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公開番号
2024123638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031223
出願日
2023-03-01
発明の名称
液体付与装置、画像形成装置、及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B42B
5/00 20060101AFI20240905BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】オート綴じされる媒体及びマニュアル綴じされる媒体の両方に液体を付与可能な液体付与装置を提供する。
【解決手段】液体付与装置は、圧着綴じ装置で圧着綴じされる複数の媒体に液体を付与する液体付与装置において、媒体が搬送方向に通過可能な搬送路が内部に形成された液体付与ケースと、媒体に液体を付与する液体付与手段と、搬送路上の媒体に液体を付与可能な第一位置、及び液体付与ケースの側面に設けられた液体付与スリットを通じて挿入された媒体に液体を付与可能な第二位置に、液体付与手段を移動させる液体付与手段移動機構とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
圧着綴じ装置で圧着綴じされる複数の媒体に液体を付与する液体付与装置において、
前記媒体が搬送方向に通過可能な搬送路が内部に形成された液体付与ケースと、
前記媒体に液体を付与する液体付与手段と、
前記搬送路上の前記媒体に液体を付与可能な第一位置、及び前記液体付与ケースの側面に設けられた液体付与スリットを通じて挿入された前記媒体に液体を付与可能な第二位置に、前記液体付与手段を移動させる液体付与手段移動機構とを備えることを特徴とする液体付与装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記液体付与手段は、前記媒体に向けて液体を噴霧する噴霧手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体付与装置。
【請求項3】
前記液体付与手段は、液体を含んだ状態で前記媒体に当接する当接部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体付与装置。
【請求項4】
前記当接部材は、弾性部材であることを特徴とする請求項3に記載の液体付与装置。
【請求項5】
前記当接部材は、
前記搬送路上の前記媒体に当接する第一面と、
前記第一面と交差し、前記液体付与スリットを通じて挿入された前記媒体に当接する第二面とを有することを特徴とする請求項4に記載の液体付与装置。
【請求項6】
前記第二面は、前記液体付与スリットを通じて挿入された前記媒体の側面に当接することを特徴とする請求項5に記載の液体付与装置。
【請求項7】
前記第二面は、前記液体付与スリットを通じて挿入された複数の前記媒体の角部を挟んで交差する2つの側面に当接することを特徴とする請求項5に記載の液体付与装置。
【請求項8】
前記第一面は、前記搬送路上の前記媒体の上面に当接することを特徴とする請求項5に記載の液体付与装置。
【請求項9】
筐体と、
前記筐体に収容されて媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記筐体に着脱可能に支持されて、前記画像形成手段によって画像が形成された前記媒体に液体を付与する請求項1に記載の液体付与装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記筐体に支持された圧着綴じ装置を備え、
前記圧着綴じ装置は、
前記液体付与装置の前記搬送路を通過した前記媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送された複数の前記媒体を支持可能なトレイと、
複数の前記媒体を加圧変形させて圧着綴じする綴じ手段と、
前記搬送手段、前記トレイ、及び前記綴じ手段を収容し、前記筐体に支持された綴じケースと、
前記トレイに支持された複数の前記媒体を圧着綴じ可能な第三位置、及び前記綴じケースの側面に設けられた綴じスリットを通じて挿入された複数の前記媒体を圧着綴じ可能な第四位置に、前記綴じ手段を移動させる綴じ手段移動機構とを備えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体付与装置、画像形成装置、及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、画像形成装置によって画像が形成されたシート状の媒体を束にして綴じる処理を行う媒体処理装置が知られている。なお、シート状の媒体の例として用紙が広く知られているので、本明細書では、シート状の媒体の束に関しては複数の用紙を積層した「用紙束」を例に用いることとする。また、媒体処理装置には、省資源化や環境負荷の低減を鑑みる観点から、金属製の綴じ針を用いずに、凹凸状の綴じ歯で用紙束を挟持して加圧変形させる所謂「圧着綴じ」が可能な圧着綴じ手段を備えるものがある。
【0003】
圧着綴じには、用紙束を構成する用紙の枚数が多いほど用紙束に綴じ歯が食い込みにくくなって、綴じた用紙が剥がれ落ちるなど、綴じ状態を適切に維持することに困難さがあるという課題がある。そこで、圧着綴じを行う媒体処理装置には、綴じ強度を上げる目的で、用紙上において綴じ歯が接触する位置(以下、「綴じ位置」と表記する。)に予め液体を付与して、綴じ歯が用紙束に食い込み易くするための液体付与手段を備えるものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記構成の媒体処理装置では、搬送手段によって圧着綴じ手段に搬送されて綴じられる(以下、「オート綴じ」と表記する。)用紙に液体を付与することはできるものの、圧着綴じ手段に手動で挿入して綴じられる(以下、「マニュアル綴じ」と表記する。)用紙に用紙を付与することができない。そのため、マニュアル綴じにおける綴じ強度を高めることができないという課題がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、オート綴じされる媒体及びマニュアル綴じされる媒体の両方に液体を付与可能な液体付与装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、圧着綴じ装置で圧着綴じされる複数の媒体に液体を付与する液体付与装置において、前記媒体が搬送方向に通過可能な搬送路が内部に形成された液体付与ケースと、前記媒体に液体を付与する液体付与手段と、前記搬送路上の前記媒体に液体を付与可能な第一位置、及び前記液体付与ケースの側面に設けられた液体付与スリットを通じて挿入された前記媒体に液体を付与可能な第二位置に、前記液体付与手段を移動させる液体付与手段移動機構とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、綴じされる媒体及びマニュアル綴じされる媒体の両方に液体を付与可能な液体付与装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の外観図。
液体付与ユニット及び圧着綴じユニットの内部構成を示す図。
液体付与ユニットを主走査方向から見た図。
液体付与ユニットをシートSの厚み方向から見た図。
当接部材(A)、噴霧手段(B)、及び液体が付与されたシート束(C)の例を示す図。
圧着綴じユニットを厚み方向(A)及び主走査方向(B)から見た図。
画像形成装置のハードウェア構成図。
シートが搬送ローラ対に到達するまでの圧着綴じユニットの状態を示す図。
オート綴じを行う圧着綴じユニットの状態を示す図。
図9(B)のときの圧着綴じユニットをシートの厚み方向から見た図。
オート綴じが施されたシート束を排出トレイに排出する場合の圧着綴じユニットの状態を示す図。
パンチ孔穿設ユニットの内部構成を示す図。
画像形成システムの外観図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る画像形成装置10について、図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置10の外観図である。画像形成装置10は、シートS(典型的には、用紙)に画像を形成する装置である。図1に示すように、画像形成装置10は、筐体11と、画像形成手段12とを備える。
【0010】
筐体11は、画像形成装置10の構成部品を収容する内部空間が形成された箱状である。また、筐体11には、画像形成装置10の外部からアクセス可能な胴内空間13が形成されている。胴内空間13は、例えば、筐体11の上下方向の中央よりやや上方に位置している。また、胴内空間13は、筐体11の外側壁が切り欠かれて、外部に露出されている。さらに、胴内空間13には、液体付与ユニット20(液体付与装置)、圧着綴じユニット30(圧着綴じ装置)、及び後述するパンチ孔穿設ユニット50(図12参照)が取り付け可能になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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