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公開番号
2024177675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-23
出願番号
2023095938
出願日
2023-06-11
発明の名称
シート形状体温計
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G01K
13/20 20210101AFI20241216BHJP(測定;試験)
要約
【課題】新型コロナウイルス感染拡大や高齢化社会に向け、日常の体温を常時測定する体温計も登場したが、従来の体温計は、マスクに設置したり、耳穴に挿入したりと、自ら能動的に計測をする必要があり、自動的に体調管理等を行う体温計は存在しなかった。
【解決手段】シート状の温度センサ部と、前記温度センサ部で測定した測定データを処理する処理部と、前記温度センサ部で測定した測定データを通信する通信部と、を備えることを特徴としたシート形状体温計を利用することによって、日常である睡眠をとる際に頭部を載せる枕を利用して体温を測定し、データ保存するため、能動的に計測せずともデータが保存され、健康・体調管理を行うことができることとなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状の温度センサ部と、
前記温度センサ部で測定した測定データを処理する処理部と、
前記温度センサ部で測定した測定データを通信する通信部と、
を備えることを特徴としたシート形状体温計
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
振動するシート状の振動部と、
を備えることを特徴とした請求項1のシート形状体温計
【請求項3】
前記温度センサ部と、前記振動部が枕に収納可能である、
ことを特徴とした請求項2のシート形状体温計
【請求項4】
前記処理部は、前記温度センサ部で測定した測定データ又は事前に設定されたデータに基づき前記振動部の振動を制御する、
ことを特徴とした請求項2のシート形状体温計
【請求項5】
音出力部を備え、
前記音出力部は、測定した測定データ又は事前に設定されたデータに基づき音声を出力する、
ことを特徴とした請求項1のシート形状体温計
【請求項6】
接続部を備え、
前記接続部は、外部体温計と接続することが可能である、
ことを特徴とした請求項1のシート形状体温計
【請求項7】
前記外部体温計で計測した体温データと、前記シート状の温度センサ部で計測した体温データの差分であるオフセットデータを用いて、前記シート状の温度センサ部で計測した体温データを補正する、
ことを特徴とした請求項6のシート形状体温計
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート形状とした体温計に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
体温計は、広義には動物の体の体温を計測するための温度計を指し、狭義には人の体温を測ることを目的したものである。概ね32℃から42℃までの範囲を測定できる。体温が42℃を超えると死亡の危機であり、その状態において正確な体温を測定することに意味がないためである。
【0003】
従来の体温計は、直接肌に接触させ体温を測定するものが主流であったが、近年では、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、不特定の人が出入りする施設などでは、検温のための場所を設けて、施設利用者に簡易的な検温を実施しており、このような体温測定では、測定者が手持ちできるハンディータイプのものや、赤外線を放射して映像を撮影し、体温を測定するシステムも登場している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-163591号公報
特開2023-46489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
新型コロナウイルス感染拡大や高齢化社会に向け、日常の体温を常時測定する体温計も登場したが、特許文献1や特許文献2に記載の通り、マスクに設置したり、耳穴に挿入したりと、自ら能動的に計測をする必要があり、自動的に体調管理等を行う体温計は存在しなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、シート状の温度センサ部と、前記温度センサ部の測定データを通信する通信部と、前記温度センサ部の測定データを処理する処理部と、を備えることを特徴としている。
【0007】
請求項2の発明は、振動するシート状の振動部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
請求項3の発明は、前記温度センサ部と、前記振動部が枕に収納可能である、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、日常である睡眠をとる際に頭部を載せる枕を利用して体温を測定し、データ保存するため、能動的に計測せずともデータが保存され、健康・体調管理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るシート形状体温計100の利用方法を示す図であり、電子機器200に測定された体温(36.5℃)が表示されている様子を示す図である。
本発明の実施形態に係るシート形状体温計100の機能構成ブロック図である。
本発明の実施形態に係る電子機器200の機能構成ブロック図である。
利用者Mが本発明の本実施形態に係るシート形状体温計100を利用するために必要な初期設定をする際における処理例を示すフローチャート図である。
本発明の本実施形態に係る電子機器200に表示される初期設定画面の一例を示す図である。
利用者Mが本発明の本実施形態に係るシート形状体温計100を使用する処理例を示すフローチャートである。
本発明の本実施形態に係る電子機器200に表示される複数日のデータを画面表示する一例を示す図である。
本発明の本実施形態に係る電子機器200表示される単一日のデータを画面表示する一例を示す図である。
利用者Mが本発明の本実施形態に係るシート形状体温計100及び外部体温計400を使用する処理例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るシート形状体温計100及び外部体温計400の利用方法を示す図であり、電子機器200に測定された体温(36.5℃)が表示されている様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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