TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024124671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023032505
出願日
2023-03-03
発明の名称
画像読取装置、及び、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
H04N
1/10 20060101AFI20240906BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿搬送部が開放された状態で原稿が誤って自動搬送されしまう不具合を生じにくくする。
【解決手段】原稿搬送部10は、その底面であって、原稿Dの搬送を妨げない位置に、第1コンタクトガラス43(光透過板)の下方で停止した状態の画像読取ユニット45によって読取り可能な画像パターン部48が設けられている。そして、画像読取ユニット45によって画像パターン部48を読取れない場合に、原稿搬送部10の原稿セット部61からの原稿Dの搬送ができないように制御している。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿の画像情報を読み取る画像読取装置であって、
光透過材料で形成されて、原稿を載置可能な原稿載置板と、
光透過材料で形成されて、前記原稿載置板に対して隣合う位置に設置された光透過板と、
が上面に設置された読取装置本体と、
前記読取装置本体の前記上面を開閉可能に構成されて、前記上面を閉鎖した状態であるときに原稿セット部にセットされた原稿を搬送して前記光透過板の位置を通過させる原稿搬送部と、
前記読取装置本体において移動機構によって前記光透過板及び前記原稿載置板の下方で前記光透過板と前記原稿載置板とが隣合う方向を移動方向として移動可能に構成されて、前記光透過板の下方に移動して停止した状態で前記原稿搬送部によって搬送された原稿の画像情報を読取る画像読取ユニットと、
を備え、
前記原稿搬送部は、その底面であって、原稿の搬送を妨げない位置に、前記光透過板の下方で停止した状態の前記画像読取ユニットによって読取り可能な画像パターン部が設けられ、
前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合に、前記原稿搬送部の前記原稿セット部からの原稿の搬送ができないように制御することを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検知する原稿セット検知手段を備え、
前記原稿セット検知手段によって原稿が検知された場合であって、前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合に、前記原稿搬送部の前記原稿セット部からの原稿の搬送ができないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記画像パターン部は、閉鎖状態の前記原稿搬送部における前記底面において、前記光透過板に対して原稿の搬送方向上流側に対応する位置に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合に、前記原稿搬送部が開放状態であることを報知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合に、前記原稿搬送部における駆動を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記画像読取ユニットは、前記原稿載置板に載置された原稿の画像情報を、前記移動機構によって前記移動方向に移動しながら読取ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合であっても、前記画像読取ユニットによって前記原稿載置板に載置された原稿の画像情報を読取り可能であることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置において、原稿搬送部(ADF)にセットされた原稿を自動搬送して原稿の画像情報を読取る画像読取装置が設けられたものが広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
このような画像読取装置は、ほとんどのものが、読取装置本体(画像形成装置本体)に対して原稿搬送部が開閉可能に構成されている。
【0003】
一方、特許文献1には、原稿搬送部における原稿のジャムの有無を検知することを目的として、原稿搬送部の底面であって、画像読取り位置から幅方向にズレた位置に、光学ユニット(読取ユニット)で読取可能なパターン部材を貼着する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像読取装置は、原稿搬送部が開放された状態で原稿が誤って自動搬送されしまうことがあった。そして、そのような場合には、原稿搬送部で原稿がジャム(原稿詰まり)してしまっていた。
特に、特許文献1の技術は、原稿搬送部において既に生じた原稿のジャムを検知することはできるものの、原稿のジャム自体を防止することができなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、原稿搬送部が開放された状態で原稿が誤って自動搬送されしまう不具合が生じにくい、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像読取装置は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置であって、光透過材料で形成されて、原稿を載置可能な原稿載置板と、光透過材料で形成されて、前記原稿載置板に対して隣合う位置に設置された光透過板と、が上面に設置された読取装置本体と、前記読取装置本体の前記上面を開閉可能に構成されて、前記上面を閉鎖した状態であるときに原稿セット部にセットされた原稿を搬送して前記光透過板の位置を通過させる原稿搬送部と、前記読取装置本体において移動機構によって前記光透過板及び前記原稿載置板の下方で前記光透過板と前記原稿載置板とが隣合う方向を移動方向として移動可能に構成されて、前記光透過板の下方に移動して停止した状態で前記原稿搬送部によって搬送された原稿の画像情報を読取る画像読取ユニットと、を備え、前記原稿搬送部は、その底面であって、原稿の搬送を妨げない位置に、前記光透過板の下方に移動して停止した状態の前記画像読取ユニットによって読取り可能な画像パターン部が設けられ、前記画像読取ユニットによって前記画像パターン部を読取れない場合に、前記原稿搬送部の前記原稿セット部からの原稿の搬送ができないように制御するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、原稿搬送部が開放された状態で原稿が誤って自動搬送されしまう不具合が生じにくい、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
原稿読取装置を示す構成図である。
読取装置本体を示す斜視図である。
カバー部材を取り外した状態の読取装置本体を示す斜視図である。
画像読取ユニットを示す構成図である。
読取装置本体(画像形成装置本体)に対して原稿搬送部が開放された状態を示す概略斜視図である。
原稿搬送部を示す下面図である。
画像読取ユニットで画像パターンを読取ったときの出力(光量)の一例を示すグラフである。
画像読取装置でおこなわれる制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み取る画像読取装置、3は画像読取装置2や第2画像読取部80で読み取った画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を用紙P(シート)に転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10は原稿セット部61にセットされた原稿Dを読取装置本体15の第1コンタクトガラス43や第2画像読取部80に搬送して原稿排出部62に排出する原稿搬送部(ADF)、12~14は用紙Pが収納された給紙部、17は転写部7に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、15は画像読取装置2の読取装置本体(画像読取装置本体)、20は用紙P上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は画像形成装置本体1から排紙された用紙Pが積載される排紙トレイ、80は原稿搬送部10によって搬送された原稿Dのウラ面の画像情報を光学的に読み取る第2画像読取部、を示す。
なお、画像形成装置1の外装部には、画像形成装置1における種々の情報を表示したり種々の指令を入力したりするための操作表示パネル110(操作表示部)が設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
挿耳装置
10日前
個人
ヘッドホン
1か月前
個人
仮想アース
15日前
個人
車両の制御装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像装置
1か月前
個人
スピーカーシステム
2か月前
個人
投げ銭管理システム
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
17LIVE株式会社
サーバ
1日前
太陽誘電株式会社
超音波装置
23日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
27日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
13日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
9日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
23日前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
15日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社ACSL
確認方法
9日前
シャープ株式会社
表示装置
8日前
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
28日前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
27日前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
20日前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像読取装置
2か月前
日本放送協会
再生装置及びプログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る