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公開番号
2024179759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098882
出願日
2023-06-16
発明の名称
電波状況可視化装置、電波状況可視化方法、及び、電波状況可視化プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
29/08 20060101AFI20241219BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電波の到来状況を改善するための施策の策定を適切に支援する。
【解決手段】電波状況可視化装置30は、個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報310を取得する環境情報取得部31と、当該環境要因との関係に基づく当該来状況を表す到来状況情報320を取得する到来状況情報取得部32と、取得された環境情報310と到来状況情報320とを表す画像330を生成する生成部33と、画像330を表示装置40に出力する出力部34と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得する環境情報取得手段と、
前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得する到来状況情報取得手段と、
取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成する生成手段と、
前記画像を表示装置に出力する出力手段と、
を備える電波状況可視化装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記生成手段は、実際の空間を、仮想現実、拡張現実、あるいは複合現実により表した前記画像を生成する、
請求項1に記載の電波状況可視化装置。
【請求項3】
前記環境情報を変更するための入力情報を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記環境情報取得手段は、前記入力情報に基づいて前記環境情報を変更し、
前記到来状況情報取得手段は、前記入力情報に基づいて変更された前記環境情報から算出される前記到来状況情報を取得する、
請求項1または請求項2に記載の電波状況可視化装置。
【請求項4】
前記環境情報は、電波の発生源の位置、電波の発生源から出力される電波の強さ、及び電波の到来を阻害する阻害要因の少なくともいずれかを表す、
請求項1または請求項2に記載の電波状況可視化装置。
【請求項5】
前記生成手段は、個々の場所に関する前記到来状況に応じて個々の場所に関する前記画像を表す態様を変更し、前記阻害要因を所定の態様により表した前記画像を生成する、
請求項4に記載の電波状況可視化装置。
【請求項6】
前記環境情報は、前記阻害要因として、障害物の存在状況を表す情報、植生の状況を表す情報、及び天候に関する情報の少なくともいずれかを含む、
請求項4に記載の電波状況可視化装置。
【請求項7】
前記到来状況情報は、電波の強度、及び電波の品質の少なくもいずれかを表す、
請求項1または請求項2に記載の電波状況可視化装置。
【請求項8】
前記到来状況情報取得手段は、特定の場所における前記到来状況の測定値を取得し、前記測定値を用いて、前記特定の場所とは異なる場所における前記到来状況を算出する、
請求項1または請求項2に記載の電波状況可視化装置。
【請求項9】
情報処理装置によって、
個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得し、
前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得し、
取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成し、
前記画像を表示装置に出力する、
電波状況可視化方法。
【請求項10】
個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得する環境情報取得処理と、
前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得する到来状況情報取得処理と、
取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成する生成処理と、
前記画像を表示装置に出力する出力処理と、
をコンピュータに実行させるための電波状況可視化プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電波状況可視化装置、電波状況可視化方法、及び、電波状況可視化プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
携帯電話、警察や消防等における無線通信など、無線通信は様々な場所において行われており、無線通信が利用可能な場所を容易に特定できるように電波の到来状況を可視化する技術が期待されている。
【0003】
上述の技術に関連して、特許文献1には、電波の到来状況を視覚的に把握するための無線測定システムが開示されている。このシステムは、カメラ装置と、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置と、を備える。このシステムは、複数のアンテナ素子の少なくとも一部において受信された同期信号のチャネル推定結果に基づいて、当該同期信号の到来角度毎の電波伝搬特性を示す情報を生成する信号処理装置を備える。そしてこのシステムは、各到来角度に応じた角度範囲をカメラ装置によって撮像した画像データと電波伝搬特性を示す情報とを合成して表示装置へ出力する画像処理装置を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/203823号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
個々の場所における電波の到来状況は、例えば、電波の伝搬に影響を及ぼす障害物の存在状況等を含む様々な環境要因に依存する。そして現時点で電波の到来状況が悪く無線通信を行うことが困難な場所であっても、上述した障害物を移動させることなどの施策を行うことによって、電波の到来状況を改善することができる。即ち、電波の到来状況を改善するための施策の策定を適切に支援することが課題である。上述した特許文献1は、このような課題を解決するのに十分であるとは言えない。
【0006】
本発明の主たる目的は、電波の到来状況を改善するための施策の策定を適切に支援することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る電波状況可視化装置は、個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得する環境情報取得手段と、前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得する到来状況情報取得手段と、取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成する生成手段と、前記画像を表示装置に出力する出力手段と、を備える。
【0008】
上記目的を達成する他の見地において、本発明の一態様に係る電波状況可視化方法は、情報処理装置によって、個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得し、前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得し、取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成し、前記画像を表示装置に出力する。
【0009】
また、上記目的を達成する更なる見地において、本発明の一態様に係る電波状況可視化プログラムは、個々の場所における電波の到来状況と関係がある環境要因を表す環境情報を取得する環境情報取得処理と、前記環境要因との関係に基づく前記到来状況を表す到来状況情報を取得する到来状況情報取得処理と、取得された前記環境情報と前記到来状況情報とを表す画像を生成する生成処理と、前記画像を表示装置に出力する出力処理と、をコンピュータに実行させる。
【0010】
更に、本発明は、係る電波状況可視化プログラム(コンピュータプログラム)が格納された、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記録媒体によっても実現可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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