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公開番号
2024124171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023032161
出願日
2023-03-02
発明の名称
シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
7/06 20060101AFI20240905BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】搬送異常判定精度の低下を抑制することができるシート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬送異常の判定を行う場合(S1のY)は、集音部たる集音マイクが搬送異常判定のための集音を実施する給紙/分離動作の間は、搬送速度を通常の搬送速度よりも遅い「低速」に設定し、原稿を搬送する(S2~S4)。搬送異常判定後や、搬送異常の判定を行わない設定のときなど、集音部たる集音マイクが搬送異常判定のための集音を実施していない場合は、搬送速度を通常の搬送速度に設定し、原稿の搬送を実施する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを搬送する搬送部材と、
シート搬送時の音を集音する集音部と、
前記集音部が集音した音に基づいて、搬送異常が発生するか否かを判定する搬送異常判定部と、を備えたシート搬送装置において、
前記集音部が搬送異常判定のための集音を実施しているときのシート搬送速度を、前記集音部が搬送異常判定のための集音を実施していないときのシート搬送速度よりも遅くすることを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記集音部は、シート搬送経路の音を集音可能な位置に配置され、
前記シートが前記シート搬送経路を通過するときに搬送異常判定のための集音を実施することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記搬送異常判定部による搬送異常の判定を行うか否かを設定する設定部を有し、
搬送異常の判定を行わない設定の場合の前記シート搬送経路をシートが通過するときのシート搬送速度は、搬送異常の判定を行う場合の前記シート搬送経路をシートが通過するときのシート搬送速度よりも速いことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記集音部は、シートトレイに載置されたシートの給送を開始してから前記シートの先端が分離部を抜けるまでの間、搬送異常判定のための集音を実施することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記集音部は、前記分離部よりもシート搬送方向上流側に配置されていることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送異常判定部による搬送異常の判定を行うか否かを設定する設定部を有し、
搬送異常の判定を行う設定の場合の前記集音部が搬送異常判定のための集音を実施していないときのシート搬送速度を、搬送異常の判定を行わない設定の場合のシート搬送速度と同速度としたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送異常判定部による搬送異常の判定を行うか否かを設定する設定部を有し、
搬送異常の判定を行う設定の場合のシート搬送間隔を、搬送異常の判定を行わない設定の場合のシート搬送間隔よりも長くしたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
原稿シートを搬送する原稿シート搬送部を備え、
前記原稿シート搬送部によって原稿シートを画像読取部へ搬送する自動原稿搬送装置において、
前記原稿シート搬送部として、請求項1に記載のシート搬送装置を用いたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
【請求項9】
シートに画像を形成する画像形成装置において、
請求項1に記載のシート搬送装置および請求項8に記載の自動原稿搬送装置の少なくとも一方を備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートを搬送する搬送部材と、シート搬送時の音を集音する集音部と、集音部が集音した音に基づいて、搬送異常が発生するか否かを判定する搬送異常判定部と、を備えたシート搬送装置が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、搬送異常の判定精度が低くなるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを搬送する搬送部材と、シート搬送時の音を集音する集音部と、前記集音部が集音した音に基づいて、搬送異常が発生するか否かを判定する搬送異常判定部と、を備えたシート搬送装置において、前記集音部が搬送異常判定のための集音を実施しているときのシート搬送速度を、前記集音部が搬送異常判定のための集音を実施していないときのシート搬送速度よりも遅くすることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、搬送異常判定精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る複写機を示す概略構成図。
画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図。
4つのプロセスユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図。
複写機のスキャナ及びADFを示す斜視図。
ADFの要部構成をスキャナの上部とともに示す拡大構成図。
ADFの斜視図。
ADF及びスキャナの電気回路の一部を示すブロック図。
コントローラによって実施される原稿搬送のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0008】
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式の複写機(以下、単に複写機という)に適用した実施形態について説明する。
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、画像形成部1と、白紙供給装置40と、原稿読取装置50とを備えている。原稿読取装置50は、画像形成部1の上に固定されたスキャナ150と、これに支持される原稿搬送装置たるADF51とを有している。
【0009】
白紙供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つの給紙カセット42、給紙カセット42から転写紙を送り出す送出ローラ43、送り出された転写紙を分離して給紙路44に供給する分離ローラ45等を有している。また、画像形成部1の給紙路37に転写紙を搬送する複数の搬送ローラ46等も有している。そして、給紙カセット内の転写紙を画像形成部1内の給紙路37内に給紙する。
【0010】
図2は、画像形成部1の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図である。画像形成手段としての画像形成部1は、光書込装置2、K,Y,M,C色のトナー像を形成する4つのプロセスユニット3K,Y,M,C、転写ユニット24を備えている。また、紙搬送ユニット28、レジストローラ対33、定着装置34、スイッチバック装置36、給紙路37等を備えている。そして、光書込装置2内に配設されたレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の4つの感光体4K,Y,M,Cに向けてレーザー光Lを照射する。この照射により、感光体4K,Y,M,Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。なお、符号の後に付されたK,Y,M,Cという添字は、ブラック,イエロー,マゼンタ,シアン用の仕様であることを示している。
(【0011】以降は省略されています)
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