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公開番号2024125723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033733
出願日2023-03-06
発明の名称粒子層形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240911BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】粒子担持体の表面に均一な粒子の薄い層を容易に形成する。
【解決手段】粒子担持体(ローラ1)の表面に粒子3の層を形成する粒子層形成装置において、粒子担持体の表面との間に粒子層の厚みに対応した隙間Gを開けて対向する規制板4と、粒子層に振動を付与する振動子5とを有することを特徴とする。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
粒子担持体の表面に粒子層を形成する粒子層形成装置において、
前記粒子担持体の表面との間に、前記粒子層の厚みに対応した隙間を開けて対向する規制板と、
前記粒子層に振動を付与する振動子と、を備え、
前記振動子を振動させながら前記粒子層を形成することを特徴とする粒子層形成装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記振動子を前記規制板に連結したことを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項3】
前記振動子を前記粒子層の厚み方向に振動させることを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項4】
前記振動子を前記粒子層の面方向に振動させることを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項5】
前記隙間の大きさを、前記粒子層の粒子の単位径よりも大きく、かつ、前記粒子の単位径の二倍未満にしたことを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項6】
前記粒子の粒度分布を13%以下にしたことを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項7】
前記粒子の円形度を0.95以上にしたことを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項8】
前記粒子担持体と前記規制板との間に、前記粒子が前記粒子担持体側に静電吸引される電界を形成することを特徴とする請求項1の粒子層形成装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項の粒子層形成装置を有することを特徴とする現像装置。
【請求項10】
請求項1から8のいずれか1項の粒子層形成装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粒子担持体の表面に薄い粒子層を形成可能な粒子層形成装置と、当該粒子層形成装置を使用した現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
レーザを用いた画像形成装置としての複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機は、電子写真方式により感光体等の潜像担持体上に静電潜像を形成する。次に、この静電潜像を着色トナー(またはブラックトナー)で現像して可視像としてのトナー像を形成する。そして、このトナー像を転写紙等の被転写体に転写し、これを熱ロール等で定着して画像の複写物を得る。
【0003】
トナー像を形成する際、まず現像装置の現像ローラの表面に現像剤(トナー)の薄い層を形成する。そして、この薄い現像剤層を潜像担持体上に付着させて静電潜像を現像する。
【0004】
ところで、近年ではデジタル方式のデータを容易に送信できるようなネットワークの進化に伴い、画像形成装置の用途が単なる複写機能から軽印刷の分野にまで拡大しつつある。この軽印刷の分野では、従来のオフィスでの複写とは異なり印刷物の高い画像品質と低コスト化(低CPP化)が要求される。
【0005】
しかし、従来の現像装置では現像ローラの表面に現像剤の薄い層を均一に形成することが必ずしも容易ではなかった。このため、FMスクリーニングのような高い画像品質を低コストで得ることが困難であった。なお、薄い粒子層を形成する技術として例えば特許文献1(特開2020-129448号公報)の技術があるが、当該技術は複雑な工程を要し、低コスト化の課題が未解決であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明の課題は、粒子担持体の表面に均一な粒子の薄い層を容易に形成することが可能な粒子層形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明の粒子層形成装置は、粒子担持体の表面に粒子層を形成する粒子層形成装置において、前記粒子担持体の表面との間に、前記粒子層の厚みに対応した隙間を開けて対向する規制板と、前記粒子層に振動を付与する振動子と、を備え、前記振動子を振動させながら前記粒子層を形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、粒子担持体の表面に均一な粒子の薄い層を容易に形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る現像装置の概略構成図である。
本発明の第2実施形態に係る現像装置の概略構成図である。
本発明の第3実施形態に係る現像装置の概略構成図である。
本発明の第4実施形態に係る現像装置の概略構成図である。
規制板と現像ベルトの幅方向の断面図である。
規制板と現像ベルトの幅方向の断面図である。
規制板と現像ベルトの搬送方向の断面図である。
粒子層の顕微鏡写真図である。
現状の色重ね方式の粒子配列(左図)と、その並置化(右図)を説明する図である。
一般的な画像形成装置の構成を示す図である。
現像ローラとドクターブレードの図である。
本発明の現像装置を使用する画像形成装置の概略構成図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る粒子層形成装置と、当該装置を使用した現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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