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公開番号2024125583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033496
出願日2023-03-06
発明の名称電極の製造方法及び液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/04 20060101AFI20240911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】液体組成物を吐出する際に生じるミストを効率的に吸引する。
【解決手段】所定の搬送方向に搬送される基材に対して層形成部にて液体組成物を吐出して前記基材上に液体組成物層を形成することで電極を製造する電極の製造方法であって、前記基材上に液体組成物層を形成する領域よりも前記搬送方向における下流側に設けられた排気部にて、前記基材の搬送経路上の大気を、前記基材の搬送経路上の大気が前記搬送方向と交差する方向に通過可能な開口部を介して吸引し、経路を通過させて外部に排気し、前記開口部が、前記搬送経路に向かって延出する延出部を前記搬送方向における下流側に具備し、前記大気の通過方向に交差する方向おける断面積は、前記経路の少なくとも一部が前記開口部よりも広い。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定の搬送方向に搬送される基材に対して層形成部にて液体組成物を吐出して前記基材上に液体組成物層を形成することで電極を製造する電極の製造方法であって、
前記基材上に液体組成物層を形成する領域よりも前記搬送方向における下流側に設けられた排気部にて、前記基材の搬送経路上の大気を、前記基材の搬送経路上の大気が前記搬送方向と交差する方向に通過可能な開口部を介して吸引し、経路を通過させて外部に排気し、
前記開口部が、前記搬送経路に向かって延出する延出部を前記搬送方向における下流側に具備し、
前記大気の通過方向に交差する方向おける断面積は、前記経路の少なくとも一部が前記開口部よりも広い、電極の製造方法。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記層形成部と前記排気部とは、空隙を介して配置され、
前記空隙において前記搬送経路に対して所定の間隔を隔てて設けられたカバー部材を備える、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項3】
前記開口部の前記搬送方向における上流側の前記基材との距離は、前記カバー部材における前記基材と対向する面と前記基材との距離と略同一である、請求項2に記載の電極の製造方法。
【請求項4】
前記排気部は、前記搬送方向における下流側の壁部が、前記搬送経路に近づくにつれて前記搬送方向における上流側に向かうように斜めに傾いている、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項5】
前記経路は、前記大気に含まれる液化ミストを捕集する捕集手段を有する、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項6】
前記開口部の前記搬送方向における下流側と前記基材との距離は、前記層形成部における前記基材と最も近接する部分と前記基材との距離と略同一である、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項7】
前記基材は、シート状である、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項8】
前記基材は、紙、金属または感熱紙のいずれかである、請求項7に記載の電極の製造方法。
【請求項9】
前記基材は、非多孔質である、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項10】
前記基材は、非多孔質の集電体を含む、請求項1に記載の電極の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電極の製造方法及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
基材に対して液体組成物を吐出することで、基材上に液体組成物層を形成する液体吐出装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、吐出された液体組成物のうち基材に付着しなかった微小な粒子による液体吐出装置内の汚染を低減するために、吸引口と、排出口と、これらを接続する空気流路とを有するミスト回収機構が開示されている。このミスト回収機構では、吸引口よりも狭い経路を空気流路に形成し、均一な風量で吸引を行っている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、吸引口よりも狭い経路が空気流路に形成されているため、吸引口の風速が小さくなりミストの回収能力に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、液体組成物を吐出する際に生じるミストを効率的に吸引できる電極の製造方法及び液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、
所定の搬送方向に搬送される基材に対して層形成部にて液体組成物を吐出して前記基材上に液体組成物層を形成することで電極を製造する電極の製造方法であって、
前記基材上に液体組成物層を形成する領域よりも前記搬送方向における下流側に設けられた排気部にて、前記基材の搬送経路上の大気を、前記基材の搬送経路上の大気が前記搬送方向と交差する方向に通過可能な開口部を介して吸引し、経路を通過させて外部に排気し、
前記開口部が、前記搬送経路に向かって延出する延出部を前記搬送方向における下流側に具備し、
前記大気の通過方向に交差する方向おける断面積は、前記経路の少なくとも一部が前記開口部よりも広い、電極の製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体組成物を吐出する際に生じるミストを効率的に吸引できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の液体吐出装置の実施の一形態である電極製造装置の一構成例を示す図である。
液体吐出装置にて生じる基本的な現象を説明するための図である。
基材の種類により生じる現象を説明するための図である。
本実施形態における作用を説明するための図である。
本実施形態におけるシミュレーションの条件を示す図である。
本実施形態におけるシミュレーションにて測定した風量の位置を示す図
図5に示した条件における風量の割合を示す図である。
ミスト回収装置の開口部の形状による風量の違いを説明するための図である。
本実施形態における排気経路の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
〈全体の構成〉
図1は、本発明の液体吐出装置の実施の一形態である電極製造装置の一構成例を示す図である。図1(a)は全体の構成を示す図であり、図1(b)は液体吐出ヘッド10a~10dを液体の吐出方向から見た図である。
(【0011】以降は省略されています)

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