステップと、
前記評価パターンの基準となる基準値と前記センサによる前記評価パターンの測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示するステップと
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、診断方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置の印刷物において印字位置のずれが生じた場合、カスタマー・エンジニアが、どの箇所に問題があるのかを特定している。そのため、原因を特定する時間がかかり、その間、修理箇所に関連する機能を利用できなくなるなど、利用者のダウンタイムの長期化が生じている。
【0003】
典型的には、カスタマー・エンジニアは、画像形成装置の各給紙トレイからの用紙に印刷を行い、印刷物においてずれが生じているか確認する。ずれがあれば、カスタマー・エンジニアは、そのずれが発生した特定の給紙段の給紙コロを交換する。一方、ずれがなければ、カスタマー・エンジニアは、中間転写ベルトおよび搬送のコロを確認することで、印字位置のずれに対処し、問題がある部分を特定すると、その部品を交換する。このように、位置ずれ発生した場合は、カスタマー・エンジニアは、書き込みが原因であるか、搬送路に原因があるのか、給紙コロに原因があるのかなど、試行錯誤をしながら原因を追究していた。そして、試行錯誤を繰り返す必要があるため、修理に要する時間が長くかかってしまっていた。
【0004】
上記画像形成装置の位置ずれに関連して、例えば、特許文献1(特開2006-030451号公報)は、印字位置ずれを特定して解消をすることを目的とした技術を開示する。特許文献1の従来技術は、各色間ごとの色ずれ量(各色間の間隔)の平均値と所望値との差のパターンを検知し、書き出し位置(書き出しタイミング)を補正して変更する構成を開示する。特許文献1の従来技術によれば、書き出し位置を補正することが可能となるが、一方、画像形成装置の印字位置ずれへの部品交換等による人手の対処が必要となった場合に、印字位置ずれの原因を特定できず、利用者のダウンタイムの長期化が生じている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、上記点に鑑みてなされたものであり、本開示は、印字位置ずれの原因を特定し、ひいては、利用者のダウンタイムを低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示では、上記課題を解決するべく、下記特徴を有する画像形成装置を提供する。本画像形成装置は、評価パターンの像を転写体上に形成する制御を行う制御部と、転写体上に形成された評価パターンの像を測定するセンサと、評価パターンの基準となる基準値とセンサによる評価パターンの像の測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示する結果提示部とを含む。
【発明の効果】
【0007】
上記構成により、画像形成装置において、印字位置ずれの原因を特定し、ひいては、利用者のダウンタイムを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態によるプリンタの構成図。
図2は、本実施形態によるプリンタのハードウェア構成図。
図3は、本実施形態によるプリンタの機能構成図。
図4は、本実施形態によるプリンタが実行する、診断方法を示すフローチャート。
図5は、本実施形態による診断方法で使用される、所定の評価パターンを例示する図。
図6は、本実施形態のよる診断方法における印刷結果と、不備があると想定される部品との対応関係を示すテーブル。
図7は、他の実施形態によるプリンタの構成図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明するが、実施形態は、説明される具体的な実施形態に限定されるものではない。本開示の実施形態は、種々の変更および改変を受け入れる余地がある点に留意されたい。
【0010】
本開示によれば、印字位置ずれの原因を特定するための手段を備えた画像形成装置が提供される。画像形成装置は、評価パターンの像を転写体上に形成する制御を行う制御部と、転写体上に形成された評価パターンの像を測定するセンサと、評価パターンの基準となる基準値とセンサによる評価パターンの像の測定値との比較に基づく不具合の原因の判断結果を提示する結果提示部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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