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公開番号
2024125657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-19
出願番号
2023033620
出願日
2023-03-06
発明の名称
制御装置、制御システム、制御方法及びコンピュータプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20240911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 作業者の状態に応じて、柔軟にリスクへの対処方法を決定する。
【解決手段】 作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する取得部と、環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する予測部と、少なくとも作業者情報に基づいて、作業者がリスクを認識しているか否か、または作業者がリスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する判定部と、予測されたリスクと作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する指示部とを有する制御装置。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する取得部と、
前記環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する予測部と、
少なくとも前記作業者情報に基づいて、作業者が前記リスクを認識しているか否か、または作業者が前記リスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する判定部と、
前記予測されたリスクと前記作業者状態とに応じて、作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する指示部と
を有する制御装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記指示部による指示は、作業者に前記リスクを認識させるための動作の指示、または前記リスクを回避するための指示の少なくともいずれか一方を含む
ことを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記指示部は、作業者が前記リスクを認識していない、かつ、作業者が前記リスクに対して対応可能でない場合に、作業者に前記リスクを認識させるための動作を指示し、さらに前記リスクを回避するための動作を指示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記指示部は、作業者が前記リスクを認識しておらず、かつ、作業者が前記リスクに対して対応可能である場合に、作業者に前記リスクを認識させるための動作を指示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記指示部は、作業者が前記リスクを認識しており、かつ、作業者が前記リスクに対して対応可能でない場合に、前記リスクを回避するための動作を指示する
ことを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記作業者情報は、作業者の視線情報、作業者の位置情報、作業者の移動方向、作業者の覚醒度、作業者の作業内容、作業者の技能、リスク対象物を回避するのに要する時間または装備の少なくともいずれか1つを含み、
前記判定部は、
作業者が前記リスクを認識しているか否かを、作業者の視線が前記リスク対象物に向いているか否か、作業者と前記リスク対象物との間に遮蔽物があるか否か、作業者の覚醒度がリスクを認識できる程度であるか否か、の少なくともいずれか1つに基づいて判定し、
作業者が前記リスクへの対応が可能であるか否かを、作業者の作業内容、作業者の装備、作業者の技能、前記リスク対象物を回避するのに要する時間、の少なくともいずれか1つに基づいて判定する
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項7】
前記判定部の判定結果に基づいて、出力情報を生成する出力情報生成部と、
前記出力情報を作業補助機器または作業機械に出力し、作業補助機器または作業機械からの入力を要求する入力要求部と
をさらに備える、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
少なくとも1つ以上の作業補助端末と、
少なくとも1つ以上の作業機械と、
作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する取得部、前記環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する予測部、少なくとも前記作業者情報に基づいて、作業者が前記リスクを認識しているか否か、または作業者が前記リスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する判定部、及び前記予測されたリスクと前記作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する指示部とを有する制御装置と
を有する制御システム。
【請求項9】
制御装置が、
作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得し、
前記環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測し、
少なくとも前記作業者情報に基づいて、作業者が前記リスクを認識しているか否か、または作業者が前記リスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定し、
前記予測されたリスクと前記作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する
ことを特徴とする、制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する処理と、
前記環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する処理と、
少なくとも前記作業者情報に基づいて、作業者が前記リスクを認識しているか否か、または作業者が前記リスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する処理と、
前記予測されたリスクと前記作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する処理と
を実行させる、コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リスクを回避するための制御装置、制御システム、制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
事故のリスクが存在する場面において、リスクの回避を図る技術の一例が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1に記載の施工システムは、作業機械と作業者とが衝突するリスクを演算し、衝突のリスクが許容値よりも高い場合に、作業機械の自動制御または警告をすることによりリスクの回避を図る。特許文献2に記載の警告制御装置は、事故発生時の状況と現在の状況とが類似している場合に、作業者に対して警告を行うことで、リスクの回避を図る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/166374号
特開2020-8888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1または特許文献2に開示された技術は、作業者の状態に応じて、柔軟にリスクへの対処方法を決定することができない。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、作業者の状態に応じて、柔軟にリスクへの対処方法を決定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の制御装置は、作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する取得部と、環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する予測部と、少なくとも作業者情報に基づいて、作業者がリスクを認識しているか否か、または作業者がリスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する判定部と、予測されたリスクと作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する指示部とを有する。
【0007】
本発明の制御システムは、少なくとも1つ以上の作業補助端末と、少なくとも1つ以上の作業機械と、作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する取得部、環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する予測部、少なくとも作業者情報に基づいて、作業者がリスクを認識しているか否か、または作業者がリスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する判定部、及び予測されたリスクと作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する指示部とを有する制御装置とを有する。
【0008】
本発明の制御方法は、制御装置が、作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得し、環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測し、少なくとも作業者情報に基づいて、作業者がリスクを認識しているか否か、又は作業者がリスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定し、予測されたリスクと作業者状態とに応じて作業機械又は作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示することを特徴とする。
【0009】
本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータに、作業者の少なくとも周囲の状況を示す環境情報及び作業者の状態を示す作業者情報を取得する処理と、環境情報及びリスク情報を用いて、発生し得るリスクを予測する処理と、少なくとも作業者情報に基づいて、作業者がリスクを認識しているか否か、または作業者がリスクへの対応が可能であるか否かの少なくともいずれか一方を作業者状態として判定する処理と、予測されたリスクと作業者状態とに応じて作業機械または作業補助機器の少なくともいずれか一方に対して、所定の動作を指示する処理とを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業者の状態に応じて、柔軟にリスクへの対処方法を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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